みなさん、エアコン内に結露ができているのをご存知ですか?
そんなに意識していないかもしれませんが、この結露くん、水漏れのサインかもしれません!
結露が発生してしまうことは、普通なんです。
でも、放置しておくことが水漏れの原因になってしまうかもしれません。
エアコンの吹き出し口を見てみて、結露がたくさんあるなと思ったら、すぐに対処をする必要があるんです!
今回は、
・エアコンに結露が起こる仕組み
・エアコンの結露の原因
・放置すると起こること
・エアコン以外にできる結露
について、どどんと紹介します!
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目次
窓や冷えた飲み物が入ったグラスに、結露ができているのをよく見たことはありませんか?
実はこれらの原理と同じで、エアコン内にも結露はできてしまうんです!
でも厄介なこの結露、どうしてできてしまうのかいまいちわからないですよね。
さっそく仕組みを解説していきますね♪
私たちは気づいていませんが、空気は常に水分を含んでいます。
温度によって含むことのできる水分の量には、限度があるんです!
温かい空気の方が、冷たい空気より多くの水分を含むことできます。
この考えから、冷房により温かい空気が冷やされると、空気中に含むことができなくなった水分が結露として出てきてしまうんです!
ですので、設定温度を低くすればするほど、たくさんの結露が出てきてしまいます…。
ですが、さすがのエアコンでもこのようなことは想定内です!
結露がたまってしまわないように対策は施されています。
ではなぜ、多くの結露が発生してしまうのでしょうか。
エアコンのひどい結露の原因を一緒に見ていきましょう♪
では、水漏れに繋がってしまうような多くのエアコンの結露の原因についてお話していきますね♪
考えられる原因として、
・ドレンパンの異常
・フィルターの汚れ
・エアコンの傾き
・ドレンホースの詰まり
があげられます。
冷房は室内の温かい空気をエアコン内で冷やして、外に送り出す仕組みをしています。
この暖かい空気は、フィンを通ることで冷やされます。
この時に先ほど説明した仕組みにより、フィンにはたくさんの水滴が発生してしまうんです…。
このフィンにたまった水滴をキャッチしてくれるのが、ドレンパンの役割です!
ですが、長年エアコンを使っているとこのドレンパンに水垢ができて、多くの水滴を溜めることができなくなってしまいます。
結露がなくならない原因は、ドレンパンかもしれません!
エアコンの外部カバーを外した時に現れるものを、フィルターと言います。
フィルターは、エアコン内に取り込まれた風の通り道になります。
このフィルターが汚れていると、風がうまく通れず、外に出にくくなっていきます。
そうすると、部屋がなかなか冷やされないので、エアコンは設定温度より冷たい風をたくさん出して部屋を冷やそうと頑張ります。
その結果、温度差が生まれ、多くの結露が発生してしまうんです!
結露がひどく、室内に漏れてしまうのはエアコンの傾きが原因かもしれません!
お持ちのエアコン、自分で設置してはいませんか?
自分で設置した場合、エアコンが傾いていてエアコン内にできた結露が室内に流れてきてしまう場合があります。
買ってすぐに結露が発生する場合は、エアコンの傾きに問題がないか確認してみてください!
さきほど確認したように、ドレンパンが溜まった水滴をキャッチしてくれますが、 キャッチした水滴は室外機のドレンホースをつたって排出されます。
しかし、ドレンホース自体にほこりや異物が詰まっていて水が排出されず、 ドレンパンに水が溜まった状態になってしまうことがあります。
ドレンホースが破損していたり折れ曲がったりしていても水がうまく排出されません。
エアコン内部の状態やエアコンの傾きをチェックしてみても異常がないときは、 ドレンホースもチェックしてみてくださいね。
先ほど紹介した結露の原因に対する対策としては、お掃除しかありません!
それぞれ簡単に説明していきますね♪
ドレンパンは、エアコン内の水分をためておく、とっても大切な役割を果たしています。
このドレンパンに水垢がたまってしまった場合は、お掃除をしてあげましょう!
さて、お掃除…!
と、行きたいところですが、ドレンパンはエアコンから取り外すのが非常に難しいもの。
自力で行うのには限界があります。
プロに頼んでお掃除するのが一番安心!
自分で無理に外さず、プロにお任せしてしまいましょう♪
フィルターは、自分で簡単にお掃除ができてしまう部分です!
ですので、定期的にお掃除をして、空気の通りをよくしましょう♪
エアコンのフィルターのお掃除の仕方を簡単に説明していきますね。
まずは、エアコンの外部カバーを外し、中にあるフィルターを取り外します。
掃除機でホコリを吸ってから、お風呂場やお庭などでシャワーを使って、汚れを洗い流しましょう。
そして、しっかり乾かせばお掃除は完了です!
エアコンが傾いている場合は、エアコンを水平に設置しましょう。
自力で直すことができますが、自分で設置して傾いてしまった場合は、業者さんに頼んだ方が確実に直せるでしょう!
割りばしや古い歯ブラシを使って、ドレンホース内のゴミを可能な範囲で取り除きます。
次に、ドレンホースの先に布を巻きつけてゴムで留め、排出口に掃除機をぴったりつけて 中のゴミを吸い取ります。
結露ができるのは仕方ないし、対策とかしなくていっか!
そんな風に放置しておくと、とっても嫌な事態を招いてしまうことになるんです。
エアコンに結露ができたまま放置しておくと、ドレンパンで受けいれきれなくなった結露が溢れて、水漏れを起こす恐れがあります。
また、水が長時間同じ場所に置かれているため、においやカビの原因になってしまうんです…。
こんな事態を発生させないために、早めに対処する必要がありますね。
どんなエアコンでも発生してしまう結露くん。
この結露くんをできるだけ少なくする方法はあるのでしょうか。
実はあるんです!
エアコンの結露を少なくする対策として、
・設定温度を調節する
・風量を上げる
・ルーバーの角度を変える
・エアコンの結露対策機能を使用する
の4つが考えられます!
それぞれ見ていきましょう♪
繰り返しになりますが、温かい空気が冷やされ、空気中に含むことができなくなった水分がエアコン内の結露として発生しています。
ですので、室内の温度と設定温度の差を小さくすることで、結露の量は少なくなってきます。
暑い夏ではありますが、設定温度を高く設定することで結露を抑えることができますよ!
暑い夏の日、冷房の設定温度を低くしているのに風量が弱いと、エアコンは弱い風量でも頑張って冷やそうとして低い温度の風をたくさん出します。
こうすることで、室内の温度との差が生まれてしまうので、結露が多く発生します。
このような事態を回避するために、エアコンの風量をあげることが大切です。
少しでも結露を減らすために、風量を上げましょう♪
ルーバーとはエアコンの吹き出し部分の板のことです。
上下の風向きを調整するルーバーが下向きになっていると、エアコンの冷風がずっとルーバーに当たり続けるので結露が発生しやすくなります。
結露が発生しているときにルーバーが下を向いていたら、角度を上げてみると良いですよ。
エアコンには結露を防止する機能がついているものもあります。
メーカーによって機能名は違いますが、一般的に「除湿機能」や「内部クリーン機能」などと表示されていますよ。
これらの機能は、エアコン内部を除湿するはたらきがあるので、結露やカビの発生を防いでくれるんです!
エアコンのスイッチを切る前に「除湿機能」や「内部クリーン機能」を使用すればOK。
30分程度が目安なので、切タイマーをかけておくと良いでしょう。
ここまでは、エアコン内にできる結露についてお話してきましたが、実は結露ができるのはエアコン内だけではないんです!
エアコンの内部以外に起こる結露についてもチェックしてみましょう。
エアコンは配管を通して外の室外機とつながっています。 実は、この配管に結露が発生することもあるんです。
室内のエアコンから壁につながっている室内配管がありますが、この室内配管は冷たい空気の通り道になります。
エアコンを使っているときは通常5~10℃くらい温度が下がります。
冷たくなった室内配管と部屋の温度の差が原因で結露ができてしまうんですね。
室内配管の結露を防ぐには、配管に断熱材を巻くのがおすすめ!
断熱材をすでに巻いているのに結露する場合は、巻き方の問題や劣化の問題で結露が発生しているかもしれないのでチェックしてみましょう。
エアコンの使用により、壁の中などにも結露ができてしまうことがあります。
では一体、それはなぜなのでしょうか。
夏の室内は、どの部屋も湿度も温度も高くムシムシしています。
この状態で1つの部屋だけ冷房を付けてしまうと、壁の左側と右側で温度の差ができ、壁の中の結露の発生に繋がっていきます。
エアコンによる結露によって家が直接的に傷んでしまったり、シロアリやカビの発生にも繋がっていきます。
そんな壁間での結露を防ぐために、1か所ではなく他のお部屋にもエアコンをつけてあげることをおすすめします。
それは電気代がかかってしまって嫌だなー。
という方は、部屋を冷やしすぎないように設定温度を高めにしましょう!
冬に暖房を使うときは窓の結露に悩まされるという方も多いですよね。
最後におまけとして、窓の結露対策におすすめの結露吸水テープをご紹介します。
簡単に取り扱えて、しかも便利な優れものなんですよ。
結露吸水テープは、主に窓で活躍する便利アイテム。
雨の日や冬場など、結露した窓にはたくさんの水滴が付きますよね。
エアコンで温度差ができてしまった場合も同じです。
そんな水滴が垂れてしまった時、窓枠で受け止めてくれるのがこの吸水テープなんです。
利用するメリットも多いので、いくつかご紹介しますね♪
初心者にうれしいのが、作業が簡単なこと。
気になる窓の枠に、買ってきた吸水シートを貼り付けるだけ。
いっそ子供と楽しく遊ぶ感覚で出来てしまいますよ♪
取り付けが簡単だと、耐久性に不安が残りますよね。
でも安心してください。
2~3ヶ月は余裕でもつので、ワンシーズン以上放置でOK。
口コミでは半年以上もつとの声も。スゴイ。
窓枠に変なテープがくっ付いて見栄えが悪くなるのでは?
そう考える方もいるでしょう。
もちろんシンプルなタイプもありますが、その種類がまた豊富。
かわいい動物がプリントされたものに、形自体がおしゃれなもの。
特に冬のシーズンに合わせたデザインは、窓を飾ってくれるものが多いですね。
一度どんなものがあるか調べてみるとおもしろいですよ♪
極め付けがその安さです。
温度調節や水滴取り、その他もろもろの手間を考えるとホントに大変。
結露吸水テープなら1000円程度の費用でこの問題が解決します♪
百聞は一見に如かずなので、気になっている方はぜひ一度挑戦してみましょう!
Amazon’s Choiceにも選ばれている安定の商品。
シンプルなデザインながら、3cm × 10mで約1500円というお手軽価格。
これだけあれば、いろんな窓に使えますよね♪
物は試しに買ってみたい方。
評価と低価格で選ぶならこれですよ。
ニトムズ 強力 結露 吸水テ-プ 10M シルバ- カビ防止 幅3cm×長さ10m 1巻入 E1110
先程ご紹介した季節モノの吸水テープになります。
冬をイメージしたトナカイ柄は飾りとしてばっちりですね♪
そして注目したいのは幅。
吸水テープはその性質上、幅があればあるほど水滴を吸収できます。
なのでシンプルなタイプより容量が大きく、効果も期待できるという訳。
水分を蒸発させるための表面積も大きいので、意外と効率的な一品なんですよ。
いかがでしたか?
エアコンの結露の原因、たくさんありましたね。
これらの原因を放置してしまうと、
・水漏れ
・においやカビ
に繋がってしまいます。
できることから少しずつ対処していきましょう♪
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