キッチン掃除まとめ|重曹とクエン酸でコンロやシンク周りをキレイに

yusuke

更新日:2022年02月10日

おうちの中で特に汚れやすい場所、それがキッチンです。

コンロの油汚れ、シンクの黒ずみ…。

キッチンの汚れは、あげればきりがありません。

こまめに掃除しても気づいたら汚れているし、もうお手上げ!

そもそもどんな洗剤を使ったらいいのかもわからない…。そんな悩める主婦の方々に朗報です!

キッチンの頑固な汚れも、汚れの種類にあわせた適切なアイテムを使い分ければ、簡単に落とすことができるんです!

今回は、

・シンク
・排水口
・ガスコンロ
・グリル
・換気扇、レンジフード
・電子レンジ
・冷蔵庫
・キッチンの壁、床

のお掃除方法を場所別に紹介していきます!

それではさっそく手順を見ていきましょう…といきたいところですが、敵知らずして勝利無し。

まずはキッチンにできる汚れの種類についてみていきたいと思います!

キッチンの汚れと抑えるポイント

キッチンの汚れはいろいろありますが、実は大きく、

・シンクまわりの汚れ
・コンロまわりの汚れ

の2種類に分類されます。

シンクまわりの汚れ

水垢はもちろん、雑菌のどろっとした汚れ、調理による生ゴミなど、こちらも頑固な汚れが多いです。

臭いの原因になる汚れでもあるので、早めに落としたいですね!

コンロまわりの汚れ

調理による油汚れはもちろん、鍋の焦げ付きなどの汚れもありますね!

さらにやっかいなことに、汚れはコンロだけでなく、壁や床にも蓄積されるのです。

時間とともに頑固になり、どんどんとれにくくなるので、定期的なお掃除が必要になります!

もっとキッチンの汚れについて詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご覧ください!

キッチン掃除の前に押さえておくポイント

キッチンの掃除をするんだから、台所用洗剤とスポンジを使って洗えばいいんでしょ!

そう思っている方、少し考え直してください

キッチンには台所用洗剤だけではなかなか取れない頑固な汚れもあるのです。

しつこい汚れを確実に落とすためにも、次のポイントを押さえてからお掃除にとりかかりましょう!

ガンコな汚れはたわしなどで削ってから洗剤を使う

まず前提として、油汚れや焦げなど、でっぱりのある汚れがある場合は、物理的に削る事が大切です。

コンロ回りや器具にこびりついたしつこい汚れは、 洗剤を使って落とそうとしてもなかなか汚れの根元まで浸透しないのです。

スポンジでこする前に、できる限り汚れを削っておきましょう!

酸性にはアルカリ性、アルカリ性には酸性の洗剤を使う

実は、「汚れ」と一口に言っても、【酸性の汚れ】と【アルカリ性の汚れ】があるのです。

例えば、酸性の汚れと言えば「油汚れ」があります。

この油汚れを落とすためには、アルカリ性の洗剤を使うのが最も効果的なのです。

反対に、アルカリ性の汚れと言えば「水垢の汚れ」が挙げられます。

アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果的なので、水垢汚れに困っている時には酸性の洗剤を使用すればいいのです!

このように、自分が落としたい汚れは酸性なのか、アルカリ性なのかを把握した上で洗剤を選ぶことが大切ですね。

キッチン掃除にオススメの洗剤

よし、キッチン掃除しよう!と思っても、どんな洗剤を用意すればいいか分かりませんよね。

突然ですが、みなさんはナチュラルクリーニングという言葉を知っていますか?

ナチュラルクリーニングとは、化学薬品を含まない自然由来のアイテムだけで掃除することを言います。

今回は、自然由来で環境にもお肌にも優しく、キッチン掃除にもってこいの、こちらの5アイテムを紹介していきます!

・重曹
・クエン酸
・シャボン玉石けん
・激落ちくんシリーズ
・セスキ炭酸ソーダ

洗剤選びに迷った時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、それぞれの特徴について見ていこうと思います!

重曹

まずは重曹。

なんとなく聞いたことあるけど、何に使うかよくわからない方も多いのではないでしょうか!

一般的に重曹と呼ばれるのは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)という物質のこと。

もう少し簡単に言うと、食塩水に二酸化炭素を加えることで作られる、弱アルカリ性の物質のこと。

さらに簡単に言うと、肌と環境に優しい白い粉末のことです。

なんか、安心安全で、お掃除に使える粉なんだな、くらいに思っておけば充分だと思います。

手垢や皮脂汚れをはじめ、油汚れなどの酸性汚れを中和して分解してくれるので、キッチンの掃除で活躍するというわけです。

さらには消臭効果もあるので、ニオイの気になるキッチンのお掃除では、一石二鳥のアイテムということですね!

クエン酸

続いてクエン酸。

レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の果物などに含まれる成分で、「酸っぱい」と感じるものの正体がこのクエン酸なんです!

このクエン酸は、摂取した場合、疲労回復血流改善美肌効果などの効能が期待できます。

ですがここでご紹介したいのはそんなことではありません。

いかにお掃除に使えるのかをみなさんにお伝えしたいんです!

実は酸性には、

・除菌
・殺菌
・漂白

などの効果があるのを知っていましたか?

そしてクエン酸も紛れもなく「」です。

雑菌を退治してくれる上、キッチンに発生しやすい水垢やせっけんカスなど、アルカリ性の汚れを落としてくれるのも特徴の1つ!

しかも、多少は体に取り込んでも大丈夫なのでキッチンで使うにはもってこいですね!

この2つのアイテムをうまく使えば、キッチンの汚れにはたいてい打ち勝つことができます!

体にも優しいので、安心して使ってください!

重曹とクエン酸について、その素晴らしさをご紹介しました。

先ほど必ずしも洗剤を使わなくても良いと書きましたが、実際にはおすすめしたい洗剤がいくつかあります。

もちろんナチュラルクリーニングが前提ですので、ご安心を。

初めての方、挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみて下さいね♪

それではいきましょう。

シャボン玉石けん

言わずと知れた有名メーカー。

「人にやさしいものは環境にもやさしい」

この社長の言葉からも分かるように、無添加にこだわった石鹸を作っています。

おそらく一般的に使われている洗剤、石鹸には添加物が含まれていますからね。

ナチュラルクルー二ングにはもってこいのアイテムです。

シャボン玉石けんには、先程ご紹介した重曹もクエン酸も用意されています。

ラインナップも豊富なので、一度チェックしてみるのをおすすめします♪

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シャボン玉 台所用せっけん 液体タイプ 300ml

激落ちくんシリーズ

こちらも言わずと知れた有名シリーズ。

メラミンスポンジでお世話になった方も多いと思います。

こちらでおすすめしたいのは、スプレータイプの商品。

重曹やクエン酸、電解水に至るまでスプレータイプが用意されているんです!

キッチン周りは細かい部品や、ピンポイントへのお掃除が難しいところ。

かゆいところに手が届く今回のタイプは本当に重宝しますよ♪

今まで水拭きで頑張っていた方も、ぜひスプレータイプを導入しましょう!

お掃除のしやすさ、便利さにびっくりすると思います。

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セスキの激落ちくん 密着泡スプレー 洗剤 320ml

セスキ炭酸ソーダ

ナチュラルクリーニングにおいて、重曹やクエン酸以外に欠かせない存在がコチラ。

セスキ炭酸ソーダです。

何が違うのか追ってご説明しましょう。

・セスキ炭酸ソーダとは

重曹と炭酸ナトリウムによって作られているアルカリ性の洗剤です。

「あれ?重曹と同じなのでは?」と思った方もいるかも知れませんが、少し違います。

セスキ炭酸ソーダには、水に溶けやすくアルカリ性が強いという特徴があります。重曹は弱アルカリ性なのでこの逆ですね。

なので、

・重曹のようにザラザラとした感触を残さず使える。
・重曹よりも酸性汚れに強い効果を発揮する。

という特徴があります。

この差をうまく使うことで、より綺麗に汚れを落とすことができます。

例としては水に溶かして使うのか、ペースト状にして使うのかで分けるなどです。

まずは一度重曹で試してみて、それでもダメならセスキ炭酸ソーダを。

始めはこんな感じで使って、感覚を掴んでいくのがいいかも知れませんね♪

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セスキの激落ちくん 粉末タイプ 1kg (セスキ炭酸ソーダ)

実は、万能なセスキ炭酸ソーダは、キッチンだけではなく洗濯にも使えてしまうのです!

洗剤について知ったところで、さっそくお掃除方法を見ていきましょう。

まずはシンク周りからご紹介します!

キッチンシンクの掃除方法

シンクの汚れには

・水垢汚れ
・石鹸カスの汚れ

の2種類があります。

どちらも白っぽい見た目の汚れなので、見分けるのが大変かもしれません。

ですが、水垢はアルカリ性、石鹸カスは酸性と性質は全く異なるので注意が必要です。

どちらの汚れかわからない場合は、まず水垢汚れを落とす方法を試してみましょう!

汚れの落ち具合が微妙であれば、石鹸カス汚れの可能性が高いですね。

それでは、まず水垢汚れの落とし方を見てみましょう。

水垢汚れを落とす方法

いつの間にかシンク内に付いてしまった、白くザラザラした汚れ、これが水垢汚れです。

水垢の正体は、簡単に説明すると、水に含まれるミネラルと食品内のカルシウムが結合して固まったもの。

アルカリ性の水垢汚れを落とすには、酸性の洗剤を使う必要がありますね。

洗剤ではありませんが、クエン酸もおすすめです!

でも、「酢やクエン酸でどう洗えばいいの?」と思った方もいるのではないでしょうか。

もし酢やクエン酸が手元にない時は、食器用洗剤で洗ってみるのも良いでしょう。

ただし、水垢はアルカリ性汚れなので弱酸性の洗剤を使ってくださいね!

この方法を試したけど汚れが落ちない!という時は、石鹼カス汚れの可能性があります。

そんな時は、次に紹介する石鹼カスの取り方を挑戦してみてくださいね。

石鹸カス汚れを落とす方法

食器用洗剤と水のミネラル分が混ざり、蓄積したものがこの石鹸カスです。

アルカリ性の水垢とは違い、石鹸カスは酸性の汚れなので、お掃除方法が大きく違ってくるのです。

それでは気になる落とし方を見ていきましょう!

用意するもの
・重曹
・スポンジ
・ふきん
手順
1
シンクを水で軽く洗う

シンクを濡らすことで、この後にふりかける粉の重曹がくっつきやすくなります。

2
重曹を粉のままの状態でシンクにふりかける

そのままで!?と驚くかもしれませんが、そのままでいいのです。

粉をつけ忘れた部分がないように気を付けてくださいね。

3
30分~1時間放置する

重曹をかけたままの状態で少し置きましょう。

特に気になる箇所は、歯ブラシでこすると汚れがきれいに落ちます!

4
スポンジでこすって洗う

時間が経ったらスポンジで洗っていきましょう。

5
水で流して、ふきんで水気をふき取る

水垢汚れを落とす時と同じで、洗った後はシンクについた水をふき取ってあげましょう。

しっかり水気を切ってあげる事で、よりきれいな状態が長持ちします。

まさか重曹をふりかけるだけとは…!とっても楽ちんですよね。

重曹を使っても石鹸カスが落ちなければ、「セスキ炭酸ソーダ」を使いましょう!

セスキ炭酸ソーダは重曹と比べてアルカリ濃度が高いので、より強力なのです。

水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を混ぜ、それを気になる箇所に塗り、洗い流せばOKですよ。

さて、シンクのお手入れ方法は十分理解できたと思うのですが、シンクまわりの汚れって、まだありますよね。

そう、排水口の汚れです。

せっかくなので、シンクの掃除ついでに排水口もお掃除しちゃいましょう!

キッチンの排水口の掃除方法

排水口にはヌルヌルした汚れがたまりがちです。

実はこれ、油汚れの残りや食品のカスに水分が加わることで、カビや雑菌が繁殖してぬめりが発生しているのです。

清潔なキッチンを保つためにも、定期的にお手入れをしていきましょう。

用意するもの
・台所用中性洗剤
・キッチンハイター(塩素系漂白剤)
・スポンジ
手順
1
キッチンハイターをまんべんなく吹きかける

市販のキッチン用ハイターを使い、排水口にスプレーします。

この時、ムラがあると1部分だけぬめりが残ってる…という事になるので、まんべんなく吹きかけましょう。

2
20~30分放置する

ハイターを吹きかけたら、数十分放置しましょう。

ハイターのニオイはあまり人体によくないので、可能であれば窓を開けるなどして十分に換気を行ってくださいね。

3
ハイターを水で流し、中性洗剤とスポンジで洗う

ハイターを流したら、洗剤で洗っていきます。

もし、洗っている時にぬめりが取れていない!と感じたらまたハイターを吹きかけて数十分置きましょう。

4
水で洗い流す

洗剤できれいに洗ったら、お掃除完了です。

排水口は、洗ってもしばらくするとまた汚れてきてしまいますよね。

こまめに洗える場合は、中性洗剤とスポンジでこすり洗いするだけでも十分汚れを落とすことができます。

ですが、強烈なぬめりが発生してしまった場合は、やはりハイターを使用した方が良いでしょう。

キッチンハイターは吹きかけるだけでかなりきれいな状態に戻してくれるので、家に常備しておく価値アリですよ!

ついでに蛇口の水垢もキレイに!

シンクのお掃除がやっと終わった!

…と安心しているあなた、蛇口のことも忘れないであげてください!

そういえば蛇口のお掃除なんて考えてなかった…なんて方、結構多いのではないでしょうか?

↑こちらの重曹ペーストと、先ほど使ったクエン酸スプレーで簡単にお掃除できるので、ぜひ試してみてください!

ちなみにこれは、重曹と水を3:1の割合で混ぜ合わせれば作ることができます!

そこまでの量はいらないので、小さめの皿に作るくらいで充分です!

重曹ペーストの作り方

頑固な汚れには、重曹をペースト状にした、重曹ペーストでお掃除しましょう。

重曹ペーストの作り方はとっても簡単!

それでは早速、作り方を見てみましょう。

用意するもの
・重曹
・水

重曹ペーストの作り方は、重曹と水を1:2の割合で混ぜるだけ。

蛇口のお掃除に使いたい場合は、3:1の割合で作ってみてくださいね。

コップなどに重曹と水を入れ、スプーンで混ぜるだけで完成です。

量るのが面倒な場合は、重曹に少しずつ水を加えていき、ペースト状になるまで混ぜるだけでもOK!

作り置きはせず、掃除する度に新しく用意してくださいね。

重曹をしっかり密着させたい場合は固めに、ゴシゴシ擦りたい部分にはゆるめのペーストで、など使い分けるのがおすすめです。

重曹ペーストを作ったら、歯磨き粉を歯ブラシにつけるイメージで重曹ペーストを歯ブラシにつけます。

続いて、歯を磨くイメージで蛇口の根元からこすっていきます。

磨き残しがないよう、細かい溝も注意しましょう!

磨き終わったな、と感じたら、蛇口全体にクエン酸スプレーを吹き付けていきます。

あとは雑巾で拭くだけ。

見落としがちな箇所なので、ついでにぜひお掃除しちゃいましょう!

クエン酸スプレーの容器にはこちらがおすすめです。

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シンクまわりのお掃除だけでも、見違えるようにきれいになりますね!

こちらではより詳しくシンクまわりのお掃除を解説しているので、チェックしてみて下さい!

シンクまわりをきれいにしたので、次はコンロまわりをお掃除していきましょう。

ガスコンロの掃除

コンロ、特に多くの主婦を悩ませてきた五徳は、かなり汚れやすく、お掃除もしにくいパーツの一つ。

実は、使ってすぐの温かみがほんのり残っているタイミングで水拭きすると、汚れがたまりにくくなるんです!

頑固な焦げ付きでも、しっかり落とせるので見ていきましょう!

軽い汚れなら、重曹スプレーで!

調理中に何かこぼしてしまった、少し油がとんでしまった…。

軽度な汚れなら、重曹でササっと掃除してあげてください!

用意するもの
・重曹
・スプレー容器
・ふきん

手順
1
重曹をぬるま湯で溶かす

重曹は常温の水では溶けないので、少し面倒ですがぬるま湯を準備します。

だいたい100mlに小さじ1杯の重曹を入れ、溶液を作りましょう!

2
溶液をスプレーでまんべんなく吹きかける

準備が完了したら、五徳を取り外し、シュシュっとスプレーします。

スプレー容器がない場合は、全体にかかるようにゆっくり液をたらしてください。

重曹は自然素材なので、かけすぎても問題ありません。

3
十分にスプレーしたら、濡れた布で拭き取る

重曹をかけたことで汚れが浮き出してくるので、すかさず濡れた布で拭き取りましょう!

これだけで簡単に汚れが取れてしまうんですよ!

重曹スプレーを常備しておけば、気になる時にササっとお手入れできて便利ですね。

きつめの汚れは、「熱」の力で!

お次は少し焦げ付いてしまった汚れ。

そんな時に心強い味方になってくれるのが、「熱」のパワーです!

用意するもの
・バケツなどの大きな容器
・重曹
・歯ブラシ
・ふきん
手順
1
大きめの容器に50℃くらいのお湯と重曹を入れる

お湯1Lあたり大さじ1杯の重曹を溶かしてください。

実は、重曹は熱を加えることで、油汚れを分解する力が高まるという特性があります。

しかも、お湯の熱によって油汚れ自体も落ちやすくなるんです!

どうです?熱ってすごいでしょ?

2
容器の中に五徳を浸し、1時間放置する

ここで1時間程度放置したら、歯ブラシなどでゴシゴシこすっていきましょう。

重曹×熱のパワーで汚れが浮き出ているので、おもしろいように汚れが落ちます!

作業後の水を見てみると、こんな感じ。

掃除をサボってしまうと、こんなに汚れがたまっているかもしれませんよ…!

こんなに汚れがたまる前に、しっかりお掃除してあげてくださいね!

3
水で洗い流し、乾いた布で水気をふき取る

汚れを落としきったら、水ですすぎ、乾いた布でしっかり拭き取りましょう。

水分が残っていると火がつきにくくなってしまうことがあるので、注意してくださいね!

それでもダメなら沸騰させる!

かなり長いことお掃除をサボってしまった方は、ここまでお掃除しても汚れが落ちないことがあると思います。

今回はそんなズボラなあなたのために、沸騰させて汚れを取るという裏技をご紹介します!

用意するもの
・鍋
・重曹
・歯ブラシ
手順
1
鍋に水と重曹を入れ、沸騰させる

まずは五徳のサイズにあった鍋に水、重曹を入れていきます。

水100mlあたり小さじ1の重曹を投入してください。

この時、まだ五徳は入れないでくださいね!

2
沸騰したら、五徳を投入する

沸騰してきたらさっそく五徳を投入!10分程度グツグツさせましょう!

お風呂に入っているみたいで、五徳も気持ち良さそうです!

3
10分程経ったら、火を止めしばらく置く

だいたい10分たったくらいで火を止め、触れるくらいに冷めるまで放置します。

放置していると、今まであんなに悩まされてきた油汚れが、みるみる浮いてきます!
びっくりですね!

4
歯ブラシなどでゴシゴシ洗う

十分冷めた!と感じたら、歯ブラシなどでこすっていきます。

ちなみに、汚れ落としにつかった水を、通常の水と比較するとこんな感じ!

もちろん右の容器が使用した水です。

…衝撃ですよね!

少し手間に感じるかもしれませんが、たまにはこういった掃除をしてみましょう。

こちらの記事では、頑固なガスコンロ周辺の汚れの落とし方を解説しています!

ぜひ見てみてくださいね♪

コンロの洗い方はマスターできましたが、これだけでは終わりません。

そう、グリルです。

「グリルのお掃除なんて面倒臭そう」と思うかもしれませんが、実はコンロの洗い方とかなり似ているのです。

せっかくなのでグリルのお掃除方法もマスターしちゃいましょう!

キッチングリルの掃除

魚を焼く時などに使われるグリル。

焼いて食べるまでは良いけれど…後片付けがかなり面倒ですよね。

食器と同じようにスポンジで洗っていても、焦げが中々取れなかったりもします。

そこで今回は、網などについた焦げも簡単に落とせちゃう方法を紹介します!

用意するもの
・食器用中性洗剤
・重曹
・スポンジ
手順
1
受け皿と網を取り外す

取り外した後は、別々の状態でシンクの上に置きましょう。

2
受け皿と網に熱湯をかける

ここで、熱湯を直接かけてしまいます。

網が浸るくらいが目安です。

判断が難しい方は、受け皿と網の前面に熱湯がいきわたるくらいと考えておきましょう。

3
重曹をふりかけてしばらく放置

重曹を粉のままの状態で直接ふりかけます。

この時、粉の白さが目で見て確認できるくらい、全体にたっぷりとかけましょう。

重曹をかけたら、10分程放置します。

4
重曹を洗い流し、洗剤とスポンジで洗う

重曹を1度水で流したら、食器用の洗剤とスポンジでゴシゴシ洗っていきます。

自宅にたわしがある場合は、たわしを使ってもOKです。

洗い終わったら洗剤をキレイに流し、乾燥させれば完了です。

換気扇・レンジフードのお掃除

まずは主婦の1番の敵、換気扇

汚れが目に見えにくいと言うこともあり、大掃除の時くらいしか触らないという方も多いのではないでしょうか!

1年間ため続けた油汚れは想像を絶するほど。見たくもないですよね。

ですが、そんなショッキングな汚れとも、いつかは向き合わなくてはならないもの。
極力はやめに対応するようにしましょう。

基本的に、換気扇の汚れは、洗剤を溶かしたお湯でつけおき洗いすることで対応することができます!

ちなみに、こびりついた油汚れにはアルカリ性の洗剤を使うのが効果的ですよ!

まずは説明書通りに分解し、分解したパーツを、洗剤を入れたお湯でつけおきします。

油汚れ用の洗剤がベストですが、ない場合は重曹でも対応可能ですよ!

だいたい1時間ほど放置したら、スポンジや歯ブラシを使って、浮いてきた汚れを落とします。

仕上げに水でよくすすいだら、部品についた水分をしっかり拭き取り、乾かしましょう。

ちなみに、落としきれなかった頑固な汚れは、下の手順で作った重曹ペーストで10分ほどパックし、歯ブラシなどでこすると、うまくとれる可能性があります。
ぜひ試してみてください!

水気が残っているとカビの原因になってしまうので、作業後はよく乾かしてくださいね!

乾いたら再度取り付けて、完了です!

レンジフードのお掃除方法

レンジフードは、取り外ずさなくともお掃除できます!
ですが、注意していただきたいのは、換気扇も電化製品だということ。

壊れてしまう恐れがあるので、レンジフードのお掃除で水を使うのはNGです。

基本的には、キッチンペーパーに洗剤を吹き、それで拭くだけでOK!

頑固な汚れは、写真のようにパックすることで、落としやすくなりますよ!

こちらではより詳しく換気扇・レンジフードの掃除について解説しているので、チェックしてみて下さい!

ここまででシンクまわり、コンロまわりをお掃除しました。

ですが、電子レンジや冷蔵庫も、気づいたら汚れがたまっている家具の一つなのではないでしょうか。

お掃除をさぼっていたら、頑固なシミがついてしまって、水拭きでは取れない!なんてことにもなりかねません。

でも、安心してください。

そんなズボラなあなたでも簡単にお掃除できちゃう方法があるんです!

それではまず電子レンジのお掃除方法から見ていきましょう。

電子レンジのお掃除方法

なんと、重曹水をレンジでチンするだけで、お掃除できちゃうんですよ

ではさっそく、電子レンジの掃除を始めましょう!

ちなみに、我が家の電子レンジの中身はこんな感じ↓

…ひどい。
油が固まって、カビも生えてきちゃっています。

このなかで食べ物を温めてたなんて、人生知らない方が幸せなこともありますね。

ではさっそくお掃除にうつっていきましょう!

電子レンジ本体のお掃除

まずは本体のお掃除をしていきましょう。

あ、お掃除の前に、電子レンジ内のお盆は取り出しておいてください!

あとで個別にお掃除します!

用意するもの
・重曹
・ふきん
手順
1
コップに重曹と水を入れる

まずは下準備。

コップに大さじ1杯ほどの重曹を入れてから、重曹:水=1:4になるようにコップに水を注ぎます。

2
コップを電子レンジの真ん中にセットし、4分間レンジで温める

溶液が準備できたら、電子レンジの真ん中にコップを置き、レンジでチンしていきます!

ここで現在のみなさんの頭の中を代弁します。

重曹を電子レンジを温める?何言ってるの?

…みなさんの気持ちもよくわかります。ですが、思い出してください。油汚れ・カビは、とてつもなく固い頑固な汚れでしたよね!

この汚れを溶かし、簡単に拭き取れるようにする技なんです!

3
10分放置する

チンが終わったら、そのまま10分ほど置いておきます。

そうすることで、重曹が生みだした蒸気を、レンジの隅々まで行き渡らせることができるんです!

この状態で中を確認するとこんな感じ。

油汚れが少し溶けだしてきています!

4
ふきんでレンジ内全体を拭く

あとはいらない布で拭けば完了です!

電子レンジの中が思い通りピカピカになってくてました!

また、重曹は消臭効果もあるため、ニオイも取れてました。一石二鳥ですね。

そして続いては、電子レンジのお盆のお掃除を見ていきたいと思います!

電子レンジのお盆のお掃除

では次に、レンジのお盆をキレイにしていきましょう!

ちなみに、我が家のお盆はこんな感じ・・・。

こちらもひどい汚れですね。

用意するもの
・重曹
・スポンジ
・ふきん
手順
1
お盆に直接重曹をふりかける

このように、全体にまんべんなく重曹をふりかけていきます。

2
水を入れて、つけ置きする

これである程度は汚れが浮いてくるはずです!

5分を目安にしばらく置いてください。

3
スポンジを使って洗う

5分ほど経ったら、スポンジでこすっていきます。

4
洗い流して、ふきんで水気を取る

洗い終わったら水で流し、ふきんでしっかりとふき取りましょう!

それが完了したら完成です。

どうです?だいぶ綺麗になりましたよね!

これで完了!

電子レンジのお掃除はバッチリです!

こちらでは電子レンジ掃除についてより詳しく解説していますので、チェックしてみて下さいね♪

冷蔵庫のお掃除

冷蔵庫は、汚れはもちろん、ニオイも気になるキッチン家具なのではないでしょうか。

そこで活躍するのが、またもや重曹!汚れもニオイも落としちゃいましょう!

また、食材をいれる場所なので、ナチュラルクリーニング大定番の重曹なら安心ですね!

用意するもの
・重曹
・ふきん
・スプレー容器
手順
1
冷蔵庫内の食材を取り出す

まずは冷蔵庫の中身を空にします。

また、このタイミングで必ず電源を切ってください!

意外と大変なので、食材が少ない時をねらってお掃除するようにしましょう!

2
重曹を水に溶かし、スプレー容器に移す

重曹:水=小さじ1杯:200mlの割合で重曹スプレーを作っていきます。

3
冷蔵庫内にスプレーして液をかける

汚れが気になる箇所に、集中的にスプレーしていきましょう!

スプレー容器がない場合は、布に液をしみこませてから冷蔵庫内を拭いてくださいね。

4
スプレーした所を、ふきんで拭き取る

スプレーしたら、綺麗な布で拭き取っていきます。

冷蔵庫内は食べ物汚れなど、カビが生えやすい場所です。

しっかり拭き取ったら、パストリーゼなどのアルコールできっちり除菌しましょう!

メーカーによってはアルコールの使用がNGな場合もあるので、説明書を確認してください!

こちらでは冷蔵庫まわりの掃除方法も紹介しているので、チェックしてみて下さい!

キッチンの壁や床の掃除

忘れてはいけないのが、キッチン周辺の壁や床です。

知らない間に、水拭きだけでは簡単に落ちない汚れができてた…なんてこともよくありますよね。

今回は、そんな頑固な汚れも落として、キッチンを丸ごとキレイにする方法をご紹介します!

用意するもの
・重曹
・スプレー容器
・ふきん
手順
1
重曹と水を混ぜ合わせる

重曹と水を小さじ1:200mlの割合で作っていきます。

お気づきの方もいるかもしれませんが、壁や床についた油汚れを落とすために、アルカリ性の重曹を使っているのです。

2
液をスプレー容器に移す

作った液をスプレー容器に移していきます。

3
壁や床にスプレーする

気になる箇所を重点的に、直接スプレーしていきましょう。

スプレー容器がない場合は、布に液をしみこませてから拭いてみてくださいね。

4
ふきんで拭き取る

スプレーした部分をふきんで拭き取ったら、完了です!

キッチン壁用シートを使えば、コンロまわりの油汚れの防止にもなるので、使ってみるのもいいですね!

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キッチンを日頃からお手入れしよう!

キッチン周りをいつもキレイに保つための方法…

それは、強力な洗剤でも、便利アイテムでもなく日頃のお手入れです。

面倒くさくなってしまう気持ちも分かりますが、「使ったら洗う・拭く」を徹底するだけで、大がかりな掃除をする手間がなくなるのです!

・シンクやグリルは使い終わったら洗う
・ガスコンロ周りはこまめに水拭きする

特にこの2点は、日常的に心がけておくと良いですね。

こまめにお掃除して、清潔なキッチンを保ちましょう!

キッチン掃除はプロにお任せ!

この記事をご覧の皆さん全員が、
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まとめ

いかがでしたか?

毎日使うキッチンは、知らない間に汚れがたまっていってしまいます。

面倒そうなイメージのあるキッチンのお掃除ですが、日々ちょっとしたお手入れを続けることで、清潔で安全なキッチンを保つことができますよ。

また、もしお掃除をサボってしまった場合でも、正しい方法でお掃除すればきちんと汚れを落とすことができます。

今からでも遅くありません!

汚れてしまった部分をちゃんとお手入れして、きれいなキッチンをキープしていきましょう!

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