エアコンのカビは肺炎の原因かも?健康に過ごすための掃除と予防法!
皆さん、エアコンのカビは放っておくと、過敏性肺炎の原因になるかもしれないことはご存知ですか?
夏場にエアコンをつけ始めると咳が止まらないといった悩みなどがあれば、それはエアコン内部のカビが原因かもしれません。
放っておくと病気につながる可能性のあるエアコンのカビ。今回はその危険性と、予防法を紹介していきます。
エアコンのカビで体調が悪くなる可能性が…
エアコンのカビが原因で引き起こされる恐れのある病気、それが夏型過敏性肺炎!
聞き馴染みがない病気だと思うので、詳しく説明していきますね。
夏型過敏性肺炎とは
夏型過敏性肺炎はアレルギーが原因で起こる過敏性肺炎の一つ。
過敏性肺炎には多くの種類があり、そのうち4分の3ほどを占めるのが、夏型過敏性肺炎です。
この夏型過敏性肺炎の原因はトリコスポロンというカビの一種によるもの。
風通しが悪く、湿度が高い場所に繁殖します。
夏場のエアコンは、内部に水分が溜まりカビが発生しやすい条件が整っているので、気をつけましょう。
主な症状
夏型過敏性肺炎の症状は、夏かぜとほとんど変わらない症状で、主な症状は以下の三つ!
・息切れ
・発熱
長い間症状を放っておくと慢性化し、微熱程度の熱と咳だけが残ることが多く、喘息と似た症状になるそうです。
症状だけだと夏かぜと区別がつきにくいですが、判別する方法はあるんでしょうか?
この症状、夏型過敏性肺炎かも?
かぜとよく似た症状ですが、わかりやすい特徴は、カビがいないところでは症状が治まることが多い点。
家のカビが原因であれば家を離れたら、オフィスが原因であればオフィスを離れたら、症状が治まることが多いそうです。
また、毎年夏になると咳が止まらなくなるといった症状であれば、夏型過敏性肺炎の可能性があります。
いずれにしても、自分だけで判断するのは危険!身体の調子が良くない時は、必ずお医者さんに診てもらってくださいね。
エアコンのカビが病気の原因になっているかも!
エアコンのカビは夏型過敏性肺炎だけでなく、様々な病気の原因になるかもしれません。
・アレルギー性皮膚炎
・アトピー性皮膚炎
エアコンのカビは、これらの病気を発症する原因になってしまうかもしれません。
一刻も早くカビ対策をすることをオススメします。
カビを退治して健康に過ごそう!
エアコンのカビの危険性は分かりましたが、どうすればいいかわからないですよね。
大切なのはすぐにでも、エアコン内部の奥まで洗浄すること!
エアコンのカビは内部にはびこっているため、内部の分解洗浄まで行ってくれるプロに依頼することをオススメします。
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自分で掃除する方法もありますが、故障の原因になったり、なにより内部まで完璧に掃除をすることができないのでオススメしません。
カビを予防して心地よい毎日を!
健康を維持するために、カビが繁殖しにくい環境を維持し続けましょう。
日頃から実践できるカビの予防方法を紹介していきます!
フィルターの掃除!
カビ退治で紹介したように、定期的にフィルターを掃除しましょう!
チリやホコリはカビの栄養となって、すぐにカビが繁殖してしまいます。
エアコンを高い頻度で使用する夏や冬は、一ヶ月に一回を目安にお掃除しましょう♪
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運転後の送風運転!
冷房を使った後、エアコン内部には結露が発生し、水分がエアコン内に溜まります。
この溜まった水分によって湿度が高くなり、カビが発生しやすい状況を作ってしまうのです。
そうした状況に効果的なのがエアコンの送風運転!
冷房を使った後、30分~2時間ほど送風運転をすることで、エアコン内部を乾燥させ、カビを予防できます。
部屋の換気!
部屋全体の湿度が高いと、エアコンの内部にカビが発生する原因になってしまいます。
こまめに換気することで、部屋中のカビの発生を予防できますよ♪
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まとめ
夏場にエアコンをつけると咳が止まらなくなる、そんなお悩みがあれば一度エアコンをキレイに掃除してみることをオススメします。
肺炎や喘息などの病気の可能性をなくすだけでなく、部屋全体が清潔だったら気持ちがいいですよね。
ただでさえ、体力が奪われがちな夏場!しっかりとカビ対策をしていきましょう。