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更新日 :2020年01月01日

ピアスを自分で手入れする方法とは?ファーストピアスも手入れする?

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耳元のおしゃれに欠かせないピアス。
「毎日お気に入りのピアスにつけかえている」
という方も多いのではないでしょうか?

そんな使い終わったピアスですが、
「外したままケースへ収納している」
……なんて声が聞かれることも。

ピアス好きだから知っておきたい、お手入れの大切さやお手入れのコツ、保管方法をチェックしておきましょう。

ピアスのお手入れをしないとどうなるの?

ピアスは、アクセサリーの中でももっとも、汚れやすいアイテムだと言われています。
肌と接している部分が多く、皮脂や汗、ファンデーションやヘアスプレー、ワックスなどが付着しやすい耳元は、実は雑菌でいっぱいなんです。

ピアスの場合、ピアスホール内にも汚れが溜まります。
この内側の汚れは、毎日の入浴や洗顔では落としにくく、より環境が悪化してしまうでしょう。

このような状態にもかかわらず、ピアスをつけた後はそのまま収納、ではどんどん汚れや雑菌が増えていきます。ピアスホールの炎症や膿みといったトラブルや、ピアス自体の変色、変質へつながる場合もあるでしょう。

いつでも清潔な状態でピアスを使いたいなら、使用後にきちんとお手入れしたいですね。

ピアスのお手入れの仕方をご紹介

それでは、実際にピアスをお手入れする手順をみてみましょう。

用意するもの
ティッシュややわらかい布
中性洗剤
消毒用エタノール
タオル
手順
1
ピアスの汚れを拭き取る

清潔なティッシュやメガネクリーナーなどの柔らかい布でピアスの汚れを拭き取ります。
お手入れの時間がない場合でも、この拭き取りだけは必ず行ってから保管しましょう。

2
中性洗剤で汚れを落とす

ピアスを洗剤で洗う場合は、中性洗剤を使用します。
酸性、アルカリ性の洗剤を使ってしまうと、変色・変質の原因になるため、注意しましょう。
お肌と同じように、たっぷりの泡を作り、優しく包み込むイメージで汚れを落としましょう。

3
タオルドライしてエタノール消毒

洗い終わったピアスは、清潔なタオルへ水分を含ませるようにして、水気を取ります。
最後に、消毒用エタノールを含ませたティッシュで拭き上げて、お手入れ完了です。

※シルバー系のピアスが黒ずんでいる場合は、汚れではなく硫化しています。
この場合は、シルバー磨き専用のクロスを使ってケアしましょう。

ピアスの保存方法

お手入れが終わったピアス、どうやって保管するのが正解でしょうか?
正しい保管方法を選べば、ピアスの寿命が長くなったり、からまりを防いだりできます。
持っている人が特に多い、スタッドピアスとフックピアスの収納をみてみましょう。

・スタッドピアス
モチーフや石にまっすぐな棒をつけ、キャッチで止める、もっともスタンダードなスタッドピアス。気付けば、自宅にスタッドピアスがいっぱい……という方も多いと思います。

スタッドピアスは、毎回ピアス専用のケースへ入れて、使う度に取り外して……は面倒なもの。そんな時には、指輪用のケースを利用してみましょう。

お手入れし終わったピアスは指輪ケースのすき間へ入れて、キャッチはまとめて小物入れなどに収納すれば、さっと取り出せて便利です。この方法は、ピアスの棒の部分が空気に触れにくいため、硫化も防げます。

・フックタイプ
耳へ直接かけるフックタイプのピアスは、ピアススタンドにかけておくのが便利です。
取り出しやすく、見た目も可愛いため、一つ持っておくだけで気分が上がります!

「ピアススタンドは高いから……」
と迷っているなら、コルクボードにオシャレな画びょうを挿したり、目が粗めの金網で代用したりするのも、良い手段です。
100円ショップで揃えられるアイテムを上手に活用して、賢くおしゃれに収納しちゃいましょう!

ファーストピアスはお手入れすべき?

ピアス穴を開けたら1~2ヶ月くらいつけっぱなしになるファーストピアス。
そのため、
「雑菌が繁殖してしまうのでは?」
「ピアス穴が腫れたり膿んだりしたらどうしよう」
そんな不安がつきまといますよね。

そこで、皮膚科医の先生に尋ねてみたところ、ファーストピアスを開けた後の消毒は不要とのことでした、消毒液が強すぎた場合逆にトラブルを起こすケースもあるのだそうです。

ファーストピアスを開けたら、気になる気持ちを抑えて、できるだけ手指で触らないようにするのが基本。入浴の際に、泡立てた石けんでピアス周辺をさっと洗うだけで、消毒は十分です。

「ピアスホールを開けた後は、できるだけ前後に動かした方がいい」
という話もありますが、何もしないでそっとしておいた方が、腫れや膿みを防げるそうですから、覚えておきましょう。

ピアス穴が完成したら、ファーストピアスは処分します。
先のとがったファーストピアスを、その後も使用してしまうと、ホール内に見えない傷がつき、炎症や膿みの原因になるため、お気に入りデザインであっても再使用は控えましょう。

まとめ

ピアスの正しいお手入れ方法が分かりました!
ピアス穴のトラブルを起こさないためにも、いつでも清潔な状態を保つようにしましょう。

ピアスは小さなアクセサリーのため、しまい方も大切!
見やすく、しまいやすい収納で、お気に入りのピアスを賢く可愛く保管してくださいね。