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更新日 :2021年10月25日

エアコンの暖房をつけてるのに寒い!温度をあげる前にここをチェック

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エアコンの暖房をつけているのに寒いという経験をしたことはありませんか?
実は、これは故障が原因とは限りません。

買い換えようとしているかたは、その前に、この記事を読んでみてください!意外と簡単に、解決できちゃうかもしれません!

ということで、今回はエアコンの暖房をつけているのに寒い原因とその対処の仕方を詳しく解説していきます!

暖房をつけているのに寒い原因は…?

エアコンで暖房をつけているのに、暖まらない原因は、いろいろあります。

故障の他には、3通り

・コールドドラフト現象
・隙間風
・室外機の汚れ

この3つが故障の他に考えられる原因です。そのため、暖まらないなあと思ったら、まずはこの3つが当てはまらないかどうかをチェックしてみましょう。

では、次からはこの3つの原因をそれぞれ詳しくみていきます!

コールドドラフト現象を疑え!

みなさん、コールドドラフト現象って聞いたことありますか?

たぶんほとんどの人が、なにそれ…?と思ったと思います。

コールドドラフト現象というのは、エアコンから出た暖かい空気が窓ガラスにあたって冷やされ、冷たい空気となって床のほうに流れる、という現象です。

そもそも、暖かい空気というのは上にいき、冷たい空気は下にいく、という性質があります。

そのため、もともと暖かい空気も窓ガラスによって冷やされると、下にいってしまうのです。

そうすると、いくら暖房を入れていても足元はずっと寒いままになってしまいます。これが、コールドドラフト現象というものです!

コールドドラフトを対処しよう

コールドドラフト現象にはどうやって対処すればいいのでしょうか?

方法は3つあります。

1つ目は、長めのカーテンを使うことです。

コールドドラフト現象は、せっかく暖かい空気が出てるのが、窓に当たることで冷えてしまっているというものでしたね。

これってつまり、窓に空気が当たらなければ、暖かい空気のまま、ということになります。

そのため、カーテンで窓をしっかり覆っていれば、空気と窓が接するのを防ぐことができて、お部屋も暖まりやすくなるかもしれません!

2つ目は、サーキュレーターを使って空気を循環させることです。

サーキュレーターで空気をかき混ぜれば、暖かい空気も下にいくことができるので、お部屋が暖まりやすくなります。

冷たい空気も下に溜まらなくなるので、足元が寒い、と思うこともなくなるはず!

3つ目は、パネルヒーターを設置することです。

窓の下にパネルヒーターを設置すれば、窓ガラスにあたって冷えてしまった空気が、すぐに暖かくなります。そうすれば、コールドドラフト現象が起きても、なんの問題もありませんよね!

本気のコールドドラフト対策は家のリフォーム

コールドドラフト現象の原因は、窓にあります。

足元が寒いからといって、床暖房にリフォームしてもコールドドラフト現象の解決にはなりません。

解決方法としては、断熱性能の高い窓ガラスやサッシへのリフォームや内窓をつけるリフォームがよいでしょう。エアコンの効きがよくなって、電気代の節約にもなります。

すきま風のせいでひんやりした空気が…

暖かいお部屋の中に、冷たい空気がすーっと入ってくるのって、すごくよくわかりますよね。

意外と見落としがちですが、ドアや窓にある、ほんのちょっとの隙間からも風は入ってきます。

それがすきま風なのです。

どうしてもドアや窓には小さな隙間があるので、対処しないと風が入ってきてしまいます。でも対処をする方法がちゃんとあるので、ここで確認してみましょう!

「隙間テープ」を使う

隙間テープというのは、すきまを埋めることができるテープのこと。
名前の通りですね。

このテープを窓サッシのところに貼っておくと、すきまを埋めることができるので、すきま風を防ぐことができるのです。

また、隙間テープには防音の効果もあります。すきま風を防ぎながら、防音もできるなんて、嬉しいですよね!

隙間テープの定番は、毛足が付いているタイプ。でもここで紹介するおすすめのテープは、こちら。

おすすめ 商品

商品画像
Loobani すき間風防止テープ

風を遮断してくれる層が5重になっているので、しっかりすきま風を防いでくれます。

室外機の汚れは暖かい空気を作りにくくする

そもそも、エアコンから暖かい空気が出ていない。
こんな状況の人もいるでしょう。

そんな時でも、故障だと決めつける前に、室外機をチェック!

室外機が汚れていたり、周りにものが置いてあったりすると、エアコンの働きが悪くなってしまいます。

そのため、暖かい空気を作ることが難しくなってしまうのです。

室外機もお手入れが必要!

エアコンのお掃除はしている人でも、室外機のお手入れまではしていない人ってきっと多いですよね。

でも室外機にだって汚れはたまります。外に置いてあるので、枯葉が室外機の中に舞い込んできたり、砂が舞ってきたりします。

そうなると、エアコンの効きが悪くなる上、電気代も増えてしまうなど、悪いことだらけ。良いことなんて何もありません!

そうならないようにするため、たまにで大丈夫なので、室外機もお掃除するようにしましょう。

最低でも年に1回で良いので、きれいにしてみてください。

周りに物を置かない

周りに物を置くことも、エアコンの効きを悪くしてしまいます。

空気を放出する場所を無くしてしまうので、うまく働かなくなってしまうのです…。

周り20cm以内には、何も物を置かないようにしましょう。正面に何か置いてしまうと、特に効きが悪くなってしまいます。注意してくださいね!

故障かも?と思ったらまずはこちらの記事を見てみてください。

自分では直せないケースも…

エアコンで暖房をつけているのに暖まらない原因は、自分では直せないことの場合もあります。

そういう場合には、プロである業者さんに頼みましょう。
確実にしっかりと直してくれます!

例えば、エアコンのガス漏れが原因の場合です。

エアコンは、冷媒ガスと呼ばれるもので暖かい空気や冷たい空気を作りだし、部屋のなかに送ります。
冷媒ガスが漏れていると、温度調節がうまくいかないのです。

でもこれは自分で直せないので、プロを頼りましょう!

また、室外機のお掃除をしたり、エアコンのお掃除もしてみたのに、暖かい空気が出てこない場合、故障しているのかもしれません。

故障も自分では直せないので、業者さんに頼むようにしましょう。

プロに頼んでみれば、あっという間に解決してくれるかもしれませんよ!

まとめ

エアコンをつけていても寒いのは、コールドドラフト現象をはじめとしたいくつかの原因が考えられます。

原因によって対策が異なりますので、しっかりと原因をつきとめることが大切です。

特にリフォームなど大がかりなことをする場合には、間違った原因に基づいたリフォームをしないように注意してください。

周りの環境を整えて、効率よく暖房を使いましょう。


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