紙オムツを洗濯しちゃった!服についた吸水ポリマーには塩が効果的!
「あ、紙オムツを洗濯しちゃった…!」 子育てをしたことがある人は、こんな経験ありますよね?
意識していてもついうっかりやってしまうことや、お子さんがお手伝いをしてくれた時に、誤って紙オムツも洗濯してしまった!
なんていう事もあるかもしれませんね。
そして気づけば、洗濯槽は悲惨な状態に・・・・・・。
紙オムツには、水分を吸水するために吸水ポリマーが使われています。
吸水ポリマーは水分を吸水するとゼリー状になるので、衣類や洗濯槽にべったりとくっついてしまうのですが、これを取り除くのが厄介!
そこで今回は、紙オムツを洗濯した時の対処法を紹介します♪
万が一、紙オムツを洗濯してしまっても諦めないで!
吸水ポリマーは、キレイになるんです♪
目次
洗濯機に広がってしまう厄介者、吸水ポリマーとは?
紙オムツには、吸水ポリマーという素材が使われています。
吸水ポリマーとは、簡単にいうと「吸水性に優れたプラスチック」。
水を吸う前は粉状でサラサラとしていますが、水を吸うことでゼリー状に変化します。
1gの吸水ポリマーで約300mlもの水を吸水するというのも驚きです。
このような習性がある吸水ポリマーが使われた紙オムツを洗濯機で洗ってしまうと・・・・・・。
洗濯槽も他の洗濯物も、水を吸収してゼリー状になった吸水ポリマーでベトベトになってしまうんですね。
恐ろしい!
誤って洗濯した紙オムツを取り除く方法を伝授
ここでは、実際に紙オムツを洗濯しちゃった時の対処方法を解説していきます。
洗濯槽に付着した紙オムツを取り除く方法
洗濯槽にベットリと付着した紙オムツを取り除きたいときは、洗濯機についているくず取りネットを活用します。
・ティッシュ
紙オムツと洗濯機に入っている洗濯物を、一旦取りだしましょう。
洗濯機内部に付いている、くず取りネットに溜まっているゴミは事前に捨てておきましょう。
目に見える分は、ティッシュなどで取り除きます。
水量をマックスにしてすすぐことで、効率よく取り除くことができるんですよ♪
5分後に、すすぎをいったん停止して、くず取りネットの吸水ポリマーを取り除きます。
ポリマーがつかなくなるまで、くず取りネットのポリマーを取り除く手順を繰り返しましょう。
くず取りネットにポリマーが付かなくなったら、脱水しましょう。
吸水ポリマーを取り除くためには、何回か繰り返す必要があるんですね…。
もしそれでも紙くずが気になるようなら、洗濯機を丸ごと掃除しちゃいましょう!
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洗濯槽に付着した紙オムツを取り除く方法
洗濯した衣類にくっついた吸水ポリマーを取り除きたいときに使用すると便利なのが、粘着テープです!
・粘着テープ
吸水ポリマーを取り除くには、粘着テープが効果的です。ほこりを取るように、衣類についた吸水ポリマーを取り除きましょう。
普段通りに、洗濯物を干して乾かしましょう。
衣類が乾いた後に、まだ残っている場合は洋服を振って落としましょう。粘着テープを使うのもいいかもしれませんね♪
時間に余裕がある場合は衣類を乾かした後に、再び洗濯しましょう。
排水溝も必ず確認しよう
吸水ポリマーは、洗濯槽の中だけでなく、洗濯槽から出る排水にも含まれています。
吸水ポリマーは、水に溶けない性質を持っています。
そのため、放っておくと排水溝に詰まってしまう可能性があるんです。
衣類や洗濯槽に付着した紙オムツを取り除くだけでなく、必ず排水溝もチェックしましょう!
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ドラム式でオムツを洗濯してしまった場合は?
ドラム式洗濯機で紙オムツを洗濯してしまった場合はどのようにお掃除したらよいのでしょうか?
ここでは、その対処方法について詳しく解説していきます。
洗濯してしまうとどうなる?
ドラム式洗濯機でオムツを洗濯してしまった場合も、衣類や洗濯機内に給水ポリマーが付着してしまいます。
ゼリー状のポリマーを前に、
「洗濯機が壊れてしまったどうしよう……」
「衣類についたポリマーはどうやって掃除したら……」
と絶望的な気持ちになってしまいますよね。
思わず目をそむけたくなる瞬間ですが、放置してしまうと本当に洗濯機が壊れてしまいます。
一刻も早く、正しいお掃除方法でオムツのゴミを取り除いてあげましょう。
実際のお掃除の手順は?
それでは、ドラム式洗濯機でオムツを洗濯してしまった場合の、お掃除手順をチェックしてみましょう。
ドラム式洗濯機でオムツを洗ってしまった場合、まずはポリマーまみれになってしまった洗濯物を取り出しましょう。
いつもの洗濯かごに入れてしまうと、かごの中も汚れてしまうため、レジャーシートや新聞紙を敷いた上に取り出すようにしましょう。
洗濯物を取り出したら、ドラム式洗濯機内のゴミを取り除いていきます。
手の届く範囲で取れるゴミを取り、フィルター内に溜まっているオムツのゴミも忘れずに掃除しておきましょう。
内部を掃除する場合は、ティッシュペーパーなどやさしい素材でふき取るようにします。
気になるから……と、たわしや金属で擦ってしまうのは、洗濯機が傷つくためNGです。
次に、洗濯機の水位を最大にして、洗いのみで回します。設定時間も一番長いコースにしておきましょう。
洗いモードをスタートさせたら、1分くらいで一時停止ボタンを押し、浮いてきたゴミを取り除きます。
この、1分洗ってゴミを取る工程を繰り返し、完全にポリマーがなくなるまで作業を続けましょう。
ドラム式洗濯機の場合、多くの機種に乾燥モードがついていると思います。
乾燥モードがある場合は、オムツのゴミがついた衣類を、長めに乾燥させましょう。
水を吸ったポリマーを乾燥させることで、元の小さい状態へ戻せます。
乾燥後に残ったポリマーは、粘着テープなどを利用して取り除きましょう。
洗濯機や衣類がきれいになったあとは、排水ホースの中もチェックしておきましょう。
ホースの中にオムツのゴミが残っていると、トラブルの原因になります。
排水ホースのチェックが完了したら、ドラム式洗濯機の掃除は終了です。
吸水ポリマーを取り除く裏ワザ
実は塩を使うと、かなり有効的に吸水ポリマーを取り除くことができるってご存じでしたか?
塩には、吸水ポリマーに含まれた水を排出させる働きがあります。
そのため、塩を使うことで、吸水ポリマーを小さく、取り除きやすくできるんですよ♪
ただし、塩を使ってポリマーを落とす方法は、紙オムツメーカーや、洗濯機メーカーのサイトで推奨されているわけではありません。
あくまで、自己責任で行うようにしましょう。
・塩
・たらい
水をたっぷり入れたたらいに、大さじ3~4杯の塩を入れて塩水を作ります。
吸水ポリマーを落とすイメージで揉み洗いをしていきます。
揉み洗いが終わったら、通常通り洗濯をして乾かしましょう。
塩を使って取り除くことができるなんて、意外です!
洗濯槽にも塩を使いたいところですが、洗濯槽がさびる恐れがあるので絶対にやめてくださいね!
紙オムツを洗濯してしまった時にやってはいけないこととは?
吸水ポリマーを取り除くために、洗濯槽に直接塩や重曹を入れるのはやめておきましょう!
]洗濯機や衣類に大きなダメージがかかる可能性があるだけでなく、洗濯機がさびたり、故障する要因にもなりかねません。
紙オムツだけじゃない!ティッシュを洗濯したときには…
ついでに、ティッシュを洗濯した時ってどうしたら良いんでしょうか?
紙オムツより、誤って洗濯する頻度が高いのがティッシュですよね。
ポケットの中にポケットティッシュを入れて洗濯した経験がある方も多いのではないでしょうか。
衣類に付着してしまったときは、乾燥機にかけることをおすすめします。
ティッシュなどの紙類は乾燥機にかけることで簡単に取り除くことができるんですよ♪
また、洗濯槽に付着したティッシュを取り除く時には、紙オムツを取り除くときの方法を参考にしてみてください。
紙オムツと違って、簡単に取り除くことができるが嬉しいですよね!
こちらで、詳しく説明していますのでチェックしてみてくださいね♪
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まとめ
今回は、紙オムツを洗濯したときの対処法を紹介しました。
紙オムツを洗濯しちゃったら、地道に取り除くしか方法はありません…。
普段から、洗濯物に紙オムツやティッシュが含まれていないか点検する習慣をつけましょうね!
紙オムツ以外にも、熱さましシートにも吸水ポリマーは含まれています。
お子さんが成長して、紙オムツを使わなくなったからといって油断は大敵ですよ!
紙オムツを誤って洗濯しちゃった時に、参考にしてもらえたら嬉しいです♪