アスクマイスター

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備前表町皮革美藝

店長: 石尾輝久

質問回答数

10件

備前表町皮革美藝さんの回答一覧

10件を表示

エルメスのバッグ・財布の修理で一番依頼が多いのはどんな修理ですか？

カラーリングです。エルメスのレザー製品は染料で仕上げられているものが多く、革の素材や風合いを楽しめるお品になりますが、反面自然退色してしまうのはどうしようもありません。アクリル顔料での仕上げがお勧めできる製品とそうでない製品とに分かれます。次に多いのはブランドメーカーさまが対応されないレザーの破れなどです。長くご愛用されたバーキンなどのバッグ類の破れた持ち手に革を巻いて見栄え良く　また、より永く持てるようにいたします。

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グッチのバッグ・財布・靴の修理で一番依頼が多いのはどんな修理ですか？

内袋交換です。特に旧モデルのバンブーバッグは多いです。バンブーデザインでの復刻モデルが再販されるように永い人気を誇ります。ただし、旧モデルの製品は内袋がベタつくことも多いので内袋交換の修理となるわけです。基本的にはメーカーさまでの修理をお勧めいたしますが、ご希望に沿わない場合などは当店でも交換可能です。内袋交換のグレードを下げることや機能を下げることで修理価格を安くすることも可能です。次に多いのは靴のカラーリング修理です。グッチのシューズのご愛用者の多くは　長くご使用されている方が多くアイコンのビットデザインのシューズは今も修理でよくお目にかかります。

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コーチのバッグ・財布の修理で一番依頼が多いのはどんな修理ですか？

カラーリングです。グローブレザーのシンプルかつ大胆なデザインと機能性が好きで永くご愛用されている方は多いです。今でこそコーチはフェミニンや可愛らしいデザインシグネチャーやメンズデザインなど多様なニーズに合わせたモデルがございますが、昔のコーチ(そんなに長生きはしてません (汗)　)は、グローブレザーを大胆にあしらったつくりのものが多かったです。話が長くなりましたが、永く使用されているグローブレザーの作品などは退色や色ハゲもおおく使用感がかなりあるものが多いです。そのため、さらに永くご使用したいとのことでカラーリングのご依頼が多いです。カラーリングの仕上げの際にオイルを入れることでより永く持つようにひと手間をかけます。次に多いのがコーチのヒール製品です。使いやすいためか、お気に入りのためよく履かれるためか、かかと交換によく持ち込まれます。

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修理できるかどうかわからない靴に関して、見積もりだけしてもらうことは可能ですか？

お見積りは可能です。修理のご希望状態や予算などをイメージの上お話しいただけますとスムーズに対応が可能です。画像出の見積もり後、こちらに到着後再確認いたします。修理素材の劣化や、お勧めの修理箇所、メンテナンス場所など見つかった場合は改めて連絡させていただきます。

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一度に複数の、靴修理・お手入れをお願いしたいのですが、可能ですか？

複数見積り可能です。お気兼ねなくお問い合わせくださいませ。また、不用品の引き取りも致しております。使う予定もないがなかなか捨てられないお品物や傷んだお品物も材料部分に使用できる場合がございます。こちらで判断後割引修理用の材料としてご自身にもまた、ほかの方にも使用が可能な場合がございます。同梱して発送していただけますと助かります。

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靴の修理をお願いする際、業者さんに見積もりをもらった後、料金に関してご相談することはできますか？

価格交渉は可能です。基本的に社外の彫金師さまや、取り寄せ金具、メッキ加工など　自社以外での外注依頼見積り以外はお客様のご希望に極力沿うように努めさせていただきます。中古部品の使用などで部材費を下げたり、使用に差し支えない程度の安易な加工方法に変更したりなど、ご提案いたします。

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どのような想いを込めて、靴の修理・お手入れをしていますか？

気持ちよく使っていただけること、より長く使えることを考えて承っております。ご希望に応じた修理内容のご提案を心がけておりますが修理が必要ない場合や、修理に耐えられそうにない場合は「修理をお勧めできません」とアドバイスさせていただく場合もあります。どうしても、という方は修理対応させていただいておりますが修理後の保証は致しかねます。あしからずご了承下さいませ。

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靴の修理をプロにお願いする場合と、自分で修理する場合とでは、具体的にどのような違いがありますか？

大きくは工具、備品、修理工数など経験の差です。なにより、時間の短縮が大きくできます。弊社も過去に経験不足からミスをしてしまうこともございましたが、累積した失敗は次の修理に活かしております。ご自身でも修理は可能ですが、失敗されるケースも多いのであまりお勧めいたしてはおりません。靴のストレッチなど時間のかかるもの等や色を吸い込んでしまう素材などある程度伸ばした後も履いて歩かなければ型が定着せず縮んでしまいますし色を吸い込む素材は何度やってもただ色をのせるだけでは黒ずんでしまいます。インターネットでよければ一般的なアドバイス。店頭でよければ10分無料アドバイスなアドも致しております。ご使用の修理工具、洗剤など撮影もしくはお持ちのうえご相談いただけますと、修理時間の合間を見て返答したします

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靴の修理・お手入れでは、どのような依頼内容が多いですか？

累積上一番多いものは、バックのお色直しになります。靴の修理もオールソールから、かかと交換、ホツレ縫いまで致しておりますが、岡山の地域性か　バッグの修理屋さんが少ないためホツレ直し、内袋交換を含めた　お色直しを移転後 3年間の間にも1500件ほど承っております。　爬虫類など、エナメル、パテントなどの特殊素材、色の定着がのりづらいお品物は革や布地の張替えのご提案なども致しております。

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財布のお手入れのために保革クリームを塗る際、具体的に財布のどの部分から塗り始めるのが良いですか？良い理由も教えてください。

まずは　目立たない場所から塗ることが一番です。保革クリームをつけすぎてしまった時に取り返しがつかないことが多いので目立たない場所で試します。素材や色味や好みでも変わりますが、薄い色の素材は角や四隅から真ん中に向けて円を描くように塗り込んでいくのがおすすめです。好みもありますが真ん中にムラ感があるのが好きな方は真ん中から角や四隅に向けて塗り広げていくと味わいのある革の表情が出やすいです。濃い色の素材は極端につけすぎない限りはムラなく均一に伸ばせれば特に問題はございませんが、塗り漏れ、塗り忘れ防止のため、 1面を3～6と小さい範囲で小分けにして塗る方法と革地が厚いものであれば2重に塗り込む方法とあります。大切にするお気持ちも大事ですが、過度に塗りすぎると革が柔らかくなりすぎて傷つきやすくなったり、カビが生えやすくなったり色が落ちたりすることもあるので、よく手で触るものは特にクリームの塗りすぎにご注意ください。

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