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更新日 :2023年09月30日

靴の汚れの落とし方を布・革の素材別に解説!お酢で黄ばみもとれる!

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毎日、外で履く靴は汚れています。雨の中を歩いたり、土を歩いたりするとさらに汚れが付着しますよね。靴の汚れは身近なものでこまめに落としましょう!靴の素材によって、布、革、長靴のようにビニールやゴム製のもので分けて落とし方を解説していきます。

布の靴の洗い方

スニーカーなどの布製の靴

まず最初に紹介するのは、布製の靴の洗い方。スニーカーなど、多くの靴が布製ですよね。特に白い布製の靴は汚れやすいです。しかし、布の靴はがっつり水洗いできるので簡単。まるっときれいにしちゃいましょう♪

用意するもの

・靴ブラシまたは歯ブラシ

・中性洗剤(台所用など)または石けん

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靴を洗うときはウタマロ石けんがおすすめです。蛍光増白剤が配合されているので、靴の泥汚れが落ちやすいんです。除菌や消臭もできるウタマロ石けんは、スニーカーや上履き、靴下など白いものをたびたび洗う方なら持っておきたいアイテムですね。

   手 順  

1. 靴紐・中敷を外す

洗う前に、靴紐と中敷を外しましょう。洗うときの邪魔になります。外した靴紐と中敷は洗濯機で洗うことができますが、洗う前に色落ちチェックを忘れないようにしましょう。

2. ブラシでゴシゴシと洗う

洗剤をつけたブラシで靴をゴシゴシと洗っていきます。歯ブラシは、靴のこまかい隙間の汚れを落とすのにぴったり。おうちにあると思うので、活用してみてください。

3. 洗剤を流す

洗い終わったら、洗剤を流していきます。繊維の中にすすぎ残しがないよう、ブラシも使ってしっかりすすいでください。洗剤残りは黄ばみの原因になります。

4. 水気を取り、干す

洗い終わったら、タオルなどで水気を取ります。水分が残っていない方が早く乾きますよ。そして靴は通しの良い日陰で干しましょう。完全に乾くまでに時間がかかる場合もありますが、数日かかってでも確実に乾かすようにしましょう。生乾きは臭いのもと!

ちなみに、洗濯機の機種によっては靴も洗うことができます。靴を洗濯機で洗うのはちょっと心配…というあなた。ポイントを押さえれば洗濯機で洗うのは簡単です!「スニーカーは洗濯機で洗える!?靴の洗い方と洗剤を徹底解説」をチェックしてみてください。

そして、スニーカーのより詳しい洗い方は「スニーカーの手入れには中性洗剤!レザー製はブラシとクリームでケア」をチェック。汚れがひどいときはぜひつけ置きの方法を参考にしてください。

スニーカーのお手入れについて靴のお手入れのプロに聞いてみた!

「ユアマイスター」では、靴のお手入れのプロに「オススメするスニーカーのお手入れ方法とその頻度について教えてください。」と聞いてみました。たくさんのプロの方の意見の中から、一部を紹介させていただきます!

靴磨き専門店Burnishさん(大阪府)

スニーカーの中でも種類があります。スエード素材であれば専用ケアがありますのでそちらを使ってください。キャンバス素材は丸洗いして、1週間ほど日陰で乾かしてください。日向で乾かしますと色移りする場合があります。

 

服部靴修理店さん(東京都)

色々な素材のスニーカーがありますが、キャンバスやナイロンのスニーカーの場合、普段のお手入れのやりすぎは良くないので、防水スプレーなどを適度に使うのがいいかと思います。また、履いた後にはブラッシングをしてあげるのも良いです。

素材にもよりますが、水洗いでキレイにする、また防水スプレーを使うことで、雨の日の汚れを少しでも減らすことができるみたい。あまり水洗いをしすぎないようにすることも、靴を傷めないためのポイントみたいですね。

「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。自分でお手入れするときも、プロにお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!

革靴の洗い方

革靴

続いて革靴です。普段のお手入れでもちょっと大変なのに、それがもし汚れてしまったときは途方に暮れてしまいますよね。

実は、革靴も水洗いできるものがあるんです。一般的な革靴起毛革に分けて汚れの落とし方を解説します。

一般的な革の洗い方

まずは、一般的な本革の靴から。スエードなどの起毛したものの革はまた違ったお手入れになるので、この後をチェックしてくださいね。多くの汚れは、水洗いをせずに落とすことができますよ♪

汚れ落としクリームでキレイに

革靴の汚れを、汚れ落としクリームでキレイにします。

用意するもの

・汚れ落としクリーム
・革用クリーム
・布

   手 順  

1. 汚れ落としクリームで全体を拭く

汚れ落としクリームは、革靴についた汚れはもちろん、古い油も取り除きます。
実は古い油も落とした方がいい汚れの一つ。定期的に取り除いてあげることが大切。汚れているように見えなくても、月に1回は汚れ落としクリームを使うのがおすすめです。

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軟水をベースに作られた商品で、革靴に浸透して汚れを浮き上がらせます。落としにくい雨染みにも使えるステインリムーバーです。革靴をよく履くという方にはおすすめ。

2. 革用クリームで革靴を保湿する

汚れを落としたら、しっかり革用クリームで革靴を磨きましょう。軽い汚れや傷なら、これだけでも目立たなくなります。水洗いに踏み切る前に試してみてくださいね。

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ゼリー状の皮革用クリーム。靴に浸透し、表面がべたべたしないタイプです。乳液のような柔らかいテクスチャーで、革の表面に潤いと柔軟性を与えてくれます。汚れ落としのリムーバーと一緒にどうぞ。

水洗い

汚れ落としクリームだけでは汚れが落ちなかったという場合には、水洗いをしましょう。革靴を水洗いすると言っても、靴に直接水をかけて濡らさないのがポイント。意外と難しくないのでご安心を♪

用意するもの

・サドルソープ(ボディソープを薄めたものでも代用可)
・汚れ落としクリーム
・布
・柔らかめのスポンジ
・新聞紙、またはシューキーパー

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  手 順  

1. 靴紐を外す・汚れを落とす
靴を洗う前に、まずは紐を外します。そして、汚れ落としクリームと布を使って、汚れを落としましょう。クリームを全体に塗ることで、古いオイルを取り除くためでもあります。

2. 全体を濡らす
水を含ませたスポンジを使って全体を濡らします。靴に直接水をかけるのではなく、濡れたスポンジから水分を移していくようなイメージで、徐々に湿らせていきましょう。

3. 泡で洗う
全体を濡らしたら、靴を洗います。スポンジで洗剤を泡だて、優しく洗いましょう。

4. 泡を拭き取る
サドルソープには革の潤いを保つための成分が含まれているので、洗い流す必要はありません。スポンジや柔らかいタオルを使って、泡を拭き取りましょう。

5. 乾燥させる
新聞紙やシューキーパーを入れて乾燥させます。直射日光には当てずに、風通しの良い日陰で乾かしてください。

より詳しく、革靴の洗い方を知りたい方は「革靴の洗い方を解説!臭いの落とし方と普段の手入れ方法とは?」をチェック。革靴を洗う前に確認したいことや、普段のお手入れについても詳しく紹介しています。

起毛革の洗い方

スエードなどの起毛革は、ケバだった繊維の間に汚れがたまりやすいです。その溜まった汚れはブラッシングできれいにできます。ブラッシングでも汚れが落ちなければ、水洗いをしましょう。スエードは洗えなそう…と思われがちですが、ポイントを押さえれば洗うこともできるんですよ♪

ブラッシング

スエードの汚れ落としはブラッシングが基本。専用のブラシを使うとスムーズです。

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スエード靴のブラッシングにはゴムブラシが便利。このブラシはゴムの部分も毛の部分もあるので重宝しそうです。ゴムがスエードの繊維の奥の汚れも吸着してキレイにしてくれます。毛のブラシを使って毛並みを整えるのも忘れないでください。スエードのお手入れを始めるときに1本あるといいですね。

水洗い

ブラッシングをしてもどうにもならなかった汚れは、水洗いでキレイにしましょう。洗い方のポイントはこちら。

用意するもの

・ゴムブラシ
・スポンジ
・シャンプー

 

   手 順  

 

1. 靴紐を解く・ブラッシングする
靴紐が付いている場合は、靴紐をはずします。ホコリを取るために、先ほど紹介したブラッシングをします。

2. 靴を湿らせる
水を含ませたスポンジを用意し、起毛革に水分を移すように湿らせていきます。

3. シャンプーで靴を洗う
シャンプーは、普段髪を洗っているものでOK。スポンジにシャンプーをつけ、十分に泡だててから洗っていきます。

4. シャンプーをスポンジで取り除く
濡れたスポンジを使って、シャンプーを吸い取るように流していきます。

5. 乾燥させる
風通しの良い日陰で乾かしましょう。

もっと詳しいやり方が知りたい方は「スエードの靴の汚れの正しい洗い方とは?普段のお手入れ方法も解説」を参考にしてみてください。ちょっと手間はかかってしまいますが、お気に入りのスエード靴を水洗いしてさっぱりキレイにできるなら、やってみたいですね♪

ビニール・ゴム製靴の洗い方

長靴

最後に紹介するのは、ビニール・ゴム製の靴。代表的なのは長靴です。長靴を洗いたい!となることはあまりないかもしれませんが、履いていると汗をかきますよね。それが臭いの原因になってしまうことも…。

長靴の臭いを防ぐためには、シーズンに1回は洗うことが大切です。長靴はビニールの素材でできていることが多く、汚れも落としやすいもの。手間もそこまでかからないのでトライしてみてください。

用意するもの

・重曹
・バケツ
・靴ブラシ
・スポンジ
・タオル

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   手 順  

1. バケツに重曹水を用意する

重曹水は、水250mlに大さじ1の重曹を溶かして作ります。長靴を洗うので、水はたっぷり目に用意しましょう。一般的なバケツには10Lぐらいの水が入ります。そのため、バケツに水を溜めたときにはカップ3〜4杯分の重曹を加えます。

2. 長靴を洗う

長靴を洗います。バケツの中に長靴を漬け込み、外側はもちろん、内側まで洗いましょう。内側は、柄の付いた靴用ブラシを使うと楽ですよ。外側は、スポンジで洗うのがおすすめ。

擦っただけでは汚れが落ちないという場合には、重曹水につけ置きしましょう。
2~3時間ほど経ったら、もう一度こすり洗いをしてみてください。

3. 水気を取り、干す

タオルで水気をとり、風通しの良い日陰で長靴を干します。長靴は形が崩れやすいので、干すときには壁に立てかけるなど工夫をしてみてくださいね。

気になる部分の汚れの落とし方は?

ここまで、靴の種類によって洗い方を紹介してきました。しかし、どの種類の靴でも共通して気になる汚れというのもありますよね。例えば、ソールの汚れや黄ばみ。

ソール部分の汚れには?

ソールとは、地面に接する靴の底の部分です。地面に接している部分なので、とても汚れやすいもの。ソールの汚れなんて落ちるわけない…と諦めてしまっている方も多いのでは?しかし、汚れを落とす方法はいろいろあるんです。

消しゴムで汚れをこする
歯磨き粉と古い歯ブラシでゴシゴシ
・アルコールで拭き取る
重曹ペーストを使って
メラミンスポンジで洗う
クレンザーで落とす

おすすめなのは、消しゴムを使う方法。身近な消しゴムで靴のソールの汚れが簡単に落とせちゃうなら、試さない手はないですね♪

黄ばみには?

白いスニーカーなど、黄ばみが目立つ靴もありますよね。しかも、その黄ばみが案外落ちにくいです。洗ったはずなのに黄ばみが悪化した、という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

黄ばみは、お酢を使うとキレイになることがあります。なぜなら、黄ばみはアルカリ性の汚れで、酸性のお酢が効果的だから。

   手 順  

1. 中性洗剤とブラシで靴を洗う

まず靴を洗いますが、先ほどと同じ手順です。靴紐、中敷を外すのも忘れないでくださいね。靴紐を洗うときは色落ちチェックも忘れずに。

2. 洗剤を流す
洗い終わったら洗剤を流します。まだお酢は使いません。

3. バケツに水をため、お酢を加える

バケツいっぱいの水を用意し、そこにお酢を200ccほど加えます。

4. バケツの中に靴をいれ、つけ置きする

バケツの中に靴を入れます。最初はお酢のにおいが気になりますが、徐々に消えるので我慢です。そのまま2〜3時間ほど置きます。

5. 靴をすすいで、乾かす
時間が経ったら、靴をすすぎます。そのあと水気を取って風通しのよい日陰で靴を干します。

靴を洗うときのひと手間で黄ばみも落とすことができるんですね。今度、靴を洗うときには試してみてください!

洗った後には

洗った後には防水スプレーを使いましょう。防水スプレーは、水だけではなく、汚れも弾いて防止します。使わない手はありません!新しく買った靴も使い始める前に防水スプレーをすると、キレイな状態をキープできますよ。

まとめ

ここまで、靴の汚れを落とす方法を紹介しました。自宅にあるもので簡単にお掃除できることが分かったはず。ぜひキレイにしてみてくださいね!

しかし、汚れが古すぎたり、カビが生えて閉まっている場合は、洗ってもなかなか落ちないときも。それがお気に入りの靴だと、自宅で洗うのは心配なこともありますよね。

そんなときは、プロにクリーニングをお願いするのがおすすめ。お手入れのプロなら、靴を傷めずにキレイにしてくれるはず♪

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※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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