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更新日 :2021年03月16日

急な引っ越しの対応が丸分かり!今すぐすべきことや必要な手続きは?

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普通であれば、ゆっくりと時間をかけて準備をしたい引っ越し。

しかし、急な転勤が言い渡されたり、長期出張が突然決まったりと、急な引っ越しをしなくてはいけないこともあるのではないでしょうか。

そんな時にも、引っ越しにどのような手続きが必要なのか事前に抑えておけば、きっと慌てずに引っ越し作業を進めることができるはず。

今回は、そんな急な引っ越しの時にも役立つ引っ越しの手続きについて、ご紹介します。

引っ越しの手続き1 現在の住まいの解約手続きを行う

まず、引っ越しが決まったらすぐに、管理会社や大家さんに連絡をし、現在の住まいを解約したい旨を伝えましょう

その後、退去届などに引っ越し予定日や退去立会いの希望日などを明記し、管理会社や大家さんに提出をします。

提出が終わったら、立会い日までに荷物を全て運び出し、立会い日に、部屋の汚れや傷の有無などを確認してもらい、鍵を返却すれば解約の手続きは完了となります。

その後、立会いの結果を元に、原状回復にかかる費用の見積もりが送られてきます。

見積もりに問題がなければ、合意の旨を伝え、その後原状回復にかかる費用を差し引いた敷金が指定した口座に振り込まれます!

また、一般的に、賃貸借契約の契約中に解約を行う場合は、1ヶ月以上前に大家さんや管理会社に解約の申し出を行わなくてはならない場合が多くありますよ。

急な引っ越しなどで、退去日まで1ヶ月を切ってしまっていた場合には、その分の家賃を払わなくては行けない可能性も。

途中解約の場合の条件は、入居の際に取り交わした賃貸借契約書に記載されているので、引っ越しが決まったら、確認をし、早めに管理会社や大家さんに連絡をするようにしてくださいね。

引っ越しの手続き2 新たな新居を探す

引っ越しが決まったら、新居を探さなくてはいけません。

急な引っ越しをなると、新居選びにも思うように時間を取れないことも多いのではないでしょうか。

そんな場合には、やみくもに物件を探すのではなく、以下の新居選びのポイントを参考に、自分の希望をある程度決めておき、的を絞って物件探しをするようにしましょう。

新居選びのポイント

家賃

一般的に、家賃にかける金額は、給与の手取り金額の2割〜3割程度が良いとされています。

エリア

通勤や通学の時間などを考慮して、希望のエリアを決めましょう。

一般的には、通勤時間20分〜30分程度が、通勤のストレスもたまりづらく、プライベートとの切り替えもできるため、程よい距離だと言われています。

間取り

家族の人数や、ライフスタイルに合わせて、希望の間取りを決めましょう。

また、部屋数だけでなく家族の人数に合わせた、必要な収納量が取れるかどうかも重要なポイントです。

また、急な引っ越しとなると、なかなか現地に行って物件を見学する時間を取ることが、難しいかもしれません。

そんな場合には、オンラインで現地の見学ができる「オンライン内見」を行なっている不動産業者も多くあるので、利用してみるといいのではないでしょうか。

ただ、オンライン内見の場合には、建物の間取りやデザインなどは分かりますが、騒音や臭いなど周りの住環境は分かりづらいことが多いです。

そのため、オンライン内見を行う場合には、住環境も含めて確認したいポイントを事前に業者に伝えておくことがおすすめ。

引っ越しの手続き3 引っ越し業者の手配を行う

引っ越しが決まったら、引っ越し業者の手配が必要となります。

しかし、急な引っ越しをなると、対応できる業者を探すのはなかなか難しいかもしれません。

また、急な引っ越しをなると、費用が高くなる可能性もあります。

そのため、引っ越しが決まったら、なるべく早く引っ越し業者の手配を行い、また、万が一業者が手配できない場合には、自分でレンタカーを手配して引っ越しを行ったり、宅急便や宅配便などを使ったりするなどの方法も検討するようにしましょう。

引っ越しの手続き4 ライフラインの手続きを行う

引っ越しが決まったら、水道、ガス、電気のライフラインの手続きを行わなくてはなりません。

電話やインターネット、郵送などで利用の停止や開始のできるものや、立会いが必要なものなど、それぞれ手続きの方法が異なるので、しっかりとチェックしておきましょう。

電気の手続き

電力会社に連絡することで解約手続きを行うことができます。

引っ越し後は、新居に備え付けられている申込書を郵送するか、インターネットで利用開始の手続きをすればOKです。

ガスの手続き

利用停止手続きは、電話かインターネットで行うことができます。

しかし、利用開始手続きには、必ず係員の立会いが必要となるので、引っ越し先が決まったら、なるべく早く管轄のガス会社に連絡をするようにしましょう。

水道の手続き

水道の利用停止手続きをする場合には、基本的に立会いが必要となります。

一方、水道の使用開始手続きをする場合は、立会いが必要なく、申込書かインターネットで使用開始の手続きを行うことができますよ。

引っ越しの手続き5 転出届・転入届を提出する

異なる市町村への引っ越しが決まった場合には、転出届、転入届の提出が必要となります。

また、同一市町村に引っ越す場合には、転居届の提出が必要となるので、忘れずに手続きを行いましょう。

手続きに必要なものは、届出によって異なるので、事前に市町村のホームページなどで確認をしておくと安心ですよ。

まとめ

急な引っ越しの時にも役立つ、引っ越しの手続きについてご説明しました。

急な引っ越しとなると、何から進めればいいのか焦ってしまうかもしれませんが、必要な手続きを事前に確認をすることで、スムーズに引っ越しが進められるようにしてくださいね♪