エアコンをつけて、「あれ、なんかカビ臭い」と感じたら、エアコン掃除が必要だというサインかも知れません。
エアコン掃除をサボって運転効率が下がると、電気代にまで影響があります。仮に、運転効率が30%下がると、135日間で1万円近く損をすることも!
さらに、エアコンの故障の原因になり、寿命が縮まってしまします。エアコンは汚れやすいので、適切な頻度で掃除やクリーニングをしましょう!
目次
エアコンを心地よく使うために、実はとっても大事なのがお掃除!
定期的に掃除をしないと、さまざまなリスクがあるんですよ。代表的なリスクは以下のとおり。
エアコンの内部が汚れていると、熱交換機やファンの効率が落ち、冷暖房の効きが悪くなります。
そうなると、余分に電力が必要になって、電気代が高くなってしまいます!
湿度が高く、適切な温度であるエアコンの内部はカビが発生しやすい環境です。
エアコンの内部にたまったカビやホコリが空中に浮遊して、これらを体内に吸い込むと…体にいいわけがないですよね?
アレルギー症状が出てしまうと、咳やくしゃみ、鼻水で苦しむことになってしまいます。
ひどくなると、「結膜炎」や「皮膚疾患」を引き起こすこともあるほど…!
カビが多い状態でエアコンを使用すると、部屋全体にカビのニオイが広がってしまいます。
気持ち良い空気の中で快適な生活を送るためにも、エアコンは定期的にお掃除をする必要があることがわかりますね!
定期的にお掃除しないと、さまざまなリスクを抱えてしまうエアコン。
自分でのお掃除ももちろん重要なのですが、たまにはしっかりプロにお願いしてお掃除をすることも重要です。
効率よく快適に使い続けるには「年1回プロに依頼、2週に1回フィルター掃除」という頻度がベストです!
自分でもしっかり掃除はしているつもりだけど、プロの掃除ってそんなに大事?うちはスプレーも使って奥まで掃除してるし大丈夫だと思うんだけど。
そう思われた方も多いかもしれません。
プロのエアコンクリーニングの業者さんは、スプレーでも届かないフィンやファンといった奥の部品まで、エアコンを分解して徹底的にクリーニングをしてくれるのです。
機材がないとできないし、壊してしまう恐れもあります。自分でのお掃除では、なかなかそんなところまでは掃除が行き届かないですよね。
それでも汚れや菌は、そんなことお構い無しに、奥の方にも溜まっていきます。
何度も何度もプロにエアコンクリーニングを頼む必要はありません。でも、1年に1度は、中まで徹底的に掃除をしたいものです。
プロのエアコンクリーニングの効果が気になるあなたに!
「エアコンクリーニングを頼む前に読みたい!3分でわかるプロのお仕事」でプロがどういった作業をしているのかを詳しく紹介しています! Before Afterの色の違いは衝撃ですよ……。
しっかりと内部まで掃除を行う場合は、春か秋!つまり「夏が始まる前」か「夏が終わった後」がベストです。
夏のシーズンは、冷房をたくさん使うことになります。冷房を使うと、エアコン内部に結露が発生して、カビの温床となるのです。
そこで、夏にたくさんエアコンを使うことを見越して「春先に大掃除する」か、夏にエアコンをたくさん使ったので「秋口にまとめて大掃除する」のがベストとなります。
また、春や秋のシーズンは、プロも低価格にするキャンペーンを行っている場合が多いです。まさに値段と使用状況、共にベストなシーズンなのです。
「ユアマイスター」では、エアコンクリーニングのプロ「エアコンクリーニングをするのに最適な時期や頻度を教えてください。」と聞いてみました!
たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。
おそうじサービスS.O.Sさん(東京都)
クリーンラベル株式会社さん(福岡県)
ハウスクリーニング ラボさん(大阪府)
エアコンを使っている状況や設置している場所によって、エアコンクリーニングの頻度は変わるようです。
とはいえ、やはり、おおよそ1年に1回が目安になりそうですね。
「どれくらいの頻度が最適かは、実際に見ないと」とおっしゃるプロも多いので、一度ご相談してみてもよさそうです!
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決(アスクマイスター)」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
プロにエアコンのクリーニングを頼んだ場合、1万円弱~1万2000円程度かかります。
一方、エアコンにお掃除機能がついている場合は1万5000円~1万8000円程度です。
お掃除機能がついている方が汚れが少ないので、安く済むと思うかもしれません。
けれど、お掃除機能は構造が複雑なため、作業時間が長くなります。その分、料金が高くなっているのです。
う~ん、意外ですね!
クリーニングの仕方は業者によってそれほど違いはありません。ただし、料金をはじめ、申し込みや支払い方法には差が出ます。
料金はお伝えした相場を参考にしましょう。
申し込みは電話であったりネットであったり、支払いはクレジットカードが使えたり現金のみであったりさまざま。
自分のライフスタイルに合わせて、どの業者を選ぶか決めましょう♪
じゃあプロに頼んでおけばもう全部大丈夫!!と言うわけにも行かないのが悔しいところです。
お部屋の空気に直に影響するエアコン。汚れもそれなりのスピードで溜まっていってしまいます。
お部屋の掃除は1年に1回じゃありませんよね。いつもお部屋を掃除するのと同じくらいの感覚で、エアコンのお掃除も必要なのです。
とはいえ、プロのように毎回毎回分解して…!といった大それた作業は必要ありません。
カバーを外せば簡単に取り外せるフィルター。最低限これだけ洗っていただければ、快適にエアコンを使っていくことができます!
フィルターは取り外すだけで、自分で簡単にお掃除することができます。そこで「月に2回」を目安に、頻繁にお掃除しましょう。
エアコンの上や表面のホコリを拭くなど、手の届く範囲の掃除も同じ頻度で行うと、さらにGOOD!
おすすめ 商品
初めのころに、しれっと名前が出てきた、冷却フィンやファンといった部品。
これらの部品も「頑張れば」お掃除できないことはありません。特に、フィンは一応、専用のお掃除スプレーなども売っています。
ですが、ファンの掃除はかなり大変。洗浄液の飛び散りからお部屋を守るビニールを取り付けるなども必要です。
それに、そもそもそこまで高い頻度で掃除が必要なものでもありません。
フィンやファンのお掃除は、プロに頼むのがオススメです。
エアコンの汚れをあらかじめ予防するなら、エアコン内部にホコリが入りにくいように専用カバーやフィルターを使うようにしましょう。
ただ単にエアコンの上にタオルをかけておくだけでもOKです♪
おすすめ 商品
エアコンは家庭用の場合、「通常タイプ」「お掃除機能タイプ」の2種類、業務用にはさらに数種類あります。
お掃除機能のあるタイプを使っていると、「掃除をしなくてもいいのでは?」と思ってしまいがち。
でも、実は綺麗にできるのはフィルターだけなのです。その他の部分は、人の手でお掃除する必要があります。
カビが生えてしまってからお掃除するのではなく、その前から徹底したお手入れをこまめに行っていくのが最善策。
でも、時間もかかるし、なかなかむずかしい…。なんてことは、言ってられません。
お掃除をするタイミングは、エアコンから嫌な臭いがしたら、です。
心当たりがあれば、今すぐ掃除を始めましょう。
汚れたエアコンを使っていると、さまざまな問題の原因になります。
病気につながったり、電気代がかさんだり…徹底的にお掃除して、賢くエアコンを使いましょう。
しかし、自分でエアコンを掃除するのには、どうしても限界があります。そこで活躍するのがプロです。
ぜひ徹底的なお掃除を依頼して、きれいなエアコンを使っていきましょう。
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