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更新日 :2022年06月01日

エアコンの内部クリーン機能でカビ発生を防ぐ!使うときには注意点も

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エアコンの機能「内部クリーン」。

自動で内部クリーンが作動する機種もありますが、実は使ったことがない…という方もいるのではないでしょうか。

エアコンの内部クリーンはエアコン内部のカビの発生を抑えるなど、エアコンを使う上でとても大切な機能です。

今回はエアコンの内部クリーンの効果や注意点、効果的な使い方などをご紹介します!

内部クリーンを上手に使って、エアコンを快適に利用しましょう。

エアコンの「内部クリーン機能」とは?

エアコンの内部クリーン機能とは、冷房や除湿運転後に自動的にエアコン内部を乾燥させる機能です。

エアコンの冷房や除湿運転をすると、エアコンの室内機内部で空気が冷やされて結露するため、湿気がこもりやすい状態になります。

内部クリーンではエアコンの「暖房」や「送風」の機能を使いながら、エアコンが自動的に湿気を逃して、エアコン内部をカビが発生しにくい環境に整えます。

内部クリーンという名前が付いていますが、エアコン内部を掃除する機能ではないので注意をしてくださいね!

内部クリーン機能を使わないとどうなるの?

エアコンの室内機を湿気がたまった状態で放置をすると、カビが発生してしまいます

カビが生えたエアコンを使用すると、室内にカビの胞子が拡散され、健康に悪影響を及ぼします。

アレルギーや感染症などを引き起こす恐れも…。

また食べ物に付着すると食中毒の恐れもあります。

また、カビが発生するとエアコン内部のフィルターが詰まり、空気の通りが悪くなります。

エアコンの運転効率が悪くなるのでエアコンの設定温度を下げることにもつながり、電気代にも影響を与えます。

1度エアコン内部に発生したカビは専門業者にクリーニングを依頼して内部洗浄をしなければなりません

大手エアコンメーカーでは冷房や除湿運転後には毎回内部クリーン運転することを推奨しています。

内部クリーン機能の上手な使い方

内部クリーン機能は「自動」と「手動」の2種類

自動の場合は、冷房や除湿が終わったときに自動で内部クリーンが作動します。

内部クリーン終了後は、自動で機能停止します。

※機種によっては、毎回でないこともあります。

手動の場合は、リモコンの「内部クリーン」というボタンを押し、自分で操作をします。

手動の場合でも自動で運転は終了します。

内部機能を使うタイミング

外出するときなど、室内に人がいなくなるタイミングで手動で運転しましょう。

終了時は自動で止まるので、つけっぱなしになることはありません。

室内換気をしながら運転する

人が室内にいるときに運転する場合は、換気をしながら運転しましょう。

扇風機などを合わせて使うことなどで熱中症対策になります。

また、換気をしながら内部クリーンをすることで、生活臭など付着したニオイが改善できる場合もありますよ。

エアコン内部を掃除する

フィルターやエアコン内部を定期的に掃除をしてホコリを除去しましょう。

表面についたカビならば自分で除去をすることも可能です。

エアコン内部にカビが繁殖している場合はエアコンクリーニングをすることをおすすめします。

内部クリーンにかかる時間や電気代は?

内部クリーンにかかる時間

内部クリーンにかかる時間はメーカーや機種により異なりますが、短いものでは60分ほど、長いものだと120分かかる機種もあります。

運転時間の目安は60分~90分程度が一般的です。

内部クリーンの電気代

内部クリーンの電気代は1回の稼働で1円~5円ほどといわれています。

運転の頻度や内部クリーンにかかる時間により1か月にかかる料金は異なりますが、毎日1回使用したとしても150円程度。

エアコンクリーニングをする料金を考えるとお得ですね。

内部クリーン機能を使うときの注意点

内部クリーン中にはいくつかの注意点があります。

熱気が部屋に充満する

内部クリーン機能はエアコン内部を乾燥させるために暖房と送風運転機能を使用するため、室内の温度が上がってしまいます。

また、送風により内部の湿った空気が室内に排出されてきます。

室内に居るときに内部クリーンを使うときは、暑さ対策や、熱中症にならないよう注意が必要です。

運転中は他のエアコン機能が使えない

内部クリーンにかかる時間は60分~90分程度。

この時間は冷房機能やドライ機能など他のエアコン機能が使えません。

途中で止めてしまうと、十分に乾燥することができず、カビを防ぐことができない可能性があります。

悪臭が拡散する恐れ

内部クリーンが作動しているときにホコリ臭さやカビ臭さを感じたら、エアコン内部にホコリがたまっていたりカビが生えている可能性があります。

内部クリーン機能は室内機のカビを予防しますが、既に付着している汚れを取り除くことはできません

内部クリーンで使用する暖房や除湿により排出された空気によって付着したホコリやカビが流れてきます。

また、内部に染みついた生活臭などのニオイを感じることもあります。

まとめ

エアコン内部クリーンはエアコン内部を乾燥させてカビの発生を防ぐために重要な機能です。

自動で内部クリーンが作動しない機種の場合は、定期的に手動で内部クリーンを行いましょう。

内部クリーン機能は時間がかかるため、使うタイミングに注意が必要です。

また内部クリーン自体には清掃機能はないので定期的な掃除は欠かせません。

エアコンの内部クリーン機能を活用して、室内の空気をキレイに保ってくださいね!


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