暑い夏を涼しく、寒い冬を暖かくしてくれる「エアコン」は、私たちの暮らしに欠かせない家電アイテムですね。
そんなエアコンを、皆さんは普段どのくらいの頻度で掃除をしていますか?
お部屋の掃除と違って、汚れが見えづらいので、ついつい後回しにしてしまっているという方もいるかもしれません。
今回は、そんなエアコン掃除の手間をぐっと楽にしてくれるエアコン、「日立しろくま君」をご紹介します!
そもそもエアコンには、どのような汚れが付着しているのでしょうか?
エアコンには、部屋の中のほこりや花粉、タバコのけむりなどの汚れが付着しており、これらの汚れは、エアコンフィルターに付着し、その汚れを付着したままにしてしまうと、カビが繁殖する原因にもなってしまいます。
また、エアコンの掃除を忘れてしまうと、下記のように、さまざまな不具合が起こってしまいます。
エアコンの汚れを放置すると、エアコン内部にカビが発生し、エアコンの風とともにカビの嫌な匂いが室内に放出されてしまいます。
エアコンから発生したカビ胞子が原因となり、目がかゆくなったり、くしゃみが出たりと健康被害を引き起こす可能性があります。
エアコンの内部が汚れると、エアコンの作業効率が落ちてしまうため、電気代が余計にかかってしまいます。
このようなことが起こらないためは、掃除機能付きのエアコンでない場合には、1ヶ月に1度程度のこまめなフィルターの掃除と、年に1回程度のエアコン内部の掃除が必要になります。
では、今回ご紹介する「日立しろくま君」はどういった商品なのでしょうか?
日立しろくま君の最大の特徴は、「凍結洗浄」と呼ばれる、クリーン技術が搭載されている点です。
この凍結洗浄は、エアコン内部の熱交換器を凍らせて霜を付け、たくわえた霜を一気に溶かして汚れを洗い流す機能のこと。
清潔な状態を保ち、ホコリの目詰まりによる性能の低下も抑えることのできる機能です。
また、わざわざスイッチを押して、洗浄を行うのではなく、冷房や暖房を累積で42時間運転した際に、自動で掃除が始まるので、掃除をするのを忘れてしまう心配もありません。
また、「ファンロボ」と呼ばれる機能も搭載されており、熱交換器の奥にある、今までお掃除できなかったファンも自動で定期的に掃除してくれますよ。
日立しろくま君のような、自動洗浄機能の付いたエアコンの場合は、基本的には日常的な掃除が不要です。
しかし、定期的にフィルターの状況を確認し、汚れが気になる場合には、以下の方法で掃除をするようにしましょう。
エアフィルターは、定期的に汚れを確認し、しつこい油汚れなどが付着している場合には、掃除が必要です。
フィルターロックを解除して、フィルターを取り外し、水洗いで洗いましょう。
汚れがひどい場合には、中性洗剤で洗い、洗剤が残らないようによく洗い流してから、日陰で十分に乾かすようにしましょう。
たわしやブラシを使ったり、強い力で洗ったりすると、フィルターが破損する恐れがあるので、十分に注意してくださいね!
ワイパーカバーとワイパーも、普段は掃除がいらない箇所ですが、汚れが気になる場合には、以下の方法で掃除をしましょう。
まず最初に電源プラグを抜いて、フロントパネルを取り外します。
フロントパネルが外れたら、ワイパーカバーを、柔らかい布で乾拭きしましょう。
ワイパーは、ワイパーカバーにあるつまみを引くと取り外すことができるので、取り外して水洗いします。
エアフィルターと同様に、汚れがひどい場合には、中性洗剤で洗い、洗剤が残らないようによく洗い流してから、室内で陰干して十分に乾かすようにしましょう。
ホコリキャッチャーは、1年に1度程度掃除が必要な箇所です。
ホコリキャッチャーを取り外して、ダストボックス内のホコリやチリを捨て、付着しているホコリを掃除機などで吸い取り、水洗いをしましょう。
こちらも、エアフィルターなどと同様に、汚れがひどい場合には、中性洗剤で洗い、洗剤が残らないようによく洗い流してから、室内で陰干して十分に乾かすようにしましょう。
自動洗浄機能付きのエアコンであっても、何年か使っていると、エアコンから嫌な匂いが発生してしまうことがあります。
それは、エアコンの内部に汚れが溜まってしまっていることが原因となっているため。
エアコンの内部の掃除は、素人ではなかなか難しいため、大掃除などの機会を利用して、クリーニング業者などに依頼することもおすすめです。
費用は、1万円から3万円程度で、1時間~2時間程度で掃除をしてくれますので、匂いなどが気になる場合には、検討してみてもいいかもしれませんね。
エアコン掃除の手間をぐっと楽にしてくれるエアコン、「日立しろくま君」をご紹介しました。
型式によって、掃除方法が異なることもあるので、掃除をする際には取扱説明書をよく確認してから、掃除するようにしてくださいね。
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