引っ越しをする際に、いろいろな手続きが必要になりますが、その中でも生活に絶対に必要な水道の手続き。
新居の水道の開通手続きに気を取られてしまい、旧居の水道の停止手続きを忘れてしまう方が意外に多いそうです。
引っ越し作業に追われて、手続きを忘れていると、新居と旧居の二重の請求が来てしまうことも。
「引っ越しした月の水道代はどうなるの?」「手続きはどうしたらいいの?」
忙しい引っ越しの中、他にもやることはいっぱいで不安になっちゃいますよね。
ということで、今回は、失敗しない水道の引っ越し手続きのタイミングやポイントについて、詳しく紹介していきます♪
目次
まずは、全体の手続きの流れを押さえておきましょう。 水道の引っ越しで必要なことは、以下の3点です。
どのように手続きしていくのか、これから細かくお伝えします♪
今まで住んでいた旧居の管轄水道局に、電話かインターネットで停止手続きの連絡をします。
連絡の際には、スムーズに手続きができるよう、名前、現住所、停止日時の他に、「お客様番号」「給水番号」がわかるよう、手元に用意しておきましょう。
連絡が直前になり、祝日や土日にかかって連絡ができなくなってしまわないよう、遅くても、引っ越しをする1週間前には済ませておくと安心ですね。
引っ越し時に、水道局の係員がメーターの確認をして料金の清算となる場合もあります。
同じ管轄内での引っ越しの場合、連絡して旧居の停止や新居の開始手続きをすれば、ほかに書類などは必要ない場合がほとんどです。
ただし、管轄の違う場所へ引っ越しする場合には、旧居の利用停止と新居の給水開始を2ヶ所の水道局へ連絡して手続きをする必要があるので、注意してくださいね。
給水の開始や停止の連絡の際に必要となる給水番号がわからないとき、どこをチェックしたらいいのでしょうか?
給水番号が記載されている4つのもののいずれかがあればOKです。
玄関のドアや郵便ポスト、水道メーターなどに水栓番号のシールが貼られている場合があります。
水道局の係の人が検針に来る際に置いていく「使用水量のお知らせ」には水栓番号が記載されています。
水道料金の支払いの請求書や納付書にも水栓番号が記載されています。
水道料金を支払いした時に配布される領収書にも水栓番号は記載されています。
水栓番号のほかに「お客様番号」が記載されていたら、お客様番号を使って手続き可能な場合もありますので、問い合わせしてみてくださいね。
注意
自治体によって、水道の手続きが異なる場合もありますので、詳しい手続きは、各水道局にしっかり確認してください。
水道を停止する日までの料金は、担当者にその日までの使用量をメーターで確認して日割りで料金を算出してもらい、その場で支払うか、後日クレジットカードや口座引き落としとなります。
引っ越しで旧居の水道停止の連絡を忘れていると、水道を全く使っていなくても、基本料金が発生し、水道料金が発生してしまいますので、忘れずに水道停止の手続きをしておきましょう!
引っ越し先では、そのまま水道が使えるようになっている場合が多いです。
そのまま水道が出ない場合には、バルブがしまっている可能性があるので、水道のメーターボックス(量水器)手前にある水止め栓を左に回すと水が出るようになりますよ。
自分で開栓して水道を使えるので、引っ越しが土日になっても問題ありません。
使えるようになったら、新居に入るときにもらう「水道使用開始申込書」に記入してポストに投函するか、インターネットで手続きを行います。
新居のポストなどに「水道使用開始申込書」が入っていない場合や、水止め栓を開いても水が出ない場合には、水道局へ連絡してチェックしましょう。
入居当日から水が使えるよう、引っ越しの1週間前までには、水道局へ連絡してくださいね。
水道の使用の停止手続きのをしたあと、やむを得ず、手を洗いたかったり、トイレに行きたいなんてこともあると思います。
東京都水道局の場合には、1立方メートル以内はメーターが回りませんので、停止手続きをした後でも、数回の手洗いやトイレ程度であれば、水を使用することができるんですよ。
いざというときには、停止手続き後でもトイレに行って大丈夫!!
ぜひ覚えておいてくださいね♪
水道の引っ越しは、立ち会いが必要かについても押さえておく必要があります!
バタバタすることなく引っ越しを行うには、ちゃんと確かめておきたいですね♪
オートロックなど、旧居が外から水道のメーターを確認できない住居での閉栓時や、閉栓してそのまま水道料金の精算をする場合は、立ち会いを求められます。
日時調整なども必要なので、ギリギリに連絡すると、希望の日に立ち会いできないかもしれません。
滞りなく手続きを進めるためには、余裕をもって利用停止手続きの連絡をしておくのがおススメです。
新居ではたいていそのまま水道が使えるようになっているため、ほとんどは立ち会いなしで開栓できます。
それでも水が出ない、開栓場所がわからないなどの場合は、水道局に連絡して対応方法を教えてもらいましょう。
最後に、手続きのし忘れがないようにするちょっとしたコツをご紹介します!
毎日の生活に欠くことのできない水道。
引っ越しには、水道のほかにも、電気、ガス、電話、インターネットなど、様々な手続きや住所変更が必要となります。
そうなると、何をやって何が終わっていないか、どこにいつ連絡したらいいのか、やることがいっぱいで、引っ越し直前になるとさらに大変になってしまいます。
そんな時には、引っ越しに必要なもの、やることをリストにして一覧にしておくのがおススメです!
手続きし忘れのないように、リストなどにして計画的に引っ越しを進めていきましょう♪
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一部の地域や事業では、ライフラインの住所変更手続きを一括で申請できたり、代行サービスを利用できたりするところもあります。
水道だけでなく電気やガス、インターネットの引越し手続きをする手間が大幅に省けるので、対象地域の方は、検討してみてもいいかもしれません。
また、このような一括手続きは政府も推奨していて、「引越しワンストップサービス」の実サービス検証を重ね、行政機関(自治体)や民間事業者の引越し手続きを一括で実現できるように進めているんですよ。
完全に実現できるようになるまでにはまだ時間が必要ですが、ライフラインに加えて役所での手続きも減らせたら、引っ越しがラクになりますね!
今後に期待です♪
水道の手続きは電話やインターネットで簡単に完了します。
直前になると慌ててしまいますし、手続きを忘れて旧居と新居の水道料金をダブルで支払うことにもなりかねません。
そんなお金や時間のロスは、できるだけ避けたいですよね。
直前になって慌てることなく、引っ越し日が決まったらなるべく余裕をもって旧居の水道の停止、新居の水道使用開始の手続きをするようにしましょう。