引っ越し時、電気の手続きは何日前まで?乗り換えも検討してみよう!

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2020年09月15日

 

引っ越し時に契約変更の手続きをしなければいけないもののひとつに、電気があります。

退去前には電気の使用停止を、解約後には電気の使用開始が必要ですが、いつ、どんな風に手続きをしなくてはいけないのでしょうか?

また、引っ越しのタイミングで同居人数などが変わる場合は、電気の契約を見直すチャンス!

料金プランや電力会社の乗り換えを検討するときのポイントをご紹介します。

引っ越し時の電気の手続き基本のキ

引っ越し日程が決まったら、電気をはじめとするライフライン関係の手続きを早めに進めておけば困ることはありません。

電気の場合、使用停止の申込みは退去の1週間前までに済ませるのがベスト!

利用開始は引っ越してからでOKの場合と、事前に申し込まなければいけない場合があるので、10日〜1週間前の申込みがおすすめです。

 

手続きは両方ともインターネットが便利。

「〇〇電力 引っ越し」などと検索すれば、各社が設けている手続きのページに簡単に移動することができますので、まずは調べてみましょう。

 

引っ越し日が月半ばの中途半端な日の場合、料金が日割りになるのかなどのルールも電力会社によって違ってくるので、チェックしておくと安心ですね。

使用停止の手続きのポイント

1週間前(最低でも3日前)を目安に現在契約している電力会社に連絡しましょう。

電話または、インターネットから申込みできます。

契約者氏名、現住所、引っ越し日に加え、お客様番号や契約種別を伝える必要がありますので、月々の利用明細などを手元に用意しておくとスムーズです。

 

最終月の請求は、クレジットカードや口座引き落としになっている場合、いつもどおり自動的に最後の料金が引き落とされます。

もし引っ越しの関係で、普段使っている銀行口座を閉じる場合などは要注意!

引き落としを確認してから口座解約をするか、請求書払いできるよう、新住所を伝えておきましょう。

 

電話での手続きの場合、最終支払いについてオペレーターが確認してくれることがほとんどです。

電話口で慌てないよう、あらかじめどのように対応するか考えておくといいですね。

使用停止の契約手続きが遅れると、最終月の使用量が高くなってしまうことがあります。

ギリギリにせず、余裕をもって連絡しましょう。

利用開始の手続きのポイント

従来型の電力メーターの場合、基本的にブレーカーを「入」にすれば、そのまま電気が使えます。

しかし、現在はほとんどの住宅でスマートメーターというメーターが導入されており、遠隔で送電オン、オフの操作ができるようになったことから、申込をしていないと電気の利用ができません

引っ越し日と電力会社を決めたら、10日前を目安にインターネットで使用開始の手続きをしましょう。

 

インターネットでの申込みが難しい場合は、電話で引っ越しの旨を伝え、申込書を送付してもらい、記入して投函します。

新住所など、引っ越したてで覚えていない場合は、分かる書類を手元に用意してからスタートするとスムーズです。

引っ越し後も同じ電力会社を利用する場合は

同じエリア内で引っ越しをする場合は、引っ越し後も同じ電力会社を利用する場合があると思います。

そのような場合は、使用停止と利用開始の手続きを1度にやっておくと楽ちんです。

 

また、違うエリアに引っ越す場合でも、2016年4月1日から始まった電力の小売全面自由化により、これまでと同じ電力会社を利用することができる可能性があります。

同じ電力会社であれば、WEB明細を利用している方でも、同じアカウントのまま引き継ぐことができる場合があり便利です。

同じ電力会社が自分の引っ越すエリアに対応しているか1度調べてみると良いでしょう。

引っ越しのタイミングで料金プランや電力会社の乗り換えを検討してみよう!

引っ越しにより、同居人の数が変わったり、新居がオール電化になったりする場合は料金プランや電力会社を改めて検討してみるのがおすすめですよ。

 

同居人の人数が変わる場合、着目すべきは「契約アンペア容量」

アンペアというのは、同じタイミングで1度に使える電気のボリュームと考えると分かりやすいです。

このアンペア容量が小さすぎると、いつもブレーカーが落ちがちになってしまい不便。

一方で、アンペア容量は電気の基本料金と比例しているので、大きすぎると無駄に料金を支払うことになってしまいます。

適正なアンペア容量は「基本の10A+家族の人数×10A」を目安にしましょう。

例えば2人暮らしなら30Aくらいが一般的です。

またオール電化の場合は、家の全てのエネルギーを電気でまかないますので、家族の人数に関係なく60A以上で契約することが多いので注意してくださいね。

 

オール電化の住宅に引っ越す場合は、各社のオール電化プランに注目

給湯を深夜に行うオール電化の家庭においては、深夜の時間の電気代が安いなどといったプランを選ぶことで、大幅に節約できますね♪

オール電化の住宅においては、電気の料金が生活費のなかでも大きな比重を占めることになります。

 

これまでなんとなく、大手の電力会社を選んでいた方も、引っ越しのタイミングでどんな選択肢があるのか調べてみるのがおすすめです。

各社料金プランが違うことはもちろんのこと、例えば自然エネルギーによる発電の電力をメイン使える電力会社など、色々な特徴があります。

今は電力会社を選べる時代!

自分にあった電力会社を検討してみましょう。

まとめ

引っ越しにともなう電気の使用停止や利用開始手続きは引っ越し日が決まったら早めにしてしまうのが正解。

遅くとも1週間前を目安にしましょう!

また、引っ越しのタイミングで、ベストな料金プランや電力会社を選択することが、新生活をお得に過ごすためのひとつのポイントになりそうです。

面倒だと先延ばしにせずに、ぜひ検討してみてくださいね♪