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更新日 :2020年08月19日

洗濯物が乾かない原因は?一瞬で乾かすための最強裏技まで一挙大公開

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洗濯物が乾いてない!
なんか生乾きで気持ち悪い!

みなさんもこんな経験、一度はあるのではないでしょうか!

洗濯物がしっかり乾いていないのは気持ちの悪いものですよね。

しかも、洗濯物が乾くのに時間がかかってしまうと生乾き臭の原因になってしまうことも…。

では、なぜ洗濯物が乾かないという現象が起こってしまうのでしょうか?

洗濯物が乾く原理をきちんと理解すれば、適切に対処することができるんです。

今回は、洗濯物を素早く乾かすコツを紹介します!
ま緊急時にすぐに乾かすための裏技もまるっと解説しちゃいますよ!

そもそも洗濯物はどう乾く?

早く乾かすコツを見る前に、まず洗濯物が乾く仕組みを押さえておきましょう!

洗濯物が乾かないのは、当たり前ですが、洗濯物が乾く働きが上手くいっていないからです。

洗濯物は、水分を空気中に移動させることで乾いていきます。

洗って絞ったばかりの洗濯物は水分をたっぷり含んでいるので、その周囲はほぼ湿度100%になっているんです。

そして水蒸気は湿度が濃いところから薄いところへ移動するので、洗濯物の周りの湿度の濃い水蒸気は、まわりの薄いところへ移動します。

すると洗濯物の周りに水蒸気の受け入れスペースができて、洗濯物の水分が水蒸気になって空気中に移動するのです。

表面の水分が蒸発し、内側の水分が外に出て、またそれが蒸発する、というサイクルによって洗濯物は乾いていくというわけですね!

洗濯物が乾かない原因は?

では、洗濯物が乾かない原因はどこにあるのでしょうか?

洗濯物が乾かない原因は「水蒸気のかたより」によるものです。

例えば同じ種類のタオルでも2つ折りにしてタオル掛けに掛けるのと、洗濯ばさみで1枚に伸ばして干すのとでは乾く速度が違いますよね!

なんとなく想像はできるとは思いますが、わかりやすく言語化すると、

「2つ折りだと内側になったところの空気が移動しにくく、水蒸気が多い状態がキープされてしまうから」

なんです。

また、雨が続くと空気中の水蒸気が限界まで増えてしまうことも。

そうなると、それ以上水蒸気が受け入れられないため洗濯物は乾きません。

一方、空気の水蒸気受け入れ余力は気温に比例して増えていきます

例えば30℃の場合、0℃の時の約6.2倍の水蒸気を多く含めるんです。

つまり、寒いと洗濯物は乾かないと言うことでもできます。だから冬場は、洗濯物が乾きにくいわけですね!

洗濯物をしっかり乾かす基本は?

それでは、洗濯物をしっかりと乾かすためにはどうしたらいいのでしょうか?

洗濯物を早く、しっかりと乾かすためのテクニックは、

・環境を変える
・干し方を変える
・アイテムを使う

主にこの3つがあります。

それぞれ詳しく解説していきますね!

環境を変える

まずは、乾きにくい環境を変えてあげることが大切です!

洗濯物をしっかり乾かすには、日が良く当たって、気温の高いところに置くのが基本です。

日が当たると洗濯物自体の温度が上昇して水分が水蒸気に変わりやすくなります。

気温の高い場所は水蒸気の受け入れ可能な量が多いため湿度が低くなり、洗濯物から出てくる水蒸気をたくさん受け止められるのです。

ただ、洗濯物が乾き、洗濯物自体に含むことができる湿度の量が多くなると、湿気を再吸収してしまう、なんてことも…。

屋外で干しているのに湿気が残っている場合は、取り込む時間を早くしてみて下さい。

日没の2時間くらい前に取り込むと湿気の再吸収を防ぐことができます。

干し方を変える

干し方を工夫することで、格段に洗濯物を早く乾かすことができます。

干す時に注意することは、衣服同士が重ならないように干すこと。

水蒸気のかたよりを防ぎ、洗濯物同士をある程度離して干せばより早く乾かすことができますよ♪

ハンガーレールや壁際に洗濯物を干してしまうと、空気の通りが悪くなって乾きにくいのでなるべく避けましょう。

できるだけ服どうしの間隔を空けて、空気の通り道を作ってあげるのがおすすめです。

洗濯物を上手に乾かすコツはこちらの記事にまとまっているので、参考にしてみてください!

アイテムを使う

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洗濯物を乾かすために便利アイテムを使うことでより早く、効率的に洗濯物を乾かすことができます。

一般的に使われているのは、除湿機やエアコンなどです。

これらを使って、風向きをきちんと調節して流れを良くすれば、室内干しでもきちんと乾かすことができますよ♪

洗濯物を早く乾かす裏技3選!

洗濯物を乾かす基本を押さえたところで、どうしても早く乾かしたい時の裏技を紹介します!

普段からやらずとも、ピンチの時に必ず役立つので知っておくととっても便利ですよ♪

今回紹介する裏技は、

・逆さに干す
・新聞紙を使う
・タオルを使う

この3つです。

順番に紹介していきますよ!

逆さに干す

パーカーやトレーナーなど、厚手の服って乾きづらいですよね。

また、シャツの襟元なども地味に乾くのが遅くてやきもきすることも多いのではないでしょうか?

そんな時は、逆さに干すと乾きやすくなるんです!

逆さに干すことによって、乾きにくいフード部分や襟元に風が当たりやすくなります。

新聞紙を使う

新聞紙には除湿効果があるのを知っていますか?

この除湿効果を使って、洗濯物を早く乾かすことができるんです!

やり方は、洗濯物の下に新聞紙を敷いておくだけなのでとっても簡単♪

こうするだけで、洗濯物周りの湿気を取ってくれるので早く乾きますよ。

扇風機や、除湿機も合わせて使えばより効果的です!

タオルを使う

どれだけ多くの水分を取り除けるかが、早く乾く決め手となります。

そこで活躍するのがバスタオル

洗濯機の脱水時に乾いたバスタオルを入れて、一緒にまわせばより多くの水分を吸い取ってくれるので、早く乾かすことができるんです!

厚手のものは、バスタオルでくるむことでより効果を発揮してくれますよ♪

まとめ

いかがでしたか?

今回は、洗濯物が乾かない時におすすめの乾かし方を紹介しました。

洗濯物が乾かないと言うことを防ぐ一番の手立ては、できるだけ多く新しい空気に触れさせることです。

布と布を離し、確実に空気が流れるような環境を作るとよく乾きますよ!

また、緊急で早く乾かしたい時は、新聞紙を使うなどの一工夫をすることでより効率的に乾かすことができます。

洗濯の干し方をマスターして、スッキリ気持ち良い服でお出かけしませんか?

生乾きのニオイが気になる方は、こちらの記事で対策をチェックしてみてください!