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更新日 :2024年06月24日

毛布は洗濯機で洗える?自宅での洗い方や干し方のコツを解説

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毛布は洗濯機で洗えますが、洗濯できるかどうかを見分けるには、洗濯表示や素材をよく確認することが大切です。この記事では、洗濯機を使った毛布の洗い方や干し方、洗剤選びのポイントなどを解説。「洗濯容量が何キロの洗濯機なら毛布を洗える?」「洗濯ネットなしでもいい?」「手洗いマークが付いている毛布は洗える?」「毛布コースがない場合は?」などの疑問にもお答えします。

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そもそも毛布は洗濯機で洗えるの?確認ポイント3つ

毛布は、条件を満たせば家庭の洗濯機でも丸洗いが可能です。

毛布に付いている洗濯表示や素材などによって洗濯できない場合があるため、3つのポイントを確認しましょう。

1. 家庭で洗えるか洗濯表示をチェックする

まずは、毛布についているタグから洗濯表示を確認しましょう。

「洗濯OK」や「手洗いOK」マークがあれば洗える!

桶のようなマークが付いている場合は、家庭の洗濯機で洗えます

手洗いマークが付いている毛布は、「手洗いコース」のようなやさしく洗うコースを使うことで洗える場合があるので、洗濯機の取り扱い説明書も確認して毛布を洗ってもよいかチェックしましょう。

なお、桶にバツマークが付いている場合は水洗いができません。クリーニング店にお手入れを依頼するようにしましょう。

乾燥機を使いたい場合はタンブル乾燥マークで見分ける

こちらは、乾燥機を使えるかどうかを判断する洗濯表示です。特にポリエステルのような合成繊維や綿素材の毛布は、乾燥機を使えるものが多くあるため確認してみましょう。

イラスト左のマークがある場合は、乾燥機にかけられないので注意。

また乾燥機についての洗濯表示が付いていない場合は、タグの注意書きをチェック。「タンブル乾燥は避けてください」という文言があれば、乾燥機の使用は避けるようにしてください。

漂白剤が使えるか・使える種類をチェックする

毛布を洗濯する際に漂白剤を使いたいときは、上記の洗濯表示もチェックしましょう。三角形にバツ印が付いている場合は、漂白剤を使うことができません。

また使用OKでも、塩素系か酸素系か使える漂白剤の種類が限られることがあるため注意してください。

漂白剤による色落ちが心配な場合は、漂白剤を含ませた白いタオルを毛布の端につけてみて、タオルに色が移っていないか確認しましょう。

2. 毛布の素材で洗える・洗えないを確認する

毛布の素材によっても、洗えるかどうかの判断をすることができます。

基本的に、ポリエステルやアクリルのような合成繊維は軽量で扱いやすく、家庭でも洗濯OK。

ウールはものによって洗える場合があるため、洗濯表示を確認してください。

シルクやカシミヤなどデリケートな素材の毛布は傷みやすいため、家庭での洗濯は避けることおすすめします。

洗えない素材であれば、洗濯表示も「水洗い不可」と記載されているので、洗濯表示と合わせてチェックしてみましょう。

3. 洗濯機の洗濯容量を超えない範囲で洗う

洗濯機には洗濯容量があるため、容量を超えない範囲で毛布を洗うようにしましょう。

例えば「パナソニック」の洗濯機は、全機種に「毛布コース」が搭載されており、洗濯容量が8kg以上の場合は4.2kgまでの毛布が洗濯可能。

写真のように、洗濯槽ギリギリの高さまで毛布をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、しっかり洗えないことや洗濯機が故障することがあります。

洗濯容量が何キロ以上からなら毛布を洗えるかは、メーカーや洗濯機の機種によって異なるため、洗濯機の取り扱い説明書をよく確認してくださいね。

参考:毛布を洗うのにおすすめの機種は?|Panasonic

POINT
毛布の重さが分からないときは体重計を使う

毛布の重さの目安はシングルが約3kg、ダブルが約6kg。しかし、素材によって重さが異なるため、洗濯前に重さを確認しておきましょう。

毛布を持って体重計に乗り、数値から自分の体重を引くと、毛布の重さが分かります。

毛布を洗う前の下準備!ネットなしでもOK?

毛布を洗濯機で洗う前に、ゴミを落としたり必要な道具をそろえたりと、ある程度の下準備をしておくと洗濯後の仕上がりがよりキレイになります

洗う前にホコリや目立つ汚れを落とす

毛布に付着しているホコリやシミなど、目立つ汚れは簡単に落としておきましょう。

洗濯する前にベランダの物干し竿に毛布を掛け、やさしく叩いて毛布の毛の間に溜まるホコリを取っておくのもおすすめ。叩いた時に舞ったホコリを吸い込まないように、念のためマスクなどをつけておくとよいですよ。

毛布にシミがある場合は、洗濯用の液体洗剤を汚れている部分に少量つけ5分ほどおき、いらない布で洗剤を軽く拭き取りましょう。あとはそのまま洗濯するだけで、シミが取りやすくなります。

必要に応じて洗濯ネットを用意する

毛布を洗うときは洗濯ネットに入れるべきか迷いますが、使っている洗濯機によって対応が変わる点に注意してください。

洗濯機にそのまま毛布を入れると、洗濯機内部に引っかかったり擦れたりして、生地が傷んでしまいます。そのため、基本的に毛布を洗濯機で洗う際は、大きいサイズの洗濯ネットを用意しましょう。

しかし、洗濯機の機種によっては「毛布を洗う際は洗濯ネットは不要」のケースや、「ドラム式で毛布を洗う際は洗濯キャップが必要」などといったケースがあります。

洗濯機の取り扱い説明書や、各メーカーの公式サイトにも毛布を洗う際のポイントについて解説があるので、チェックしておきましょう。

毛布に適した洗剤を選ぶ

・おしゃれ着用の中性洗剤で毛玉や縮みを防ぐ
・ニオイや黒ずみが気になる場合は漂白剤の使用もおすすめ
・柔軟剤でシワや静電気を防止する

毛布に付いているタグに「中性洗剤を使用してください」と指定がある場合は、その内容に従いましょう。

特に指定がない場合は、毛玉や縮みなどのダメージを抑えるために、おしゃれ着用の中性洗剤を使うのがおすすめ。毛布のニオイや黒ずみが気になる場合は、洗濯表示をチェックし、洗剤と一緒に漂白剤を使うのもOKです。

アクリルやウール素材は、ふんわりと仕上げるために柔軟剤を使うのもよいでしょう。シワや静電気を抑える役割もあります。

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洗濯機を使った毛布の洗い方!たたみ方のコツも解説

毛布を洗う前の下準備が完了したら、さっそく洗濯機で洗っていきましょう!

くれぐれも、洗濯機を使っても大丈夫かどうかよくチェックしてから洗ってくださいね。

手順
 
1
毛布をたたみ、洗濯ネットに入れる

毛布を洗濯ネットに入れる際は、山折りと谷折りを交互に繰り返す屏風たたみ」にすることで、水がまんべんなく届いて汚れが落ちやすくなります。

屏風たたみの方法を写真付きで解説します。まずは、毛布を床に広げましょう。

次に、山折り谷折りを繰り返します。毛布を細長く、ジャバラに折っていきます。

次に、正方形を作るように山折りと谷折りを繰り返して折り、洗濯ネットに入るような大きさに折っていきます。

だいたい小さめの正方形になればOK。洗濯ネットよりひと回り小さくすると、入れる時にスムーズです。

このようにたためたら、洗濯ネットに入れてください。

もしも、毛布が入るサイズの洗濯ネットがない場合は、ひもを使いましょう。毛布を山折り谷折りした後に、くるっとロールケーキのように丸めてひもで縛ってください。

このとき、色のついたひもだと色落ちしてしまうことがあるため、色がないひもを用意しましょう。

2
毛布と洗剤を洗濯機に入れる

毛布を洗濯ネットに入れたら、洗濯機に入れましょう。

縦型洗濯機の場合は、汚れのついた部分を洗濯槽の底部分に向けて入れると、汚れが落ちやすくなります。

3
毛布コースや手洗いコースで洗う

毛布コースがある洗濯機の場合は、そのボタンひとつで簡単に洗えます!

もしもコースがなく自分で設定する場合は、「弱水流」や「手洗いコース」などやさしく洗浄できるコースを選びましょう

脱水が終わったら、臭いが付かないようになるべく早く洗濯機から取り出してください。

毛布が洗濯機に入らない場合の手洗い方法

「洗濯機に入らない」「コインランドリーまで毛布を持っていくのが大変」という場合は、お風呂の浴槽を使って毛布を手洗いする方法もあります。

手順
 
1
浴槽に30〜40℃くらいのお湯を張り、洗剤を溶かし入れる

まずは、浴槽に毛布全体が浸かる程度のお湯を張ります。温度は30〜40℃くらいがおすすめです。

毛布はまだ入れずに、先におしゃれ着用洗剤を適量入れて溶かしましょう

2
毛布を入れて足で押し洗いをする

浴槽に毛布を入れたら、足で全体を隅々まで踏んで押し洗いをします。

上下をひっくり返しながら洗うと汚れが落ちやすくなります。滑って転ばないように気をつけてくださいね。

3
2〜3回すすぎ、浴槽のフチで脱水する

汚れた水を捨てて、洗剤の泡がなくなるまでシャワーでしっかり洗い流しましょう。

洗剤がある程度流れたら、毛布が浸かる程度までお湯を張って押し洗い、シャワーで流す工程を2〜3回ほど行って洗剤が残らないようにするのがポイント。柔軟剤を使う場合は、最後のすすぎで入れて仕上げましょう。

すすぎが終わり、足踏みや浴槽のフチにかけて水気を切ったら洗濯完了です。

毛布の乾かし方のコツは「M字干し」

毛布を効率よく乾かすために、押さえておきたいポイントをご紹介します。

毛布は生地が厚く乾きにくいため、なるべく屋外の広い場所で干すことをおすすめします。

また、天気予報を確認して晴天の日に干せるようにしましょう。長時間干すことを考えると、朝起きてすぐに洗い始めれば一日のうちに乾かしやすくなります。

1.干す場所は洗濯表示をチェックする

大抵の毛布は日干しでも問題ありません。特にポリエステルやアクリルの毛布の場合は、水切れがよく乾きやすいです。

ただし、洗濯表示に四角の左上の角に射線があるマークがある場合や、濃い色の場合は、風通しのいい日陰で干すようにしましょう。

ウール、シルク、ナイロンでできている場合は、日光によって黄ばむことがあるので、陰干しをおすすめします。

このように、洗濯表示や素材によって「日なたに干すか・日陰に干すか」を意識すると毛布が傷みにくくなりますよ。

2.「M字干し」で風通しをよくする

毛布は濡れている部分が密着しないように、2本の物干し竿にM字になるように干すと、間に空気が入り効率よく乾かせます。

物干し竿が1本しかない場合は、ハンガーでひと工夫

ハンガーをいくつかかけて、そのハンガーの上に毛布をかぶせるようにして干す方法もあります。生地がくっつかないように、空気の通り道を作ってあげることが大切です。

どちらの方法も難しい場合は、途中で裏返す、向きを変えるなどすると乾きやすさがアップしますよ。

【Q&A】毛布の洗濯方法に関するよくある質問

「洗濯機に毛布が入らない場合はどうしたらいい?」「洗濯機で毛布を普通コースで洗ってもいい?」など、毛布を洗濯機で洗う際の疑問をまとめたので、参考にしてみてください。

Q. 毛布は洗濯機で洗えますか?

A. 毛布の種類によって洗濯機で洗えるものがあります。

洗濯表示に洗濯機マークや手洗いマークが付いている毛布は、自宅の洗濯機で洗えます。

また毛布が洗濯できるかどうかは素材でも判断が可能。綿やポリエステル素材の毛布は洗える場合が多くあります。

Q. 毛布が洗えるのは何キロの洗濯機からですか?

A. 洗濯機の種類やメーカーによって異なるため、取り扱い説明書を確認しましょう。

公式サイトによると、パナソニックの洗濯機の場合は、洗濯容量8kg以上なら4.2kgまでの毛布が洗濯可能。

メーカーや洗濯機の機種によって容量の目安が異なるため、取り扱い説明書を確認してください。

Q. 洗濯機に毛布が入らない場合はどうしたらいいですか?

A. 洗濯機に毛布が入らない場合は、お風呂の浴槽を使って洗いましょう。

洗濯機に無理やり入れると故障の原因にもなるため、自宅で洗う場合は浴槽を使う方法がおすすめです。

またお金がかかりますが、コインランドリーやクリーニングを活用することも検討してみましょう。

Q. 洗濯機で毛布を普通コースで洗ってもいいですか?

A. 毛布へのダメージや、洗濯機本体の傷みを防ぐために毛布コースで洗いましょう。

標準コースより多めの水でやさしく洗浄できるコースを選びましょう。「毛布コース」がない場合は、「弱水流」や「手洗いコース」などがおすすめです。

Q. コインランドリーで毛布は洗えますか?

A. 毛布はコインランドリーでの洗濯が可能です。

洗濯表示を確認して洗濯機で洗えるものならOK。洗えないものはクリーニングを依頼するようにしましょう。

Q. 毛布を洗う頻度はどれくらいがいいですか?

A. できれば1ヶ月に一回、最低でも1シーズンに一回が望ましいでしょう。

毛布を使い始める秋と、毛布をしまう春先は、なるべく洗濯するのがおすすめ。冬の間、毛布を使っているときも月に一回くらいの頻度で洗濯をしてキレイにしましょう。

毛布は定期的にお手入れをしておこう!

毛布を洗う際は素材や洗濯表示などを確認して、毛布の状態にあった洗濯方法を選びましょう!

清潔な状態を維持するために毛布カバーを活用すると、汗が染み込んでもカバーだけ手軽に洗濯ができるのでおすすめ。布用消臭スプレーを活用して、頑固な汚れが付かないように普段からお手入れの習慣をつけておくのも大切ですね。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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