毎日しっかり掃除をしているつもりなのに、いつの間にか生えている、カビ。
家じゅう色んなところに発生してくるので、どうお掃除しようか困っていませんか?
今回は、家の場所別カビの落とし方を、まとめました!
読めば、色んなカビの落とし方をマスターできるはず。
カビと言えば思い浮かべるようなお風呂から、見落としがちな畳・壁紙まで、まるごと紹介します!
カビ落としを諦めずに、キレイなお家を保ってくださいね♪
知らず知らずのうちに生えてくる、カビ。
まずはそんなカビについて、知っておきたいことを紹介しますね。
カビが大好きな環境は、
・湿度が高い(80%以上)
・温度が適温(20~30度)
・汚れやホコリなどの栄養分がある
という条件が揃った場所。
家の中でも、水回りや、結露ができやすい場所、換気がされていない場所は要注意です!
そんなカビ、見つけたけど、そのままにしていませんか?
実は、放置するほど状況が悪くなるのがカビなのです。
小さなカビは、どんどん繁殖していきます。
カビが空気中に舞うと、カビアレルギーの原因にもなり、とても危険。
早めの対処が、大切です!
さて、ここからは、実際にカビの落とし方に入っていきましょう。
カビの落とし方を、場所別に、詳しく書いた記事と一緒に紹介していきます。
・お風呂、洗面台、シンク
・エアコン、洗濯機
・壁紙、畳、窓サッシ、カーテン
・押し入れ、下駄箱
の順に紹介するので、気になるポイントを、覗いてみてくださいね。
まずは、定番。水回りです。
お風呂や洗面台、シンクは、お家の中でも特にカビが生えやすい場所。
定期的に、しっかりとお掃除していきましょう!
水を使うお風呂は、カビといえば一番に思い浮かぶくらい、カビが生えやすい場所。
なんとユアマイスタイル編集部調べでは、8割以上の方がお風呂のカビに悩まされたことがあるのです…!
そんなお風呂のカビの落とし方は、いくつもあります。
・「カビ取り剤」を使った方法
・「重曹と酸素系漂白剤」をダブルで使う方法
・「片栗粉と塩素系漂白剤」を合わせて使う方法
お風呂のカビでお悩みの方は多いと思うので、3つとも簡単に解説しますね。
まずは、市販のカビ取り剤を使う方法。強力な洗剤を使うので、作業はとっても簡単です。
1. カビにカビ取り剤を吹き付ける
2. 15分~30分ほど放置する
3. 洗い流す
強力な洗剤を使うのは怖いかも…というときは、重曹と酸素系漂白剤がおすすめです♪
1. 重曹と酸素系漂白剤を1:1で混ぜ、ペースト状にする
2. カビに塗りつける
3. ブラシでこする
4. 洗い流す
塩素系漂白剤を、片栗粉を混ぜてペースト状にしても、使えますよ♪
1. 片栗粉と塩素系漂白剤を混ぜて、ペースト状になるまで練る
2. 片栗粉と漂白剤のペーストをカビ部分に塗る
3. 5分くらい放置する
4. 熱いシャワーで洗い流す
これで、お風呂場のカビはすっきり落とせたはず。
ただ、お風呂のカビは、側面を覆っている「エプロン」の中にもたくさん生えているかもしれません。
エプロンのお掃除の仕方は、こちらの記事をチェック。
カビの予防のしかたも書いてあるので、とってもお役に立ってくれるはずです♪
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毎朝使う洗面台にカビがあったら、なんだか家を出る前からどんよりしてしまいそう。
そんな洗面台のカビには、重曹がおすすめ。
重曹と水を3:1の割合で混ぜた重曹ペーストを歯ブラシにとって磨き、水で流すだけでOK!
すごく簡単なので、トライしてみましょう♪
洗面台のお掃除について詳しく書いた記事も、ご用意しています。
洗面台の汚れは、大きく分けて「手垢」「水垢」「カビ」「黒ずみ」の4つあるのです。
汚れの種類によって、落とし方もばらばら。
もし、カビだけじゃなくて水垢にも悩んでいる…というあなたは、ぜひチェックしてくださいね。
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キッチンのシンクの下。もしかして、なんだか嫌な臭いがしてきませんか…?
実はそれ、カビかも。シンク下は湿気がたまりやすいので、カビも生えてきやすいのです。
カビの退治には、塩素系漂白剤がおすすめです!
方法は、雑巾に塩素系漂白剤をつけて拭いた後、水拭きして乾かすだけ。
これだけでシンク下の嫌な臭いがなくなるなら、嬉しいですね。
他にも、シンク下の臭いを解決する方法はあります。
除湿剤や重曹を置くだけでも、臭いが軽減されるかも。
また、臭いの原因がカビではないこともあります。
シンク下の臭いを解決したいなら、ぜひこちらの記事を見てみてくださいね。
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カビが生えてくるのはシンク下。でも、シンクの上だって、水垢やヌメリ・サビなど、困ったポイントはたくさんありますよね。
そんなシンクのお掃除にぴったりの記事も、ご用意しています♪
2~3日に1回、重曹と酢酸スプレーでお掃除してあげるだけで、きれいなシンクが保てますよ!
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お家の空気環境に大きく関わるエアコンや、毎日着る服を洗う洗濯機。
そんな大事な家電製品にカビが生えているかも、なんて考えたくもないですよね。
エアコンから出てくる風が臭い…?その原因、もしかしたらカビなのかもしれません。
エアコンのカビのお掃除は、「自分でお掃除」か「プロにお願い」の2つの方法があります。
自分でお掃除をするなら、エアコンクリーナーを使ってキレイにできますよ♪
エアコンクリーナーを使ってお掃除するなら、こちらの記事をチェック。
エアコンクリーナーには、大きく分けて4種類。それぞれの違いも紹介しています。
クリーナーの使い方や、注意点を知って、エアコンをキレイにできるようになってくださいね♪
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ただ、危険も伴うのがエアコンのお掃除。
電子部品に洗剤がかかってしまうと、故障の可能性があります。
だから、失敗してしまうのが不安な方はエアコンのお掃除のプロにお願いするのがおすすめです!
自分でやるか、プロにお願いするかで迷っている方や、カビの予防のしかたも気になるあなたに、ぴったりの記事があります。
カビが生えてしまう理由も、しっかり解説しています。
エアコンのお掃除を始める前に、こちらも一度チェックしてみてくださいね♪
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洗濯機の内側の洗濯槽は、実はカビの宝庫。
カビをそのままにしておくと、洗濯物に黒いぴろぴろしたワカメのようなものがついてしまいます。
そんな洗濯槽をキレイにする方法は、3つ。
「酸素系漂白剤」「塩素系漂白剤」「重曹」を使う方法があります。
おすすめは、酸素系漂白剤で月に1度お掃除をすること。
発泡力でこびりついたカビを落としてくれます♪
詳しくは、こちらの記事を。
「酸素系漂白剤」「塩素系漂白剤」「重曹」でのお掃除の方法や選び方、そしてカビの予防のしかたも解説しています。
お掃除のプロの意見もあるので、要チェックです!
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次は、お家のお部屋の中を見渡してみましょう。
意外と気付かないのが、壁紙や、畳のカビ。
水回りのようにチェックしたり、エアコン・洗濯機のように異変があったりしませんもんね。
ですが、壁紙や畳にカビが生えていると、お部屋中にカビが舞ってしまって危険です。
結露によってカビが生えやすい、窓まわりも一緒に紹介しますね。
窓のサッシと、カーテンには要注意です!
壁紙に、なんだか黒い点々が…その壁紙のカビ、そのままにしていたら危ないかも。
カビは、嫌なダニのエサや、カビアレルギーの原因になってしまいます。
壁紙のカビを取るときには、カビ取り剤はあまりおすすめできません。
なぜなら、壁紙の色が落ちたり、壁紙がふにゃふにゃになったりというトラブルが考えられるから。
そこで、おすすめするのは「お酢スプレー」「重曹スプレー」と「消毒用エタノール」を使う方法です!
お酢を薄めたものと重曹を薄めたものをそれぞれスプレーしたら、タオルでふき取って、最後に消毒用エタノールを吹き付けます。
やり方は、とっても簡単ですね。
といっても、いくつか気をつけたいポイントがあるので、実際にやってみたい方は、こちらの記事を読みながらやるのがおすすめ。
壁紙のカビの予防方法まで、しっかりちゃっかり解説しています♪
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畳のあるお家、っていいですよね…。
和の雰囲気は、誰もを落ち着かせてくれるもの。
ですが、少しお手入れが必要になってくるのも畳です。
畳といえば、ささくれ!というくらい、飛び出て足などに刺さってしまうささくれは厄介なもの。
そして、これまた厄介なのが、カビなのです。
畳のカビの取り方は、軽度のカビが重度のカビか、で変わってきます。
軽度のカビは、お酢を使う方法やエタノールを使う方法など、いくつか落とし方があります。
重度のカビには、酸素系漂白剤と重曹のダブル使いで立ち向かいましょう。
詳しい落とし方は、こちらの記事でチェックしてくださいね♪
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ちなみに、最初に話した畳の「ささくれ」が気になるあなた。
朗報です。ささくれに対処する方法を書いた記事も、ご用意しています♪
畳のささくれは、自分で直そう!というのも難しいもの。
でも、ボンドで応急処置をしておくだけで、悪化を防ぐことができます。
カビを落とすついでに、ささくれも処理してしまうのが、おすすめです!
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朝起きて、まずは窓を開けて…ってあれ、サッシにカビが生えてる!
そんなことに気づいたときには、朝なのにさわやかな気持ちではいられませんよね。
サッシは、結露をくり返すうちにカビが生えてしまうことも多い場所。
そんなサッシのカビには、クエン酸と重曹が効きますよ♪
お家にある、安全なものを使ってお掃除できてしまうのは、嬉しいですね。
キレイな窓で、素敵な朝を迎えましょう!
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窓と切り離せない存在、カーテン。
そんなカーテンも、カビが気になる存在です。
カーテンのカビも、窓のサッシと同じく結露が原因で生まれてしまいます。
洗えることを確認したら、ブラシ、カビ取り剤、中性洗剤を使って、手洗いで落としましょう!
洗う前に、ドライヤーで乾かしてからブラシでこすって、落とせるカビは落としてしまうのがポイント。
カビを落とせたら、日頃から換気に気をつけて、カビ予防もしていってくださいね。
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最後に、押し入れと、靴箱。
布団や枕、洋服などをしまう押し入れと、大切な靴をしまう靴箱は、キレイにしておきたいもの。
でも、湿気がたまりやすい場所なので、注意が必要です。
高温になりやすく、湿気がたまりやすい、押し入れは、カビが生えやすい場所。
布団や枕、時期の過ぎた洋服などをしまいたくても、カビが生えていたら何もしまえませんよね。
そんな押し入れのカビ退治は、カビの種類によって変わります。
「白い胞子状のカビ」「黒い斑点のようなカビ」のどちらのカビが生えていますか?
白い胞子状なら、飛び散らないように注意しながら、拭き取ります。
ちょっと厄介な黒い斑点のようなカビは、塩素系漂白剤を使ってしっかり殺菌しましょう。
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毎日履く靴を入れておく、下駄箱。
開け閉めしているので大丈夫そうに思えて、意外とカビが生えてきてしまう場所なのです。
目に見えるカビは、掃除機またはエタノールで取ってしまいます。
取れなかった、黒い斑点のようになっているシミには、お馴染みの塩素系漂白剤を使いましょう。
また、下駄箱のカビは、特に予防が大切。ちょっと気をつけるだけで、カビの発生率ががくんと下がるはずです。
カビを予防するためにやること6つのリストも、こちらの記事でチェックしてみてくださいね♪
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いかがでしたか?
お家の中には、カビに気をつける場所が結構たくさんあります。