蒸し暑い季節も快適な空間を保つために欠かせないのがエアコンです。
ただし赤ちゃんがいる家庭ではエアコンを気軽に使っても良いのか迷うもの。エアコンの強く冷たい風が赤ちゃんの負担にならないか心配する人も少なくないのです。
そこで今回は赤ちゃんがいる環境でも安心してエアコンが使えるよう、正しい使い方を解説します。
目次
赤ちゃんがいる環境でエアコンを使う際、注意しなければいけないのが設定温度。
一般的に、外の気温に対して室内の温度はマイナス5℃くらいが良いとされています。室内と外の温度差が大きすぎると、外出時に体に負担がかかってしまうのです。
そして、温度と同様に大切なのが湿度設定。50~60%が心地よく感じられます。
乾燥しすぎてしまうと、風邪を引きやすくなってしまうので、気をつけるようにしましょう。
ではここからは季節ごとに適しているエアコンの使い方を説明していきます!
中には、エコのためや節約のために、夏でもエアコンを使わない人もいますよね。
でも、実はそれは赤ちゃんにとっては、ものすごく危険…!
「体に負担をかけるから」とかたくなにエアコンを使わないようにしていると、赤ちゃんに汗疹(あせも)ができてしまったり、熱中症を引き起こしたりしてしまう恐れがあります。
大人の場合はちょっと暑いだけだったら、急激に体調不良になる事はありませんよね。
ところが、赤ちゃんは体温調節の能力がまだ完全には発達していないので、ちょっとの暑さでも体内に熱がこもって、体温がどんどん上昇していってしまいます。
でも赤ちゃんは、暑いと訴える事もできず、パパやママが気付いた時にはグッタリしている事もあるのです…。
ちゃんと上手に使うことができれば、エアコンを使っても何も問題ないので、ここでしっかり確認していきましょう!
日本の夏はとっても暑い!すごく過ごしにくい季節ですよね…。
暑すぎて、室内の温度はぐーんと下げて、涼しく過ごしたい、なんて思ってしまいがち。ところが、私たちにとって過ごしやすい温度でも、赤ちゃんには低すぎる可能性があります…!
さっきもお話したように、外の気温と室内の気温が違いすぎると、体温の調節がまだうまくできない赤ちゃんたちは、体調を崩してしまうかもしれないのです。
そのため、パパやママたち的にはちょっと暑い!と思う時もあるかもしれませんが、26〜28℃くらいに設定しておきましょう。
夏の太陽はとっても強い日差し!
赤ちゃんに直接この日差しが当たってしまうと、熱中症のリスクが高まってしまいます。
そのため、お家の中で過ごすときには、直射日光を避けてあげるように気をつけてくださいね!
寒い冬もエアコンが大活躍です。暖房をしっかり活用していきましょう。
暑さもそうでしたが、寒さも風邪の原因です。そのため、暖房でしっかりお部屋を温めてあげて、過ごしやすくしましょう。
冬の暖房の温度は20〜23℃くらいにしておきましょう。
しっかりお部屋を暖かくしてあげて、身体を冷やさないようにしてあげてくださいね!
暖房を使う上で一つ注意してほしいのが、乾燥。どうしても、暖房をつけるとお部屋の中が乾燥してしまいがちです。
乾燥も赤ちゃんの風邪に繋がってしまうので、加湿器を使ったりしながら、湿度を60%くらいに保つように意識しましょう!
春と秋はそれぞれちょうど夏と冬の間の季節。つまり暑い季節と寒い季節の変わり目ということになります。
この季節の変わり目というのは、大人にとっても体調を崩しやすい時期。
となると当然、赤ちゃんたちも風邪を引きやすくなってしまうのです。
そのため、夏と冬よりももっとお部屋の温度に気をつけなければいけません!
春はまだ冬の寒さが残っていたり、秋は夏の暑さが残っていたり、この2つの季節は気候が不安定。
そのため、気温もぐらつきがちです。
お部屋の中の温度は常に気にかけておいて、20〜25℃を保つようにしましょう。
もしそこから温度がずれる場合には、エアコンの冷房や暖房を活用して、温度の調節をするようにしてくださいね!
また、特に昼間と夜の温度の差が開きやすい季節でもあります。夜になったらお部屋の温度が低くなっていないか、必ずチェックするようにしましょう。
気温の変化が激しい季節は、服装にも気をつけなければいけません。
毎日、同じような服装を選ぶのではなくて、ちゃんとその日の気温にあった服を着せてあげるようにしてください。
ちょっと今日は肌寒いかな?と思ったら、少し厚着をさせてあげるなど、うまく工夫するようにしましょう!
寝る時はタイマーを使って、気温が下がる頃に切れるように設定しておきます。
つけっぱなしの状態のように、体が冷えすぎる事もなく、寝冷えを解消する事が出来ます。
また寝苦しいと感じる場合は、エアコンの設定温度をむやみに低くするのではなく、サーキュレーターを併用する事で、室温を効率よく下げる事が出来ます。
色々と温度の事を気にしていても、赤ちゃんはもともと汗をかきやすいものです。寝汗もよくかきます。そのため、蒸れにくい服装で寝かせてあげることも大切。
例えば気温が高い日は、上は肌着で下はパジャマといった組み合わせがおすすめです。
エアコンにはカビやホコリが発生しやすいって知っていましたか?
もし汚れたまま、エアコンをつけてしまったら…。
カビもホコリもブワっと部屋の中に舞ってしまいます。
これは赤ちゃんの体調が悪くなってしまう原因になってしまうので、必ずきれいにしてから使いましょう。
最低でも月に1回のペースで掃除をしなければいけません。
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赤ちゃんの健康のためにも、お掃除は欠かさないでくださいね。
エアコンのお掃除なんて大変そう…と思ってしまうかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫ですよ!
お掃除は、一度プロの業者さんに頼んでみるのもおすすめです。自分で思っている以上にエアコンの中は汚れているものなんですよ。
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エアコンクリーニングの料金・口コミを見る
エアコンの温度や風の当たり方などは完璧に設定しているつもりでも、赤ちゃんが本当に快適に過ごせているかって、どうしてもわかりづらいですよね…。
いつも同じ温度や風量に設定していても、その日の気温や健康状態によっても感じ方は違ってきます。
例えば手足が冷たくても、お腹や背中が汗ばんでいたら、暑いと感じている証拠です。
呼吸が荒くなっていたら、体内に熱がこもって体温がどんどん上がっていって体調を崩してしまうかもしれません。
自分は快適に過ごせていても、赤ちゃんの様子をこまめに確認する事も大切です。
しっかり赤ちゃんに寄り添って、エアコンを使うようにしましょう。
赤ちゃんにとってもエアコンは決して体に負担を与えるものではありません。
温度設定を低くし過ぎない、寝る時はタイマーを活用する、定期的に掃除するということを守って、上手に活用する事で快適に過ごせるようになります。
ただエアコンに頼り過ぎず、こまめに汗や呼吸のチェックを行って赤ちゃんの状態を把握しておくことも忘れないでくださいね!
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