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更新日 :2024年02月29日

エアコンファンの掃除方法を紹介!シロッコファンのカビとサヨナラ〜

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エアコンのファンはきれいにしていますか?ファンはエアコンの奥の方にあるパーツなのでカビやホコリが溜まりがち…。今回は、そんなエアコンのファン掃除について解説していきます。エアコンのファンをしっかり掃除して、清潔な生活空間を保ちましょう!

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エアコンのシロッコ(送風)ファンってどの部分?

エアコンの部品構造

エアコンのシロッコ(送風)ファンとは、吹き出し口の奥にある筒状の部品のことを言います(上の図の緑の部分)。吹き出し口からエアコンの内部をよーくのぞくと見ることができますよ!この部分が回転することで、効率的に室内の風を吸い込んで室外機に送り、室外機から来る冷たい(暖かい)空気を室内に送り出しています。

エアコンのファンが汚れる原因とは?

エアコンのファンが汚れてしまう原因とはいったい何なのでしょうか?エアコンのファンが汚れる原因は主に3つ。

高い湿度や温度

エアコンのファンでは、取り込んだ空気を適温に変える作業が行われています。そのためファンの周りには暖かい空気と冷たい空気が両方通り、温度差が発生して、カビが発生しやすい環境になるのです。これは、部屋の湿度が高くても同じことが起きます。高い湿度や温度差によってカビが発生し、エアコンのファンが汚れてしまうというわけです。

タバコの煙

部屋でタバコを吸う場合、煙をエアコンが取り入れてファンが汚れてしまいます。タバコの煙にはヤニが含まれているため、茶色い汚れを発生させます。さらにニオイが強いので悪臭の原因にもなります。臭いがつくのを防ぐためにも、エアコン近くで吸うのは控えた方が良さそうですね。

ホコリ

エアコンはそもそもホコリが入り込まないようにフィルターがついていますが、すべてを取り切れるとは限りません。結果取りこぼしたホコリがファンに溜まってしまいます。そのため、ファンだけでなくフィルターをこまめにきれいにしておくことで、ファンの汚れも防げます。

エアコンのファンに汚れが溜まるとどうなる?

もしも汚れが溜まった状態でエアコンのファンを放置したら、どうなるのでしょうか?起こりうる可能性について解説していきます。

エアコンから嫌な臭いがする

エアコンのファンの汚れを放置していると、内部でカビが繁殖しエアコンから嫌な臭いが発生することがあります。エアコンを使ってお部屋を快適にしているのに気になる臭いが送風されてきたら嫌ですよね。エアコンの臭いについては以下の記事でも解説しています!ぜひ参考にしてみてください!

健康被害の可能性

エアコンのファンがホコリやカビで汚れていると、エアコンから送り出される空気にそれらの汚れが含まれてしまい、そのまま使い続けていると健康被害につながる可能性があります。喘息やアレルギー性鼻炎などを引き起こす原因にもなってしまうので、エアコンの汚れは放置せず、清潔に保ちましょう!

電気代が上がる

エアコンのファンが汚れていると運転効率が悪くなり、その分余計な電力を消費して、電気代が上がってしまう可能性があります。また、運転効率が悪くなることで風量が低下してしまうため、なかなか室内の温度が調整されないといったことにも繋がります。

故障の原因にも

エアコンのファンの汚れをそのままにしておくと、故障の原因にもなってしまいます。エアコンが故障すると、その分修理代などの余計なお金がかかってしまいます。エアコン掃除をしっかりとして、エアコンを長く清潔に使えるようにしていきましょう!

エアコンのファンは自分で掃除可能?

結論から言うと、ファンは自分でお掃除できます!自分で行うことのメリット・デメリットは以下のようにまとめられます。

メリット
費用が安く済む

デメリット
ファンのような奥の部品掃除は故障や危険の不安がある

ファンの掃除では、初心者がむやみにいじると故障したりしてしまうリスクがあるので、基本的にはプロの業者に頼むことをオススメしています。それでも、自分で掃除したいときは必ず次の3点を心がけましょう!

むやみに分解しない

エアコンのファンの掃除方法を調べると「分解する」という情報が多いですが、初心者の場合、むやみな分解はおすすめできません。たしかにエアコンの内部を徹底的に掃除するなら、分解して磨いた方がきれいになります。

しかし、知識がない状態で分解すると元に戻せなくなる可能性があるので、注意が必要です。もし、分解してエアコンを完璧にきれいにしたいのであれば、プロに依頼するのがおすすめです。

洗剤に直接触れない

エアコンのファンを掃除するときは「洗剤に直接触れない」ことを意識しましょう!洗剤には刺激が強い成分が含まれているため、素手で触れてしまうと「かゆみ」や「かぶれ」を引き起こす可能性があります。スプレータイプの洗剤を使う場合は基本的に直接触れる心配はありませんが、掃除をする際は必ずゴム手袋をして作業しましょう。

エアコンクリーナーは使ってもいい?

エアコンのファンを掃除するエアコンクリーナーやスプレーは、様々な種類が販売されていますが、基本的にはあまり使用をおすすめできません。エアコン内部の汚れが取りきれなかったり、クリーナーの洗浄成分がエアコン内部に残ったりする可能性があるからです。

自分でエアコンクリーナーを使って、エアコンのファンを掃除したいという場合は、正しい方法で汚れが残らないように洗浄しましょう。エアコンクリーナーについてはこちらの記事でも解説しています!

エアコンクリーナーではなく、カビキラーなどの家にある洗剤なら掃除できるかも?と思った方がいるかもしれません。しかし、塩素系の洗剤自体がエアコンには不向きなので、気になる方はこちらでチェックしてみてください!

お掃除機能付きエアコンでも掃除は必要?

自動でエアコンの掃除をしてくれる「お掃除機能付きエアコン」は、一般的にエアコンのフィルターを自動で掃除する機能がついています。フィルターは自動で掃除してくれますが、使用しているとファンや熱交換器などにはどうしても生活臭や汚れついてしまいます。2~3年に一度くらいを目安にエアコンのファンを掃除できるといいですね。

エアコンのファン掃除【準備編】

ここからは、自分でファンをお掃除する方法を見ていきましょう。今回は、エアコンクリーナーを使用した方法をご紹介しますね。まずは、掃除の準備をしていきます。

手順
 
1
エアコンのコンセントを抜く

エアコンのコンセントを抜いた画像

万が一掃除中に感電をしてしまったら大変です。作業を始める前に、まずはコンセントを抜きます。コンセントが見当たらない場合はブレーカーを落としましょう!

2
エアコンの養生をする

掃除を始める前にとっても大事になってくる養生。これをしないとファンからカビやホコリが床に落ちてしまうので、しっかり養生していきましょう。

用意するもの
・45Lゴミ袋 4~5枚
・ビニールテープ or 養生テープ
・ハサミ
・ゴム手袋
・ファン掃除用スプレー
3
エアコン周りを養生する

ファンの掃除では、汚水がエアコンからたくさん出てくるため、まずは念入りに養生しましょう!45Lのゴミ袋を裂いて広げ、数枚をエアコン周りの壁・床に養生テープで貼り付けます。

4
エアコンに汚水受けをくっつけて養生する

さらに、エアコンから漏れた汚水で床がびちゃびちゃになってしまわないよう、エアコンから垂れてくる汚水をキャッチするシートも作りましょう。養生と一緒で、45Lのゴミ袋で簡単に作ることができます!

エアコンの養生の仕方を解説している図

45Lゴミ袋の長い辺の片方をはさみで切り、図の右のような形を作ります。

エアコンの養生が完成したときのイメージ図

そしてこのように、エアコンの下部分にくっつけましょう!エアコンに沿うように壁にテープで貼り付けていきます。取り付けたシートの先っぽを少しだけ切り、ビニール紐などをつければ、汚水が紐を伝ってバケツに入る仕組みを作ることができます。ビニール紐がない場合は、シートの先端に穴を開けるだけでも大丈夫ですよ。

5
エアコンの下にビニールシートを敷く

養生をしていても、洗剤や水などが床に落ちてしまう恐れがあります。念のため、床にビニールシートを敷いておきましょう!これで養生は完成。

エアコンのファン掃除【実践編】

それではさっそく、エアコンのファンの掃除の仕方を見ていきましょう!まず、カビの色素がこびりついているような黒ずんだ汚れを、スプレーで洗浄していきます。

スプレー編

用意するもの
・ゴム手袋
・ファン掃除用スプレー
・霧吹き
・掃除機
・歯ブラシ

今回、ファン掃除用スプレーに使ったのは「くうきれい」です。

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商品画像
くうきれい エアコン送風ファン洗浄剤ムース、リンス AFC-503

手順
 
1
ホコリを掃除機で吸い取る

ある程度のホコリは先に掃除機で吸い取りましょう。ホコリを落としておくことで、ファンにこびりついている汚れを確認しやすくなります。

2
ルーバーを外してファンにスプレーをしよう!

ルーバー(吹き出し口)を取り外して、ファンにまんべんなくスプレーをします。特定の場所に多くスプレーをしてしまうと薬剤がなくなってしまうので要注意です。初めは少量ずつスプレーをし、残りを確認してから再度噴射するように心がけましょう。

3
ファンを回転させよう!

送風口に手を入れて、ファンをゆっくりと5~6回ほど回転させましょう。ファンを回転させることで、ファン全体に薬剤が絡まります。

4
20~30分間待つ

回転させたら、汚れを浮かせるために20~30分間ほど待ちましょう。待っている間にも、ときどきファンを回転させるのがポイントです。

5
歯ブラシで汚れを優しく擦る

汚れが浮いてきたのを確認できたら、歯ブラシでこすって汚れを落としましょう。このとき強くこすりすぎてしまうと、エアコンに傷ができてしまうので、優しくこするのを心がけてください。

6
洗剤を流そう!

洗剤をすすいでいきましょう!今回は、「くうきれい」の洗剤を落とすリンスですすいでいきました。専用のものがなければ、霧吹きに水を入れたものを洗剤にかけてすすぎます。洗剤が全部流れたら、タオルで軽く水分を拭き取ります。

7
乾燥させる

水分が残ったままにしておくと、カビが生えやすくなっていきます。水分をなくすため、約1時間を目安に乾燥させましょう。乾燥させた後、まだ残っている水分を飛ばすために送風をします。1時間程度送風を行うと、しっかり乾燥させることができますよ。送風が終わったら、ファンのお掃除は終了です。

消毒用エタノール編

そこまで汚れがひどくないときや、カビの色素がエアコンにこびりついていなければ、「消毒用エタノール」で掃除することもできます。エアコンクリーナーを使用する場合と同様、洗浄液が余計な場所についたり、お掃除後に残ったりしないように十分注意しましょう。

用意するもの
・消毒用エタノール
・水
・雑巾
・ゴム手袋

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商品画像
サイキョウ・ファーマ 消毒用エタノールIP「SP」液体 無香 500mL

手順
 
1
水拭きをする

掃除前の下準備を終えたら、全体についている汚れを先に水拭きして取っておきましょう。このとき、送風口に手を入れてファンを回すと、汚れを拭き取ることができますよ。

2
消毒用エタノールで拭く

消毒用エタノールを浸した雑巾でファンを拭きましょう。水拭きのときと同じように、ファンを回転させながら拭いていくと良いでしょう。

3
20分間送風を行う

正常に運転するか確認するため、20分間ほど送風運転をしましょう!これでお掃除は終了です。

エアコンのファンのカビ予防方法

最後に、エアコンのファンのホコリやカビの予防方法をご紹介します。普段からエアコンに汚れを溜め込まないようにしていきましょう♪

冷房使用後は送風運転

エアコンの冷房機能を使用すると、エアコンの内部の湿度が高くなっていきます。カビは湿度の高いところを好むので、使い終わった後にそのままにしておくとカビが大量に発生する恐れが…。それを抑えるために、使用後は送風運転することを心がけましょう。送風運転を1時間程度しておくと、湿度を下げることができますよ。

エアコンフィルターの掃除

エアコンのフィルターを掃除すると、内部にホコリが溜まりにくくなるため、カビの増殖を防ぐことができます。こまめにエアコンフィルターを掃除して、カビの増殖を防ぎましょう。エアコンフィルターの掃除方法については以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください!

室内の湿度を下げる

室内の湿度が高ければ、その空気を吸い込むエアコンの内部の湿度も高くなっていきます。湿度をできるだけ低く保つように心がけましょう。湿度を下げる具体的な方法としては、

・料理中は換気扇を回す
・空気清浄機を回す
・窓を開けた状態で、扇風機を回して換気する

以上のことを実践してみると良いでしょう。ちょっとしたことですが、普段の心がけによってカビの繁殖を防ぎ、電気代の節約にも繋がります。

ちなみにプロ視点からはどのような予防法がいいのかも聞いてみました!

LIVE あっぷ 大阪営業所さん(大阪府)

月に1度はエアコンのフィルターの水洗いをするのと、週に一度くらい温風を出してエアコン内部の湿気を取っておくと、綺麗な状態を保てると思います。ただ、これでカビの繁殖が絶対に防げるというわけではないので、年に1度はエアコンクリーニングをお勧めします。

アイデアルサービスさん(埼玉県)

フィルターのこまめな手入れをしてもらうことと、冷房の使用後は内部が湿っていてカビが生えやすい状態になっているので、送風をして乾燥させるのがいいと思います。エアコンによっては内部クリーン機能などがついていると思うので、そちらでもいいと思います。

なるほど、基本はこまめなフィルター掃除と、エアコン使用後の送風がカビの予防につながる、ということですね!

エアコンのファン掃除はプロにお任せ

ここまで、エアコンのファンのお掃除方法をご紹介してきました。エアコン掃除は、フィルター洗浄ならまだしも、自分の力だけで内部までしっかりとお掃除するのはなかなか大変なんですね。

「エアコンクリーナーは使いたくないし、自分で分解して掃除する自信もない」と感じたら、お掃除のプロにお任せしてしまうのがおすすめ。専用の道具や洗剤を使用することで、エアコンがここまできれいになるんです。

専門知識を持ったプロの手にかかれば、故障のリスクを抑えつつ、エアコンをキレイにしてくれますよ♪「ユアマイスター」なら、お住まいの地域に合わせてお掃除のプロを探すことができます!プロのエアコンクリーニングの詳細はこちらから!

エアコンクリーニングの内容

エアコンクリーニングは、基本的には養生→分解→洗浄の流れで進んでいきます。2分ほどでまとめた動画もあるので詳しくはこちらをチェックしてみてください!

エアコンクリーニングの料金と作業時間

エアコンクリーニングの料金と作業時間はこちらにまとめました。通常タイプのエアコンであれば、クリーニング料金は1万円前後かかるという認識で大丈夫です!(編集部調べ)

料金

 

料金

通常タイプ

8,000〜12,000円(税込)

お掃除機能付

13,000〜17,000円(税込)

天井埋め込み型1方向

23,000〜27,000円(税込)

天井埋め込み型2方向

25,000〜29,000円(税込)

天井埋め込み型4方向

24,000〜28,000円(税込)

天井吊り型

23,000〜27,000円(税込)

作業時間

 

作業時間

壁掛型 通常タイプ

約1~2時間

壁掛型 お掃除機能付き

約2~3時間

天井型

約3~3.5時間

プロと自分でやるのではどんな違いがあるか

「ユアマイスター」では、クリーニングのプロに「 エアコンを自分で掃除をしてみたのですが、業者さんにお願いするエアコンクリーニングと自分でやった掃除では汚れの落ち方や仕上がりにどのくらいの違いがありますか?」と聞きました!

便利屋ファミリー江東木場店さん(東京都)

一般の方がエアコンをお掃除する場合はフィルターのお掃除と、せいぜい外装の拭き上げくらいになると思います。汚れの酷いエアコン内部には手が届かないことが殆どではないでしょうか。プロの業者のエアコンクリーニングは基本的には外装パーツを取り外し、熱交換器(アルミフィン)やクロスフローファン(送風ファン)を専用洗剤と高圧洗浄によって洗い流していきます。室内を汚さない為の大掛かりな養生作業や、専用機材を使用してエアコン内部をお掃除するという事が大きな違いと言えるでしょう。

株式会社エムクリーンサービスさん(東京都)

自分でスプレーなどをする人はすすぎがきちんと出来ずに熱感知器が錆びてしまったり、スプレーが固まってしまい逆にホコリなどをくっつけている場合もあります。私たち業者はきちんとしたすすぎを行うので、エアコンに対するリスクも少ないですし、綺麗になっていることも実感できるようになると思います。

プロに頼めば、分解洗浄で内部まで掃除してくれますし、故障などのリスクも小さいのがポイントですね!また、利用された方の口コミはこちら!

スタッフの方が細かく清掃前と後の様子を説明してくださり安心しました。タバコの匂いもしないスタッフの方で犬と子供がいる母親としては好感が持てます。もちろんピカピカにしてくださり気持ちよくクリスマス、年末年始を迎えられそうです

ユアマイスターではさまざまな条件でプロを探すことができるので、お子さんやペットがいるご家庭、個人の希望にあったプロに頼むことができます。気になった方はぜひこちらからエアコンクリーニングをプロにお願いしてみてください!

まとめ

今回はエアコンのファンの掃除方法について解説していきました!エアコンのファンをきれいに保つには、汚れを溜め込まないための「予防」が重要です。もしファンに汚れが溜まってしまったら、お掃除のプロに依頼してエアコン内部をきれいにしてもらいましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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エアコンクリーニングの相場
8,000円(税込)〜 /1台

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