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更新日 :2023年06月27日

窓の結露対策を解説!おすすめグッズ9選とプロが教える結露を防ぐ方法

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冬になると、窓やサッシの周りに大量に出てくる水滴の正体は「結露」。見て見ぬ振りしたいけど、放置していたら窓枠までびしょびしょになり、カビが生えていた…なんてことになりかねません。今回は、窓の結露の取り除き方とおすすめの対策グッズ、結露防止のコツまでご紹介します!

窓の結露の原因とは?

まず、結露はどうしてできてしまうのか、理由を見ていきましょう。結露ができやすい環境は大きく2つあげられます。

室内と屋外の温度差が大きい

結露ができる大きな原因が「温度差」です。寒い日は、暖房器具を使ってなるべく部屋を暖かくしておきたいですよね。その暖かい空気は、冷えると液体に変化します。

室内の暖かい空気が冷気に触れるのはちょうど窓のあたり。つまり、窓ごしに外の冷たい空気に触れることによって水滴が発生するのです!快適な冬を過ごしているお宅にこそ結露の脅威は迫っている…ということですね。

室内の湿度が高い

冬の寒い日に窓を開けて換気をするなんて億劫ですよね。冬の期間は、ずっと窓を閉め切っているご家庭は多いのではないでしょうか。密閉された空間からは水分が逃げにくく、換気をしていない室内では湿度が上昇します。そのせいで、いよいよ窓に水滴が発生しやすくなるというわけ。

以上のポイントから結露が発生しやすい場所は、窓以外にも、

・風が強く当たる窓
・ストーブをつけている部屋
・植物を置いている部屋
・浴室
・キッチンの天井

などが挙げられます。

窓の結露はカビの発生につながる

結露自体はただの水ですが、放置していると、ホコリや雑菌と混ざって、カビが発生することがあります。

窓ガラス、窓枠に黒いブツブツが斑点上に発生していたら、「黒カビ」の可能性が高いです。窓周りに黒カビが発生すると、開け閉めするたびに、部屋中に黒カビが舞い散ることになりかねません。

また、木造建築の場合は、カビが家自体を傷めることにもつながります。 喘息やアレルギーの原因になるともいわれるので、とにもかくにもカビを増やさないことがとても重要!

窓の結露対策を5つを紹介!

そもそも結露が発生しないような世界があったら、どんなに幸せな世界線なのでしょうか。実は、その夢の世界を少しの工夫で作り出すことができます。

換気する

結露の一番の原因は湿気です。つまり、寒い冬の日も換気をしなくちゃいけないんです!

特に、料理しているとき、お風呂に入っているときなど、湿気が発生しやすい時間帯は換気を心がけましょう。換気扇でも対応可能ではありますが、カーテンがある窓付近は空気の循環が悪くなってしまうので、窓を開けて換気したほうがいいです。

ほんの短い間でいいので、新鮮な空気を取り込み、湿気を逃がし、部屋の中と外との温度差を減らすことが結露の予防につながります。

窓に風を当て続ける

おすすめ 商品

商品画像
アイリスオーヤマ サーキュレーター

扇風機や、小型のサーキュレーターなどで窓に風を当て続けても、結露を防止することができます。窓近くの風が循環し、空気中の水分が分散され、凝縮しづらくなるため。

サーキュレーターを使った換気の方法はこちらで詳しくチェックできます!

除湿する

おすすめ 商品

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Gocheer 除湿機 除湿器【2000ml&強力除湿&PSE認証済み】

結露対策では、そもそもの湿気を取り除くのが有効。除湿機を使って部屋の除湿をしましょう。部屋の湿度は40~60%ぐらいをキープするのが目安です据え置き型の除湿剤でも、置いてかないよりはマシなので、ぜひ試してみてください。

また、冬の時期は乾燥するので、加湿器を使う方も多いですよね。適度に使う分にはいいですが、

・窓の近くに置かない
・一晩中つけっぱなしにしない
・弱めのモードで使用する

など、なるべく窓に結露ができないよう工夫してくださいね!

専用の便利グッズを使う

冬の結露は手強いし、換気するのも面倒!という方は、結露対策用のグッズを使うのも手です。「拭くだけ」「貼るだけ」の手軽なものを選びましょう。後ほどおすすめグッズを紹介するので、参考にしてみてくださいね!

洗剤で窓ガラスを拭く

おすすめ 商品

商品画像
花王 食器用洗剤 キュキュット 本体 240ml オレンジ

実は、食器用の中性洗剤を薄めた液で窓ガラスを拭くことで、結露の対策ができるんです!食器用洗剤に含まれる水をはじく成分が、結露の発生を防止。方法も簡単で、およそ20倍に水で薄めた洗剤液で拭きあげるだけ。定期的に塗り替える必要はありますが、除湿や換気と交えながら、こまめにやっていきましょう。

家具や観葉植物の配置を見直す

壁と家具、家具同士の隙間は少し空け、空気の通り道を作ります。観葉植物や花瓶からは常に水蒸気が出ているため、結露が気になる場合は窓際に置くのを控えたり、こまめな換気を心がけましょう。

暖房器具を使い分ける

石油ストーブやガスファンヒーターなどの暖房器具は、燃焼時に大量の水蒸気を発生させるため、結露が発生しやすくなります。結露対策をしたい部屋では、エアコン、電気ストーブ、オイルヒーターなどを使うのがおすすめです。

窓を交換する

根本的な対策として、住宅設備を整えるのも有効です。窓を二重サッシやペアガラスに、壁の断熱材を新しくするなどを検討してみてはいかがでしょうか?

例えば、結露対策に向いている真空ガラスなどがあります。換気するのが億劫になるようなとても寒い地域では、家の耐久年数を伸ばすために、ガラスを交換するも一つの手だと思います。

ユアマイスターでは窓ガラスの修理・交換のプロも紹介しているのでぜひチェックしてみてください!

窓ガラスを変えるのが難しいマンションなどにお住まいの方は、こちらのマンション向けの結露対策の記事をチェックしてくださいね。

ここまで自分でもできる結露の対策方法を紹介してきました。ちなみにハウスクルーニングのプロは結露対策として何を上げているのでしょうか?

「ユアマイスター」では、エアコンクリーニングのプロに「 窓やサッシに結露がついて困っているのですが、結露を予防する方法があれば教えてください。」と聞きました!

福籠さん(広島県)

部屋の換気と室温をこまめに気をつける事です。 暖房は水蒸気の出るストーブよりもエアコンやハロゲンヒーターが結露対策になるのでオススメです。 他にも、台所用中性洗剤でつくった結露防止スプレー、100均などでも手に入る断熱シートなどを貼る事もオススメです。

このように室温や湿度に気を付けつつ、断熱シートなどの簡単な対策も有効とのことでした!

窓に結露ができてしまったら?

頑張って対策しても、結露が発生してしまうことはあります。できてしまった結露にはどう対処すればいいのでしょうか?

結論から言うと、ただの水滴なので「拭き取る」が基本!

コツ1:気づいたらこまめに拭く!

シンプルなのは、気づいたらこまめに拭くことです。一生懸命に対策しても、結露を100%防止することはおそらく不可能です。マメに拭き取るという根気強さも、時には必要だと覚えておきましょう!

コツ2:拭き取るときは下から上に!

結露を拭き取るときは、窓の下から上に向かって拭くようにしましょう。上から拭いてしまうと、サッシ部分に水分が溜まってしまい、カビの原因になります。窓のお手入れではぜひ意識してやってみてください。

コツ3:カビ対策にアルコールスプレーを!

カビには「アルコール」という弱点があります。数日に1回でいいので、窓にシュッと吹きかけてカビを予防しましょう。

結露によってカビができると、窓だけではなくカーテンにもカビが移ってしまうことも…。そんな事態を避けるために、そもそもカビが生えない環境づくりを心がけましょう。

窓の結露対策のおすすめグッズ9選

結露対策を手軽に済ませたい!そんな方にオススメなのが、結露防止専用に開発されたアイテムたちです。パパッと支えるものを集めたので、結露対策に悩んでいる方はぜひ試してみてください。

ニトムズ 強力結露吸水テープ

おすすめ 商品

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ニトムズ 強力 結露 吸水テ-プ 10M

まず紹介するのは、こちらの吸水テープ。窓枠の下の方に貼っておくと、落ちてくる水滴をキャッチし、吸い取ってくれます。結露発生を根本的に防ぐわけではありませんが、貼っておくだけと簡単なので、試してみたいですね。

Rabbitgoo 窓 めかくしシート

おすすめ 商品

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Rabbitgoo 窓 めかくしシート

窓に直接貼り付けて結露を防止するシート。モザイク調になっており、おしゃれに結露を防止できるのがポイントです!このシートは接着剤不要で、静電気だけで貼り付けられるのも魅力。貼ってはがせるタイプで、貼り跡も残りにくいので、賃貸の部屋でも使用できそうですね。

山崎産業 結露取りワイパー

おすすめ 商品

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山崎産業 清掃用品 窓 ガラス 結露取りワイパー

続いて紹介するのは一見何の変哲もないこちらのワイパー。しかし、よく見ると持ち手部分がタンク状になっているじゃないですか!下から上に動かせば、そのタンクに水がたまるという仕組み。どれくらい掃除したのかが目に見えるので、お掃除が楽しくなるアイテムですね!

結露 ブロッカー3S スプレーボトル

おすすめ 商品

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結露防止剤 結露ブロッカー3S (250ml / 本体)

こちらは、結露の発生を防ぐために使うスプレー。業務用として開発された商品です。使い方は簡単で、スプレーを吹きかけて軽く乾拭きするだけ。1回で2週間程度が使用目安。

結露吸収スプレー トドマール

おすすめ 商品

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結露吸収スプレー ”トドマール”

窓に吹きつけて透明の膜を貼り、水分が留まることを防止するスプレーです。防カビ剤も配合されています。結露を吸収するとジェル状になるので、布やワイパーで取り除きましょう。

アサヒペン 結露の水だれ防止スプレー

おすすめ 商品

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アサヒペン 結露の水だれ防止スプレー 400ml

窓に塗ることでガラス面に撥水効果を与え、結露で生じる水だれを抑えます。 持続目安は約30日間。防カビ成分が配合されていて、サッシやパッキンにも使用できますよ。

ティディー スキージー

おすすめ 商品

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DanYun 5点セット カーフィルムスキージーセット

手に握りやすいコンパクトなスキージーの水切り。水滴の溜まりやすいサッシのあたりから、サッと水分を取り除きましょう。窓だけでなく、洗面所や浴室にも使ってみたいですね。

マルチヒーター ZZ-NM1500

おすすめ 商品

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マルチヒーター ZZ-NM1500

窓の下から温めて結露対策をする専用のヒーター。結露発生の原因にもなる窓際の温度差を抑えるために使用します。窓際に置いても邪魔にならないシンプルなデザイン。

森永エンジニアリング ウインドーラジエーター

おすすめ 商品

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森永エンジニアリング ウインドーラジエーター

こちらも窓専用のヒーターで、窓のサイズに合わせて伸縮可能なタイプ。下から暖かい空気の上昇気流を起こし、窓付近の冷気を防ぎます。

窓の結露が原因でカビができたら?

結露が原因でカビが発生したら、お掃除グッズで取り除きましょう!

軽度なカビならアルコールスプレーで!

おすすめ 商品

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キユーピー ケイブランシュ アルコール 除菌スプレー 食品由来 200ml

アルコールスプレーはカビ予防だけでなく、できてしまったカビを取り除くのにも使えます。こちらは室内でも使いやすい、植物由来のアルコールスプレーです。窓やサッシのカビに吹き付けたら、乾いた雑巾でさっと拭き取りましょう。

頑固なカビは塩素系カビ取り剤で!

おすすめ 商品

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カビキラー カビ取り剤 特大サイズ 本体 1,000g

頑固なカビには、「カビキラー」などの塩素系のカビ取り剤で対処しましょう。特に、ゴムパッキンに生えたカビは手強いので、しっかり取り除きたいなら、こういったカビ取り専用の商品を使うのがいいでしょう。

液だれしにくいジェル状のカビ取り剤もありますよ!

おすすめ 商品

商品画像
カビ取り剤 スパイダージェル

塩素系のカビ取り剤は刺激が強い成分なので、使用中は換気をするよう注意してください!

まとめ

気づかぬうちに発生している結露。ただの水滴といっても、カビのもとになったり、家の材質を傷めたりするので侮れません。少しの工夫と、便利なアイテムを使ったりして、結露対策を行なっていきましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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