ギラギラジメジメとした暑い夏。
熱中症なんかに気をつけたいところですよね。熱中症の1つの症状に頭痛があります。
ところがエアコンがついているのに、「あれ、頭痛がするな」なんて経験ありませんか?
実は熱中症対策のためにつけているエアコンがかえって頭痛を引き起こしている可能性があるのです。
今回は、その原因や対処法について徹底解説しますね♪
目次
そもそもなんでエアコンが頭痛につながる可能性があるのでしょうか?それは私たちの体の仕組みに秘密があるんですよ!
気温が高くなると、私たちの体は体温を下げるために、体内の熱を逃がして、体が冷えやすい体質になります。
その体質の状態で、エアコンの効いた部屋にいると、必要以上に体が冷えてしまうのです。
また、暑い外とエアコンのお部屋の温度差が激しい場合、自律神経のバランスが崩れることも…!
これらの要因が私たちの体の「冷え」に対する抵抗力を弱め、頭痛を引き起こす可能性につながるのです。
さて、エアコンによる頭痛の原因がわかったところで、ここからは対策方法を紹介しますね!
まずはエアコンの使い方を見直して頭痛を予防していきましょう♪体を冷やしすぎないことがポイントです!
4つあるのでそれぞれ解説していきます!
外気温との差が大きいと、頭痛を引き起こしやすくなるかもしれません…!
体感温度は人によって異なりますが、25℃〜28℃の設定をしておくと良いですよ♪
電気代の節約にもつながり、一石二鳥ですね。
エアコンの設定温度を高くしても、風が直接当たってしまっている場合、体が急速に冷えやすくなってしまうことも!
風向きを上にして、エアコンから出てくる冷気に当たらないようにするのをオススメします。
特に帰宅直後やお風呂上がりは汗を大量にかいていることが多いですよね。
その場合、設定温度を高くしたり、風向きを上にしたりしても、エアコンから出る冷たい風で体が急に冷えて体調を崩す可能性があります。
除湿モードだけでも十分に涼しいと感じる方は、除湿モードを積極的に使いましょう!
エアコンをつけっぱなしにすると、体が寒さに慣れてしまいます。
定期的に換気することが大事ですよ!生活臭も一緒に外に出せますね。
エアコンによる頭痛を防ぎたいなら、室温と外気との温度差にも気を配りましょう。
「節約や身体にやさしいと言われている温度設定にしたのに、まだ頭痛に悩まされている……」
という場合、外気温との差が原因の可能性があります。
温度設定と外気温との関係や、適正な温度差を知っておきましょう。
エアコンの温度設定は、最適と言われる25~28℃に設定済み!
それなのに、頭痛が起きてしまう例があります。
部屋の温度をせっかく適正にしていても、洗濯や掃除、トイレなどでエアコンの効いていない部屋と行き来する機会が多い場合。
他の部屋との温度差で頭痛を引き起こすケースがあるんです。
お風呂からあがったり、外から帰ってきたり。外出したりした時の温度差にも要注意。
急激な温度差で、思わぬ頭痛に悩まされる例が少なくありません。
エアコンを使用している部屋から移動するなら、衣類で調節したり、時々ドアや窓を開けて外の空気を取り込んだりしましょう。
部屋と外気の温度差が広がり過ぎないように、常に気をつけておくと、頭痛の症状が出にくくなります。
温度差が広がらないように、自宅にいる時間はエアコンをつけっぱなしにしたり、帰宅前にタイマー予約で適正温度にしておいたり、という方法も有効です。
つけっぱなしにする場合も、定期的に換気を行うと、頭痛が起きにくくなります。
特に夜は、寒暖の差が激しいため、就寝時はエアコンを切らないようにしましょう。
こまめはオンオフを避けることで、頭痛を予防できます。
それでは、室内と外気温の適正な温度差は、何度くらいなのでしょうか?
一般的には、外気温と5~6℃以内が、ベストだと言われています。
「室温と外気温の差が良く分からない」
という場合は、室内にいながら、外気温を測定できる外気温計を1台持っておきましょう。
通販サイトを利用すれば、手ごろな価格で購入できますので、頭痛が気になる方は使ってみてください。
おすすめ 商品
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温度差を5~6℃に設定しても、頭痛が起きてしまう。という場合は、温度差を3℃程度まで抑えると、楽になる場合があります。
熱中症予防など、エアコンは欠かせない存在ですが、真夏でなければ送風や除湿、扇風機やサーキュレーターなども上手に活用するのもおすすめです。
冷房よりも、外気温との差が出にくい方法なので、ぜひ試してみてください。
自宅なら自分でエアコンの温度設定を変えるなど工夫ができますが、オフィスで仕事をしているときや外出時は、自分で設定を変えることはできませんよね?
そんなときは、エアコンの使い方だけでなく、自分の周りを整えて頭痛を予防する方法を試してみましょう!
自分で自分を整えることも、とっても大切なのです。
エアコンで頭痛に悩まされないためにも、日々の生活を見直していきましょう!
オフィスやデパートといった場所では自分で温度の調節ができませんよね。
そんな時は、自分の体を冷やさないように、腹巻きをすることがオススメ。
腹部を温めると、体全体の温度も上昇しやすくなりますよ♪最近は、外からみるとわかりにくい腹巻きもあるそうです!
冷気が直接当たらないように、カーディガンやスカーフを身につけることも良いですね!
また、冷えは足元から来るとも言われています。
足元を冷やさないためには、厚手の靴下やハイソックスを履いたり、レッグウォーマーを使ったりするといいですよ!
暑い夏は、冷やし中華やスイカのような、冷たいものを食べがち。
美味しいのは十分承知ですが、体を内部から冷やす原因になってしまいます。
定期的に、生姜やネギ・ニンニクといった体を温める食べ物を摂取しましょうね♪
どうしても食欲がなければ、冷たい飲み物よりも温かい飲み物を飲みましょう。
ただし、糖分が多い飲み物は逆効果なのでノンシュガーのものをおすすめします!
冷えを最も感じやすいのは「足先」だそう。
エアコンの冷気が足元に溜まりやすく、心臓から遠いために血流が悪くなりがちだからです。
そこで、日頃から歩いたり、軽い屈伸を行なって血流を良くしていきましょう!足先が冷えにくくなりますよ♪
運動の目安は、1時間ごとに1回が理想です!
冷えに対する抵抗力が下がってしまうことで、起きる症状は頭痛だけではありません。
夏になると、人の体は熱を逃がしやすいようになります。
ですが、その状態で冷房に当たり続けていると自律神経のバランスが崩れ、「冷房病」と呼ばれる症状を引き起こしてしまうこともあるからです!
冷房病の症状は次のものがあります。
これらの症状が引き起こされてしまうかもしれません。
冷房病は、そのままにしてしまうとずっとこの不快な状態が続くようになってしまうことも…!
もっとひどくなるとエアコンだけではなく、扇風機の風でも体調を崩してしまうとか…。
冷えの対策はしっかりと行いましょう!
エアコンが原因で起こる不調は頭痛だけではなく、カビやホコリによるものもあるのです!
温度調節もして、食事や運動もしているのに、エアコンをつけるとどこか体調が思わしくない… その原因は、エアコンに溜まったホコリやカビかもしれませんよ?
エアコンにホコリやカビが溜まっていると、どうしてダメなの?
それは、主に呼吸器系の不調が出てきてしまうからなんです。
エアコンの風に乗って、ホコリやカビの胞子が飛んでいるんですから体に良いわけないですよね。
風邪だと思って病院に行ったら、カビが原因の肺炎なんて言われた例も…!
また、赤ちゃんや小さな子どもがいるのであればなおさら注意が必要!
まだ体が出来上がっていない赤ちゃんや小さな子どもはホコリやカビの影響を受けやすく、呼吸器だけではなく、アトピー性皮膚炎などの皮膚の異常も出てしまうことがあるからです。
大切な赤ちゃんがアトピー性皮膚炎や喘息になってしまうと、大変…!
こまめにエアコンを掃除をする大切さがわかりますね。
エアコンの掃除は、実は自分でできる箇所も少なくありません。
自分でできる場所は、なるべく定期的に掃除をしましょう♪
みなさんは、日頃のお掃除でどのぐらいできていましたか?
自分で掃除できる部分はいいですが、エアコンの内部にできたカビは、自分でお掃除することがかなり難しいです…。
「もう何年もエアコン掃除していない」となれば、普通ならできる箇所も汚れが取れなくなってしまっていることも!
エアコンクリーニングをもっと詳しく
そこで、カビをお掃除したい場合は、こちらのサイトからプロにエアコンクリーニングを依頼しましょう♪
はい、これ。エアコンクリーニング後の汚れです。こんなにカビが溜まっているんですね…!
プロならこちらの画像のように、綺麗さっぱり汚れを取ってくれますよ♪
これで、頭痛も体調不良もスッキリかも!
今回は、エアコンをつけた時に起こる頭痛の原因や対策について解説しました。
熱中症対策のためにエアコンをつけたらかえって頭が痛くなってしまうのは盲点でした。
体の急速な冷えに対応できるよう、エアコンの使い方や普段の生活を見直していきましょう!
エアコンと仲良く付き合って、快適な夏をお過ごしください♪
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