シロアリ予防対策は自分でできる?点検方法と準備・手順を徹底解説!

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2023年04月22日

シロアリによる家屋への被害は大変ですよね。床や柱が腐って家に大きなダメージを与えられてしまいます。そんなことにならないように、シロアリの予防がなにより大切になりますね。今回はそんなシロアリの予防方法や点検方法について解説していきます!

シロアリ予防を自分で行う

さっそくシロアリの予防の準備・手順について説明していきます!

用意するもの

・噴霧器
・木部用薬剤
・土壌用薬剤
・バケツ
・(床下作業時:作業着、作業靴、手袋、防毒マスク、懐中電灯)

床下はご家庭によっては、慣れていないと入るのが困難であったりケガする危険性もあるので、可能な人のみ床下作業は行いましょう!

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手順
 
1
木部用薬剤を噴霧器に入れる

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フルプラ ダイヤスプレープレシャー式噴霧器

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白アリミケブロック業務用400ml 白蟻駆除用木部処理用乳剤

薬剤の表示にそって薄める必要があれば薄めて、まずは木部用薬剤を噴霧器に注ぎましょう。

2
家の外の周囲に薬剤を撒く

家の外に木材や、シロアリの被害を受けそうな場所があれば早速薬剤を撒いていきます。この時薬剤はムラなく丁寧に撒く事を心がけましょう。

3
床下に入って木材に薬剤を撒く

次に床下に入り、木材に対して薬剤を丁寧にムラなく撒いていきます。この際木材から薬剤が垂れるくらいたっぷりと薬剤をしみこませるように、撒いていきましょう。

撒き終わったら噴霧器の中を一度洗浄して中身を入れ替えていきます。

4
床下の土に薬剤を撒く

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こちらでは土壌用薬剤を使用して撒くので、こちらも必要に応じて薄めてから噴霧器にセットしましょう。そうしたら、床下の土壌やコンクリートに撒いていきます。こちらも丁寧に撒くことは重要で、コンクリートのつなぎ目の部分までまんべんなく撒きましょう。

以上で薬剤を撒く作業は終わりなので、あと片づけをして完了です!

ちなみにシロアリ予防に適した時期と頻度は?

正直なところどの時期でも問題はありませんが、真夏や真冬だと暑かったり寒かったりすることもあるのでそれ以外の秋や春におこなうことをおすすめします。

また頻度に関しては薬剤の効果が切れたらでいいでしょう。最長でもシロアリ駆除の薬剤の効果は5年なので、最長で5年ごとに行うという認識で良いと思います。

シロアリ予防を行う上での注意点

シロアリを予防する上での注意点は3つあります。1つ1つみていきましょう。

複数人で作業を行う事

これは床下に対して予防を行う際、特に注意したいポイントです。床下は狭い場所であるため移動時に隙間に挟まってしまう危険性があります。この時1人だと助けも呼べずといった状況に陥ってしまいます。そういった危険を未然に防ぐためにも、特に床下作業は2人以上で行いましょう。

お子さんやペットは避難をさせる

薬剤を撒く際は小さなお子さんはもちろんペットも避難をさせましょう。薬剤が安全なものを選んだとしても無毒ではないため、やはり皮膚についたり口に入ってしまうと、体への影響が出る可能性はあります。そうならないためにも薬剤を撒く箇所からは事前に避難をさせておきましょう。

また、屋外で薬剤を撒く場合は飼っている植物や所有している池などは撒かないように気を付けましょう。植物に被害が起きるのと、水に溶けて池の生き物に影響がでます。もし、ガーデニング用の策などに薬剤を撒きたい場合は塗るという形で薬剤を撒きましょう。

作業後は噴霧器を手入れする

噴霧器は5年後に再度使う可能性もあるので使用後は掃除を行い、ノズルのつまりやパッキンの溶解を防ぎましょう。ちなみに5年後に再度使うとしたのは、薬剤の効果が大体5年程であるからです。効き目が薄くなってきたら再度予防を行いましょう。

シロアリを自分で予防するメリット

シロアリを自分で予防するメリットは主に費用が安く抑えられるというところにあります。実際にプロに作業をお願いするとなると、家の広さにはよりますが安くても18万円ほどはかかることが多いです。

その点自分で行うとなると、必要な噴霧器や作業着、薬剤を揃えて大体4万円ほどなります。この時点で10数万円ほどはお得になるので自分で作業できる自信があれば、お得にシロアリ予防できるというメリットを受けられます。

シロアリがいるか点検する方法

シロアリがそもそもいるのか分からないという状況の方もいると思います。そのためシロアリがいるのかどうかの点検方法をポイントごとにみていきましょう!

家の周囲編

家の周囲に関しては家の土台となっている基礎コンクリートを見ていく事になります。この基礎コンクリートを一周してみて不自然な土の道や跡がないか確認します。この不自然な土の道は蟻道といい、シロアリが移動の際に使う道になるので、これがあるかないかが1つのチェックポイントになります。

またこの基礎コンクリートには換気口がついており、この換気口を室外機や荷物で塞いでいないかも確認しましょう。ここが塞がれていると床下に湿気が溜まりシロアリが住みやすい環境になってしまうので確認ついでに対策をしておきましょう。

家の床下編

床下は床下収納庫をあげるか、畳を挙げて床板を外すと入ることができます。入るまではできずとも収納庫を覗き込むだけでも確認できるので無理して床下には入らないようにしましょう。もし入る方は軍手や作業着、作業靴、マスク、懐中電灯、ドライバーを持って入りましょう。

床下に入るor覗き込んでから確認することは5つ。

・湿気が溜まっていないか
・配管から水は漏れていないか
・蟻道はないか
・ドライバーで木材を突いて壊れないか
・シロアリがいないか

湿気が溜まっているとシロアリが生息しやすい環境になっているので、シロアリがいる確率は上がります。また一見キレイな木材でも湿気やシロアリによって内部がボロボロにされている場合は、ドライバーで突くと傷が出てくるので確認をしておきましょう。

もしこれらを確認してシロアリがいた場合には予防ではなく駆除の方をプロにお願いし、徹底的に駆除と再発防止をおこなってもらうことをオススメします。

シロアリ予防はプロが確実に

シロアリ駆除はプロに任せるのもおすすめです。自分で道具を準備する手間が省けるかつ、徹底的に予防をおこなってくれるので長期的にみても再発を防げる意味でお得です。ユアマイスターではシロアリ駆除・予防のプロにお願いをすることができるため一度お願いしてみることをおすすめします!

作業内容

作業内容としては「侵入口の確保→薬剤の散布→玄関や木枠に薬剤の注入→清掃」となります。被害やシロアリが住みそうな不安な箇所に合わせて薬剤を散布、注入をおこない駆除と防蟻を実現します。実際に利用された方の口コミとして、

防蟻処理を依頼しました。メッセージのレスポンスも早く、見積から施工日までスムーズでした。当日も手際よく、点検口周辺のキッチン、冷蔵庫、洗面所、床などすべて養生して、作業に取り掛かっていただきました。床下の状態を写真で記録されており、施工終了後はシロアリ点検だけでなく、カビの発生具合や配管の状態など、実施内容を細かく説明いただきました。

という声をいただいており、スムーズかつ丁寧に作業をシロアリを予防できることが分かりますね!気になる方はぜひこちらからプロにお願いしてみて下さい!

シロアリがいるか確認してもらえる?

「ユアマイスター」では、シロアリ駆除のプロに「 家の中でシロアリは見たことがありませんが、とても心配なのでシロアリ駆除のプロの方に確認してもらうことはできますか?」と聞きました!

株式会社さくら防除センターさん(千葉県)

通常、しろありは光(日光等)と風を嫌います。それはしろありの目は退化し、人間のように物を識別出来ずまた皮膚も非常に薄いからです。その為、家の中でしろありを見かける事はほとんど有りません。 ご心配の方はご連絡頂ければ、さくら防除センターのしろあり防除施工士と蟻害不朽検査士の資格を持ったプロの調査員が無料で伺います。

株式会社提箸工業さん(静岡県)

はい。床下点検だけでもとりあえず希望されて、お見積後にご検討いただいても構いません。 その際は写真で確認お願いします。

薬剤に悪影響はないか

「ユアマイスター」では、シロアリ駆除のプロに「 シロアリ駆除に使用する薬剤はペットには影響はありませんか?」と聞きました!

株式会社さくら防除センターさん(千葉県)

20年~30年前の薬剤と比べ現在の薬剤はペットをはじめ人に対しての安全性は心配は有りません。それは薬剤の成分のppm(揮発性)が極めて低いからです。ppmが低いと床下に散布した薬剤がガス化(空気中に溶け出す)事が健康被害を受ける心配が無いレベルだからです。 ただ、上記に述べたものは犬、猫、ウサギ、鳥、ハムスター等です。 水性動物、魚、亀等には魚毒性が総じて高いので、施工前に室内に水槽や敷地内に池や魚類の飼育スペースが有るかは確認し、適切な施工方法で工事しております。

株式会社ミヤショーさん(宮城県)

現在の薬剤は揮発性が低いので、一般的なペット(犬や猫など)の場合は、基本的に影響はほぼ無い、若しくは、極めて少ないと個人的には考えています。 一方で、生物に対する薬剤の影響の度合いは個体の大きさに依存する部分もありますので、弊社の場合は念のために防除作業中は2階などにペットの移動をお願いしています。加えて、魚などの水棲生物については、魚毒性の観点から移動や養生など何らかの対策を講じる必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?シロアリ予防は、自分で行う場合は十分な準備をしてから行い、安全にかつ徹底的にシロアリを予防しましょう!

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