「トイレの掃除って面倒くさいよな~。」と思っているうちに、「便器に黒ずみが!!」なんてことは誰もが経験したことがありますよね?
この黒ずみは通称サボったリングといわれています。
サボったリングが出現すると一気にトイレが不潔に見え、放置しているとどんどん落ちづらくなってしまうんですよ。
「この前、サボったリングと奮闘したけど汚れが落ちなかった~!」という人は、サボったリングとの戦い方が違うのかも!
今回は、サボったリングに圧勝するとっておきの戦略を特別に教えちゃいますよ!
さあ、サボったリングとの仁義なき戦いを始めましょう!
そもそも敵を知らないと戦略なんて立てられないですよね。
まずはサボったリングについて情報を仕入れましょう!
サボったリングの正体は
の3つです。
さらに詳しく分析していくと、
に分けることができます。
アルカリ性は酸性に弱く、酸性はアルカリ性に弱いという特徴があります。
それを踏まえると、
が効果的なことは自ずと見えてくるのではないでしょうか?
使うべき武器はもう分かりましたよね?
そう、酸性洗剤とアルカリ性洗剤!
この2つの洗剤を仲間にしてから戦いに行きましょう。
言葉ではわかりにくいと思うので、図にまとめました!参考にしてください。
ただし、酸性洗剤とアルカリ性洗剤は犬猿の仲なので混ぜると私たちの体に害のあるガスが発生します。
ただの自滅行為なので絶対にやらないでくださいね。
時間がたつと尿石・水垢の汚れがカビに変わるので、まずは酸性洗剤を使ってサボったリングとの戦いに向かいましょう。
それでも落ちなかったら、必ず1日空けてからアルカリ性洗剤と再び戦いに向かってください。
サボったリングとの仁義なき戦いにおいて使うべき武器が分かったところで、重要になるのは戦い方ですよね。
ゴシゴシ頑張ってこすってもサボったリングは痛くもかゆくもありません。
トイレが傷つくかもしれないので、むしろトイレを犠牲にしているとも言えます。
トイレを傷つけずにサボったリングを消滅させる方法を、実際に戦いながら解説していきますよ!
サボったリングの主な汚れは便器にこびりついた尿石なので、まずは酸性洗剤を使いましょう。
これでサボったリングを撃退できれば良いのですが、黒ずみが残っている場合はアルカリ性洗剤を使います。
先ほども言いましたが、酸性洗剤とアルカリ性洗剤は犬猿の仲です。
酸性洗剤で落ちなかったからといって、すぐにアルカリ性洗剤使ってしまうと有毒なガスが発生します。
必ず、1日以上空けてサボったリングと戦わせましょう。
まずは、「ブルーレット サボったリング」を使って戦う方法を紹介していきます。
さあ、いよいよ仁義なき戦いの始まりですよ!
おすすめ
商品
便器内の水が溜まっている部分に粉末洗浄剤を入れて、30分~1時間置いておきます。
投入する時は、粉が飛び散らないように、近くから入れてあげましょう。
時間を置いたら、泡がなくなるまで水を流して、お掃除完了です。
とっても簡単ですね!
「ブルーレット サボったリング」を使わず、酸性洗剤やアルカリ性洗剤で汚れを落としていく方法もありますよ。
酸性洗剤・アルカリ性洗剤とトイレットペーパーを使って便器内をパックしていきます!
クエン酸を水に溶かしたクエン酸水でも代用できますよ!
酸性洗剤やアルカリ性洗剤を使ったお掃除方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています♪
あわせて読みたい
サボったリング退治に成功したあなた。
もう一生、サボったリングなんて見たくないですよね。
サボったリングがあなたのトイレに近寄らなくなる方法があるので、これもぜひ身につけてください!
サボったリングを予防する方法は
の3つ!
この防御方法さえ覚えてしまえば、サボったリングともう金輪際顔を合わせなくて良いかもしれませんね。
「えっ?トイレのタンク?」って思った人いますよね?
この記事を読んでる8割の人が思ったはずです。
パッと見分からないですが、実はトイレのタンクも黒カビで汚れています。
このタンクに溜められている水が便器の方に流れてくるので、タンクの水が汚かったら便器も汚れやすく、すぐにサボったリングが出現!
なので、根本のトイレのタンクをキレイにしてしまおう!というわけです。
トイレのタンクの掃除方法は、コチラの記事を参考にしてください。
ちょっと面倒くさいですが、これが一番サボったリング対策になる裏技ですよ。
あわせて読みたい
アイテムを使って予防することは、コストはかかりますがラクですよね。
ラクしてサボったリングとおさらばしたい人は、予防アイテムを使用してみてはどうでしょうか?
今回は、
の2つの便利な予防アイテムを紹介します。
おすすめ
商品
これは便器に直接洗剤をつけるタイプのアイテムです。
水が流れるたびに、洗剤から洗浄・防汚成分が溶け出して便器内をキレイに保ってくれます。
水の流れ方によって、スタンプする位置が変わるので注意しましょう。
スタンプする時のポイントは、水の流れがある場所にスタンプすることです。
おすすめ
商品
これは、便器ではなくタンクの上に置くタイプのアイテムです。
トイレのタンクの水にこの洗剤が溶け込むことで、水を流すたびに便器の表面を洗浄・防汚成分でコーティングされ、便器をキレイに保てます。
タンクの中に重曹を溶かしておいても、同様の効果が得られるんですよ。
コストを少しでも安く抑えたい人は、重曹で代用してみてはいかがでしょうか?
サボったリングは名前の通り掃除をサボるから出てきます。
「サボらなければ、良いじゃん!」という正論をあえてここでぶつけておきますね。
サボったリングが出現しても、すぐに掃除すればキレイになるので放置せずに掃除してあげることも重要です。
サボったリングの掃除なら、塩素系の漂白剤でも良いんじゃないの?そんな風に思っていませんか?
家にある塩素系漂白剤を使って掃除した経験がある、という方もいるかもしれません。
確かに、酸性洗剤と同じく、塩素系の漂白剤も高い洗浄力を持っています。
それなのになぜ、使ってはいけないと言われているのか、その理由に迫ってみましょう。
ここまでに、酸性洗剤とアルカリ性洗剤を混ぜてはいけないと、お話してきましたが、
「塩素系洗剤を使ってはいけない!」
と言われているのも、実は同じ理由にあります。
というのも、塩素系漂白剤と酸性洗剤は非常に相性が悪く、一緒に使ってしまうと強い有害なガスが発生してしまうんです。
酸性洗剤とアルカリ性洗剤の場合、1日あけていれば問題が起きることはまずありません。
ところが、先に酸性洗剤を使い、翌日塩素系漂白剤を使用するような場合、少しでも酸性洗剤が残っていると、ガス発生の原因になります。
さらに、塩素系の漂白剤を使う目的は、除菌やぬめり取りがメイン。サボったリングの掃除には、酸性洗剤の方がはるかに効果的です。
「家族が感染性胃腸炎にかかってしまった」などの理由で、
「どうしても塩素系漂白剤で除菌したい!」という場合は、酸性洗剤をしばらく避けるようにしましょう
サボったリングには、酸性洗剤がおすすめですが、「間違えて塩素系漂白剤を購入してしまった」という場合は、トイレタンクのお掃除に使用しましょう。
トイレタンクの中、普段あまり掃除しませんよね?
その内部には、知らず知らずのうちに、雑菌やカビが繁殖していることも……。
こんな時、塩素系漂白剤をタンクに少量入れておくことで、除菌やカビ退治ができます。
この方法なら、
こともあり、酸性洗剤と混ざってガスが発生する危険はありません。
ただし、「しっかりきれいにしたいから」と大量の塩素系漂白剤を入れてしまうのはNG!
酸性洗剤と混ざる心配だけでなく、トイレタンク内のパッキンや金属を痛めてしまう原因になります。
トイレタンク内部の劣化が気になる……
という場合は、トイレタンク内に塩素系漂白剤を入れた後、1時間程度で水を流しておきましょう。
内部の漂白剤がなくなるまで流しておくことで、タンク内パーツの劣化を防ぎなら、清潔なトイレ空間を保てます。
いかかがでしたか?
サボったリングの攻略方法はおさえられたでしょうか?
仲間として連れて行く酸性洗剤・アルカリ性洗剤は強力な洗剤なので、取り扱いには注意しましょう。
酸性洗剤とアルカリ性洗剤は犬猿の仲であることは、絶対に忘れてはいけません。
これを機にサボったリングとおさらばして、キレイなトイレを手に入れましょう!
お住まいの地域から選ぶ