引っ越し費用、何がかかる?総額や費用を抑える方法について徹底解説

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2021年03月12日

就職や進学、転勤に伴って引っ越しをする際、気になるのが引っ越しにかかる費用ですよね。

引っ越しにかかる費用は、引っ越し業者に支払う引っ越し代をはじめ、物件を退去する際にかかる費用や、新居の契約の際に必要な費用など、多岐に渡ります。

「思わぬ支払いが発生して、引っ越し費用が高くなってしまった!」

なんてことにならないためにも、引っ越しが決まったら、どんな費用がかかるのかをしっかりと理解しておくことが必要。

今回は、そんな引っ越しにかかる費用を項目ごとにご紹介します!

是非、参考にしてみてくださいね♪

引っ越しにかかる費用1 引っ越し代

引っ越しにかかる費用の中で、最も多くを占めるのが、引っ越し業者に支払う引っ越し代。

引っ越し代を算定する際は、以下の項目を積み上げて計算されます。

引っ越し代の算定項目

基本運賃

基本運賃は、各引っ越し業者が、国土交通省のモデル料金に基づいて設定しているため、どこも同程度の金額で、業者によって大きな差はありません。

実費

基本運賃に加えてかかる費用のうち、引っ越し作業を行う作業員の「人件費」や、引っ越し先までの「交通費」、荷物を梱包するのに使うダンボールなどの「資材費」など言います。

業者によって基本料金に含まれている場合や、オプションとなる場合などがあるため、見積もりの際に確認が必要。

その他の費用

上記の2つに加えて、不用品の処分やエアコンの取り外し、取り付けなどを引っ越し業者に依頼する場合は、別途費用が必要となります。

引っ越しにかかる費用2 物件の退去費用

引っ越しをする際に、ついつい忘れがちなのが物件を退去する際にかかる退去費用です。

場合によっては、退去費用が高額になる場合もあるので、どのような時にどういった費用がかかるのか、しっかりと理解をしておきましょう。

物件の退去費用

修繕費やハウスクリーニング費

退去費用の多くを占めるのが、原状回復のために必要な修繕費とハウスクリーニング費。

それらの費用は、一般的に、入居時に支払った敷金でまかなわれるため、退去の際にはかからないことがほとんどです。

しかし、壁の落書きやタバコのヤニの汚れ、大きな壁の穴など故意にできた傷が大きかったり、汚れが強かったりする場合で、修繕にかかる費用が敷金だけではまかなえない場合には、退去の際に費用が必要となることも。

また、入居の際に敷金が必要ない物件に住んでいる場合は、修繕費やハウスクリーニング費が退去の際に必要となる場合が多いので、あらかじめ準備しておくようにしましょう。

不用品の処分費用

引っ越しの機会に家具や家電などの大きなものを買い替える場合、古いものの処分費用が必要となります。

処分にかかる費用は、処分するものの種類や大きさによっても異なるため注意。

また、粗大ゴミに出すのか、リサイクルショップに買い取ってもらうのかなど、処分方法によっても処分にかかる費用は変わってきますよ。

また、洗濯機や冷蔵庫などの家電を処分する場合は、有用な部品や材料をリサイクルし、資源の有効利用を推進するために、「家電リサイクル法」という法律で、処分の方法が定められています。

それぞれの処分方法をしっかりと理解して、処分にかかる費用を事前に把握しておくようにしましょう!

引っ越しにかかる費用3 新居の契約費用

引っ越しをする際に、忘れてはいけないのが、新居を契約する際にかかる費用です。

賃貸で新居を契約する場合は、引っ越し費用や前の住まいの退去費用に加えて、以下の費用がかかっていきます!

新居を契約する際にかかる費用

敷金

家賃1カ月分が目安となり、契約を終えて部屋を退去するときの原状回復費用にあてられます。

礼金

部屋を所有する大家さんに対して、お礼の意味を込めて支払われる費用で、家賃の1ヶ月分が目安となります。

前家賃

賃貸で物件を借りる場合、入居する月の家賃を前払いで支払うことがほとんど。

前家賃は、家賃の1ヶ月程度が目安となりますが、月の途中から入居する場合は、日割り家賃が発生する場合があります。

仲介手数料

物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に支払う費用です。

法律で上限は、家賃の1カ月分と決められており、0.5ヶ月〜1ヶ月分が目安となります。

仲介手数料

物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に支払う費用。

法律で上限は、家賃の1カ月分と決められており、0.5ヶ月〜1ヶ月分が目安となります。

火災保険料

賃貸物件に入居する場合、火災や水漏れトラブルなどに備えて、損害保険に加入する必要があります。

費用は、単身の場合1.5万円程度、ファミリーであれば2万円程度が目安となります。

引っ越し費用を安くする方法とは?

引っ越し費用はなるべく安く済ませたいですよね!

そんな場合は、以下の方法で引っ越し費用を安くできないか検討してみてはいかがでしょうか?

引っ越し費用を安くする方法

繁忙期を避けて引っ越しをする

繁忙期の引っ越しは、通常期に比べて、価格が2割程度高くなる傾向にある為注意が必要。

引っ越しが決まったら早めに引っ越しの予約を入れて、通常期に引っ越しができるようにスケジュールを調整することで引っ越しにかかる費用を抑えることができます。

自分で引っ越しをする

近距離への引っ越しや荷物などが少ない場合は、自分で引っ越しをするのも引っ越しにかかる費用を抑える方法のひとつです。

業者に依頼する場合と比較して、約半分〜3分の2程度に引っ越し料金を抑えるができますよ。

まとめ

引っ越しにかかる費用をご紹介しました。

どんなものにどのくらいの費用がかかるのか事前に把握して、スムーズに引っ越し作業を行えるようにしてくださいね♪