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更新日 :2024年03月14日

エアコンのルーバーが動かない時は自分で修理!写真付きで掃除方法も

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エアコンの風向きを変える重要な役割を果たしているルーバー。長く使用していると「動かない」「異音がする」「折れてしまった」などのトラブルが起こってしまいがち。エアコンを買い換えるしかないか……と思う前に、対処方法があるので自分で直してみましょう!今回は、エアコンのルーバーの修理方法と掃除方法も紹介します。

エアコンのルーバーとは?

そもそもエアコンの「ルーバー」とは風向き調整の役割を担う、吹き出し口に付いている羽の部分の名称です。メーカーによってはフラップと呼ばれることもあります。

上記写真の○で囲われた羽の部分が、モーターと連結して動く仕組みになっています。この構造上、連結部分が常に動いていて擦れている状態なので、経年劣化によるトラブルが起きやすいパーツです。

ルーバーが動かない原因とその見分け方

自分で修理できるか

見分け方

ルーバーの破損

できる

風向表示が動く

モーターの故障

できない

風向表示が動かない

上の表はエアコンのルーバーが動かない・閉まらない時の原因別に「自分で修理が可能か」と「原因の見分け方」をまとめたものになります。ルーバーが動かない・閉まらない場合、まずは壊れてしまった原因を特定することが大切です。ルーバーの故障で考えられる原因には「ルーバー自体の破損」「モーターの故障」の2つが挙げられます。

ルーバー自体が破損している場合、新しいルーバーを取り付ける必要があります。何だか難しそうに感じますが、ルーバー自体の破損は自分で取り付けることが出来ますよ。反対に、モーターが故障している場合、素人が修理するのはとても大変。ルーバーがプラプラとぶら下がっているような状態の時は、モーターが故障している可能性が高く、業者さんに依頼することがおすすめです。

POINT
・ルーバーの故障→自分で修理できる
・モーターの故障→業者に依頼する

動かない原因の確認手順

実際、どちらが原因なのか確認する方法をここから写真付きで紹介します。用意するものは特に必要ありません!

手順

1. ルーバーを取り外す

ルーバーは基本的に、真ん中右端・左端で固定されています。エアコンの電源を切り、まずは真ん中の固定部分を外しましょう。ルーバーを少し曲げながら取り外すので慎重に。

真ん中が外れたら、次は両端の固定部分を外します。その後、ルーバーを弓のようにしならせると外れます。

2. 電源を入れ、風向を変える

ルーバーを外したら、実際に電源を入れてみましょう。この時のリモコンの風向表示を確認することでルーバーとモーターのどちらが原因なのかを特定することが出来ます。

・風向が動くルーバーの破損
・風向が動かないモーターの故障

さて、あなたのエアコンのルーバーが動かない原因はどっちでしたか? モーターの故障だった場合は、すぐ業者さんに相談してくださいね。
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ルーバーが故障した際の交換方法

ここからは、ルーバーが折れたなど破損していた場合の具体的な対処法について紹介していきます。基本的な作業はルーバーの交換です。実際にやっていきましょう!

用意するもの
・新しいルーバー

エアコンのメーカーによってルーバーの形は異なるので、メーカーor電気屋さんからルーバーを購入する必要があります。その際には

・メーカー
・型式
・製造年数
・症状

をしっかりと確認してから購入するようにしてくださいね。ただし10年以上経ったエアコンの部品は置いていないことも多いです。エアコン自体の寿命も10年ほどであることから10年以上経っていた場合は買い替えも視野に入れましょう。

手順

1. 壊れたルーバーを取り外す

ルーバーは基本的に、真ん中右端・左端で固定されています。エアコンの電源を切り、まずは真ん中の固定部分を外しましょう。ルーバーを少し曲げながら取り外すので慎重に。

真ん中が外れたら、次は両端の固定部分を外します。その後、ルーバーを弓のようにしならせると外れます。

2. 新しいルーバーを取り付ける

エアコンに新しいルーバーを取り付けます。メーカーごとに異なる場合があるので、それぞれの説明書をしっかり読んでから行いましょう。これで完了です!

エアコンルーバーの簡単お手入れ方法

せっかく新しいルーバーに変えたら、できるだけきれいに使いたいですよね。そこでルーバーのお掃除方法を紹介します。実はルーバーはとてもカビが生えやすい箇所。お手入れは大切ですよ。

用意するもの
・エタノール
・ティッシュ
・歯ブラシ
手順

1. ホコリやカビを拭き取る

ティッシュにエタノールを含ませて、表面についたホコリやカビを拭き取ります。

2. 細かい部分は歯ブラシで

ティッシュで落ちなかった細かい汚れは、歯ブラシで擦りながら落としていきましょう!これで終わりです。とっても簡単ですよね。

これらのお手入れをこまめにすることでルーバーの劣化を防ぎ、長持ちさせることが出来ます。また水分もプラスチックの劣化に繋がる可能性があるため、掃除した後は換気も忘れずにしてみてくださいね。

エアコンには「フィルター」「カバー」「エアコン内部」など掃除できる場所が他にもあります。これを機に掃除してみたいという方はこちらの記事を参考にしてみてください♪

ちなみにエアコン内部の掃除は難しいので、業者さんに依頼するのがおすすめです!

まとめ

今回はエアコンのルーバーが壊れた時の対処方法を紹介しました。エアコン周りの作業って難しそうですが、意外と簡単でしたよね。ルーバーをしっかりと修理&お掃除して、快適な室温で暮らしましょう。

先ほども紹介しましたが、エアコンが故障しているケースもあります! その時は迷わず業者さんに相談してください♪

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